3月1回目のミニ例会を開催しました。
2023年3月12日 ミニ例会を開催しました。前回は強風の吹き荒れる中でしたが、今回は穏やかで春らしい日の開催となりました。メンバーは相模女子大チーム3名、ベトナムチーム10名、一般ボランティア3名、スタッフ5名の総勢21名でした。続きを読む、、、
マレーシア向け特殊器具等が東京港を出ました。
マレーシア向けの特殊器具(歩行訓練器、立位訓練器、補装具等)を中心としたプロジェクトを進めてきました。マレーシアのパートナーであるAleps Dream Factory代表のサイド氏から、「車椅子以外の治療に役立つ機器を送って欲しい」と要請があり、下記の品物を準備しました。
座位保持 歩行訓練器 立位訓練器 バスチェアー 補装具
(12台) (19台) (5台) (6台) (183足)
上記の器具に加えて通常の車椅子28台、カーシート10個も加わりました。それらの機器、器具を載せた本船が2月27日19:00に東京港を出ました。3月15日(水)頃にマレーシアのポートケラン港に到着の予定です。
今回の贈呈により、サイド氏の子どもたちへの支援の範囲拡大につながり、より多くの子どもたちが健康的な日常生活を送ることが可能になることを祈ります。
これでマレーシアに送った車椅子、バギー、座位保持は、1,648台となりました(今回の歩行訓練器や立位訓練機などは贈呈台数に含んでいません)。贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。
2023年3月3日 事務局
〇コンテナーへの積み込みの様子
本船の出港に先立って、車椅子や特殊器具のコンテナーへの積み込みを2月21日(月)に行いました。コンテナー積込み作業は日ごろお世話になっている多摩包装工業株式会社の構内での作業です。
(写真の見方)
掲載されている写真をクリックすると、拡大し連続してみることができます。
立位訓練機です。大きな荷物です。 座位保持(パンダ)です。
フォークリフトでパレットに載った荷物をコンテナーに積み込みます。
全ての荷物を積み込み終えました。森田会長が「シール」でコンテナーの扉を封印しました。
コンテナーを見送ります。
トラックは東京港のコンテナーヤードに向かいます。2月22日には輸出通関許可が下り、27日の夜に東京港を無事に出発しました。
寒い中ですがミニ例会を開催しました。
2023年2月26日、北風が強く吹く寒い日の例会となりました。相模女子大チーム4名、ベトナムチーム6名、一般ボランティア2名、スタッフ5名の総勢17名でした。
一般ボランティアには、常連の斎藤さんに加えて新しい参加者がありました。当会のホームページを見て「参加してみよう」と事前連絡をくれたTさんです。お仕事が福祉関係ということで、車椅子に大変詳しい人が来てくれました。 続きを読む、、、
朝日新聞などに3団体協同でのウクライナへの車椅子の報道
ロンドン在住のジャーナリスト木村ご夫妻の熱心な車椅子提供の要請があり実現したウクライナへの車椅子提供の記事が各新聞で掲載されました。
戦禍で苦しんでいる人たちを支援したいという思いが繋がり、「希望の車いす」「飛んでけ車椅子」、当会の3団体が車椅子を提供しました。
右は朝日新聞が掲載してくれた記事です。
(クリックすると大きくなります)
森田会長は記者のインタビューに答えて、
「これまで支援してきた途上国とウクライナで負傷した子供たちの姿が重なる。ロシアのウクライナ侵攻が始まって1年になろうとしているが、日本人の関心は今なお高いと思う」とコメントしています。
今回のオールジャパンでのウクライナへの送付はトータルで500台が目標です。今後も要請に応じて車椅子の提供をしたいと思います。
2023年 2月16日 事務局
今回のオールジャパンでのウクライナに関する記事は他の新聞でも掲載されました。
読売新聞はこちらから 東京新聞はこちらから
久々に20人超えの集まりとなりました。
2023年2月12日、この時期にしては暖かく福生市の気温は16℃を記録していました。そんな温かい日に多くの人が集まってくれました。特にベトナムチームからは11人で、その中には羽生市や熊谷市という遠方からきてくれた人もいました。続きを読む、、、
3団体協同でのウクライナへの車椅子が東京港を出ました。
ウクライナへの車椅子発送は、当会にとっては2回目です。今回は、ロンドン在住のジャーナリスト木村ご夫妻の熱心な車椅子提供の要請があり実現しました。戦禍で苦しんでいる人たちを支援したいという思いが繋がり、車いすを寄贈している3団体と海運会社、運送会社が協力してのプロジェクトとなりました(詳しくはこちらから)。
車椅子提供団体は、「希望の車いす」「飛んでけ車椅子」、当会の3者です。それぞれの団体が下記の車椅子を提供しました。
・希望の車いす 主に大人用車椅子 110台
・飛んでけ!車いすの会 主に大人用車椅子 30台
・海外に子ども用車椅子を送る会 子ども用車椅子 10台
合計150台
上記の車椅子を積載した船が、2月6日(月)18:00に東京港を出ました。ドイツのハンブルク港を経てポーランドのグディニャ港には3月14日頃に到着する予定です。ポーランドに拠点を置く車椅子の受け取り手である人道支援組織Future for Ukraine Foundation(FFU)に届けられ、ポーランド国内に避難しているウクライナ人や、ウクライナで暮らす人々に供与されると思われます。
