12月は3つの学校から76台の車椅子を譲り受けました。*

 当会が海外の子ども達に届ける車椅子の大半は、関東近圏の特別支援学校から譲り受けるものです。毎年500~600台/年間の車椅子を提供してもらっています。12月は下記の学校からの提供を受けました。
・12/2  緑成会整育園 通所センター  25台
・12/18 千葉桜が丘特別支援学校   40台
・12/23 鎌倉養護学校         11台 合計 76台(12月)

これで2019年4月から12月までの間に約380台の車椅子を譲り受けました。

 提供していただいた車椅子は当会の活動の中で清掃・整備と安全確認を十分に行い、海外の車椅子を必要としている子どもたちに届けることをお約束します。車椅子を提供してくださった皆様、お手伝いをしてくださった皆様、有難うございました。             

2019年12月 事務局


------------車椅子引き取りの様子------------
 12月2日の緑成会整育園 通所センター(東京都小平市)での引き取りの様子を下記の通り報告します。同センターは、西武国分寺線の小川駅前にある障がいをもつ子どもが通いで利用する施設です。

(左)緑成会整育園病院の隣に立っている通所センターです。
(右)あいにくの雨模様の中での積み込みとなりました。


(左)25台の車椅子、バギーを積み込みました。
(右)積み込みを手伝ってくださった職員で理学療法士の小泉さんです。これまで未使用となっていた厨房に車椅子を保管していたためカビの付着が多くあったそうです。そのため、数日前にきれいにカビを落とし厨房から出しておいてくれました。車椅子はそのままで発送できるくらいきれいなものです。積み込みではできるだけ雨に濡れないように作業を行いました。

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 活動レポート22号(2019年12月)を発行しました。*

詳しくはこちらから

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 鎌倉養護学校から15台の車椅子の提供を受けました。*

 鎌倉養護学校は、養護学校の義務化が始まった1979年(昭和54年)に開校し、本年で創立40周年を迎えています。鎌倉市、藤沢市、横浜市、逗子市などから小、中、高等部まで総勢230名強の子ども達が通っているそうです。
 保護者有志の方々、職員の皆さんにお手伝いをいただきながら、車椅子、座位保持、立位保持装置など15台を受け取りました。これまでは、保護者有志の同好会の活動の一環として車椅子の収集を行なってくれていましたが、来年からはPTA活動の一環として継続していくことを予定しているとのことです。今後ともよろしくお願いします。

 本日、提供していただいた車椅子は当会の活動の中で清掃・整備と安全確認を十分に行い、海外の車椅子を必要としている子どもたちに届けることをお約束します。皆様、有難うございました。             

2019年12月23日 事務局


------------車椅子引き取りの様子------------

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 今日は清掃・整備作業が無しで、餅つき大会です。*

 今月の例会は清掃・整備作業はありません。年の瀬の師走にふさわしい餅つき大会です。相模女子大チーム、ベトナムチーム、米軍横田基地チーム、多摩工業高校チーム、エチオピアチーム、一般ボランティアなど多くの参加者でした。餅つき大会は、その準備と実行が大変です。そのために、12月の例会は餅つき大会に専念することにしました。続きを読む、

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 タイ向け90台の贈呈式報告書を掲載しました。*

 2019年6月4日に本船に積みこみを完了したタイ向け90台の車椅子は、東京港を出発し6月16日にバンコクに到着しました。その90台の車椅子の贈呈式が、11月25,26,28日に3か所の特別支援学校をタイ身体障害者協会(APHT)の会長が訪問して行われました。その贈呈式の様子がレポートとして届きましたので掲載します。なお、これらの贈呈式には当会からの参加者はありません。
・11月25日 Ratchaburi Special Education Center 報告書
・11月26日 Phetchaburi Special Education Center 報告書
・11月28日 Chanthaburi Special Education Center 報告書
 
 報告書はこちらの2019年6月の欄からもご覧いただけます。

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 贈呈実績欄に3カ国を追記しました。(贈呈実績*)

 2019年11月の贈呈実績欄にベトナム、カンボジア、モンゴルの3カ国を追記しました。これで当会が車椅子を送った国の数は24カ国となり、その総台数は8,066台です。贈呈実績欄はこちらから。

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 秋田県から1台の車椅子がフィリピンに送られました。

  2019年9月に、当会のホームページを見た秋田県に住む女性から車椅子提供の要請がありました。その女性のお父さんが経営する会社で働くフィリピン人女性が母国に娘さんを残してきていて、その子は脳性麻痺であるために車椅子を必要としているとのことでした。送られてきた娘さんの情報に従って体に合いそうな車椅子を秋田県に送りました。

以下はその女性からのメールの抜粋です。

  「現在、私の父が経営している会社にフィリピンの女性が働きに来ています。その女性はこちらに出稼ぎで来ていて、子供がフィリピンにいます。その子は脳性麻痺を患っているようです。
  11月には彼女が帰国する予定で、その際にフィリピンにいる脳性麻痺の娘さんに車椅子を贈ることができればと思っています。こちらの住所は秋田県です。そちらからお送りしていただく際の送料はこちらで負担します。
 娘さんは14歳です。身長やお尻の幅の採寸も行なっています。こちらで頑張って働いてもらっているフィリピンの人に少しでも助けになりたいと思っています。個人で脳性麻痺用の車椅子を購入することも難しいため、どうか協力していただけないでしょうか?」