当会が今回提供した車椅子は10台でしたが、今後も機会があれば継続してウクライナに子ども用車椅子を提供したいと思います。
これでウクライナに送った車椅子は22台となりました。贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。
2023年 2月6日 事務局
2023年2回目のミニ例会を開催しました。
2023年1月29日、本年2回目のミニ例会を開催しました。幸いにも東京都におけるコロナの新規感染者数はやや減少傾向でしたので例会を開催しました。この日も例会参加者の人数を制限してコロナ対策も徹底しました。続きを読む、、、
ウクライナへ3団体協同で車椅子を送ります
当会はこれまでにもウクライナへ車椅子を送っています。日本在住のウクライナ人トカル・レーシャさんの仲介で12台の子ども用車椅子を送りました。2022年10月に東京港を出ています(詳しくはこちらから)。車椅子を受け取った子どもの様子などの情報は届いていませんが、戦争下での作業で当方への連絡は大変なのではと想像しています。
今回は、ロンドン在住のジャーナリスト木村ご夫妻の熱心な車椅子提供の要請があり実現しました。戦禍で苦しんでいる人たちを支援したいという思いが繋がり、車いすを寄贈している3団体と海運会社、運送会社が協力してのプロジェクトとなりました。車椅子提供団体は、「希望の車いす」「飛んでけ車椅子」、当会の3者で、これまでも連携をした経験があります。希望の車いすの谷理事長が取りまとめの労をとってくれました。
3団体が準備できたのは下記の車椅子です。
・希望の車いす 主に大人用車椅子 110台
・飛んでけ!車いすの会 主に大人用車椅子 30台
・海外に子ども用車椅子を送る会 子ども用車椅子 10台
合計150台
当会からの提供台数は少ないですが、清掃・整備を必要とするために作業時間がかかり準備できたのは10台でした。
送り先は、ポーランドに避難しているウクライナ人の人道支援組織Future for Ukraine Foundation(FFU)です。3月以降にウクライナ西部の子供病院やリハビリ施設などに届けられる予定です。
車椅子のコンテナーへの積み込みは、1月26日(木)の午前中に株式会社三協大井営業所で行われました。1週間後の2月7日に東京港を出て、3月14日ころにポーランド着の予定です。
今回のプロジェクトでは、株式会社商船三井、株式会社三協の各社が無償で大きな支援をしてくれました。また、積み込みに当たっては多くのマスコミが集まってくれました。日テレ(ニュースゼロ)、朝日新聞、東京新聞、北海道新聞、日本海事新聞、海事プレス、クリスチャン新聞などです。
一日も早く車椅子を必要としている人々、子どもたちに届くことを祈ります。
2023年 1月30日 森田 祐和
(左)コンテナーは3段に区切られ、当会の子ども用車椅子は最下段に積み込まれました。
(右)関係者で記念撮影です。
(左)コンテナーが東京港に向けて出発しました。
(右)放映された日テレニュースのインタビューに答える谷理事長です。
(写真は日テレニュースサイトより。クリックするとニュースサイトへ飛びます)
2023年最初のミニ例会を開催しました。
2023年1月15日、本年最初のミニ例会を開催しました。東京都におけるコロナの新規感染者数は11,241人とかなりの人数でしたので例会を開催できるかどうかの判断を迷う状況でした。例会参加者の人数を限定してコロナ対策の徹底で開催することを決断しました。続きを読む、、、
新年、明けましておめでとうございます
当法人は、発足してから20年が経過しました。多くの方々のご支援もあり、海外の子どもたちへの車椅子の送付台数も1万台に近づきつつあります。しかし、コロナ感染の拡大とロシアによるウクライナ侵攻は、私たちの活動にとって逆風となり大きな壁として立ちはだかっています。
具体的には、車椅子整備活動の参加人数の制限、あるいは活動そのものの休止、それによる大幅な作業進行の遅滞をまねき、未整備での出荷を余儀なくされました。車椅子を未整備で送り出した国はモンゴル、パキスタン、タイ、マレーシアの4か国です。このことでどうにか車椅子在庫の飽和を避けることができています。一方、紛争により、コンテナの手配、運送費の急激な上昇が財務上の危機を増大させています。
そうした窮状ではありますが、最大のニュースはウクライナに送り出すことができたことです。第一回目は在日ウクライナ人からの緊急要請で12台を送りました。第二回目は、大人用車椅子を送るNPOと協働での10台です。現地からは、どうしても子ども用車椅子が欲しいとの要請があることから、すぐに対応しました。現在でも第三回目の声が届くことを想定し、準備をしています。
本来の送付計画の進行どおりに進まなくても、紛争地域からの要望があれば即時対応をいたします。この活動の原点も、覚悟をもって発足した以上、できるだけのことは試みる姿勢をくずすことなく力を尽くしていきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年 元旦 森田 祐和