秋田県の女性がフィリピンへ車椅子を送りました。
そして、その様子の写真が届きました。

「無事に娘さんが乗ることができて、その様子の
写真が送られて来たのでお送りします。こんなに
素敵な笑顔が見られて私も嬉しくなりました! 
ご協力、本当にありがとうございました! 」

こちらもうれしくなる娘さんが喜ぶ写真です。

2019年12月1日 森田 祐和 

 



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 山下さん企画の「BIKE&CAMP」が霞ケ浦で開催されました。*

 当会の例会に参加して車椅子の整備をしてくれている山下さん(公式サイトはこちら)が主催する自転車イベントが、茨城県の霞ケ浦で11月23、24日で開催されました。

 生憎と準備のための前日を含めて3日間とも雨模様での開催でした。しかしながら、そのような天候にもかかわらず、テントを利用したキャンプ泊者は38名とのことでした。出展社数は42。メーカー数80社と多くの参加者及び関係者の支援参加がありました。様々なイベント(ワークショップ等)が企画されていましたが、さすがに雨の中ではいくつかのイベントの実施を見送りました。
 23日(土)の夜はトークイベントとチャリティ・オークションが行われました。トークイベントでは、自転車で世界中を回った西川氏の経験談など興味深い話を中心に自転車とキャンプにまつわる話題で盛り上がりました。また、チャリティー・オークションではメーカーや出展社からの80点以上のグッズ提供で大盛況でした。自転車好き、キャンプ好きの人にはたまらないオークションだったようです。

 今回のBike&Campでは3つのチャリティを行っています。1つ目は上記のチャリティ・オークション。2つ目は焼き菓子のチャリティ販売です。当会のボランティアが自ら焼いたお菓子をフリー・コーヒーと一緒に販売し、寄付をしてもらいました。フリー・コーヒーは世界を自転車で回った西川昌徳さんが無償提供してくださいました。そのコーヒーは、本場ブラジルなどの生豆をその場で焙煎し、挽いて、そこでドリップして提供する文字通りの入れたてです。コーヒーとセットで焼き菓子をチャリティ購入してくれました。そして3つ目は自転車の試乗者へのレンタル・ヘルメットでの寄付です。雨模様で試乗する人はあまり多くはありませんでしたが、それでもこの機会にあこがれの自転車に乗ってみよう、ヘルメットは借りようという人がいました。

 チャリティ・オークションはその半額を茨城県の台風被災者への義援金とし、残りの半額は当会に寄付をしてくださいました。また、焼き菓子およびレンタル・ヘルメットの寄付金は当会にその全額を寄付してくださいました。総額として10万円を超える寄付金をいただきました。御礼を申し上げます。

2019年11月29日 事務局

------------ 以下は、イベントの様子です -----------

写真はクリックすると大きくなります。ブラウザの「戻る」で戻ります。

(左)霞ケ浦は一周100kmだそうです。今回は、その北湖畔にある歩崎公園でのイベント開催です。
(右)22日は準備及びプレス向けの日です。その後の2日間で多くのイベントが計画されていましたが、あいにくの雨でほとんどが中止となりました。


本部テントとその右に設置した当会の緑色のテントです。設置時は台風かと思うほどの強い風雨でした。


当会のテントの様子です。会の名前看板と子どもの写真を使ったパネルは手作りです。


(左)本部テントにはたくさんの薪が用意されていました。気温が下がり、テント前に多くの焚火ができていました。この薪は無償で配られました。
(右)3日間とも雨模様で風の強い時もありました。水たまり、ぬかるみなど会場は厳しい環境でしたが、自転車とキャンプのベテランはなんのそのの様子でした。


(左)山下さんの開会宣言に引き続き、申し込み登録で集まった参加者です。
(右)山下さんは地元のかすみがうら市の広報からビデオ・インタビューを受けていました。


(左)牛煮込みや焼きそば、焼酎のお湯割りなどを販売するテントです。こうした食べ物販売テントがたくさん出ていました。
(右)手作りのスプーン工房です。自分で真鍮をたたき出してオリジナルのスプーンをつくります。


(左)雨の中でも子どもは元気に自転車を乗り回します。自転車に飽きるとどろんこ遊びに夢中でした。
(右)トレーラータイプの荷物車を引いている自転車です。

-------- 以下は、夜および翌日のイベントの様子です -------


夜になり、湖畔の施設かすみキッチンの2階でトークショーが開催されました。


(左)机の上に並べられたたくさんのオークション品です。自転車に取り付けるバッグやロゴ入りTシャツや部品など80点以上です。これ以外にも自転車のフレーム・2万円で落札などの高価品もありました。
(右)自転車好きの参加者にはたまらないオークションだったようです。


(左)フリー・コーヒーをイベント期間中ふるまい続ける西川昌徳さんです。
(右)コーヒーとセットで焼き菓子を自転車のかごに置いてチャリティ販売してくれました。


その雨模様の中で24日(日)の30分程度の奇跡のような晴れ間がありました。強い日差しだったのでもう雨は終わりかと思わせるほどでしたが、またすぐに厚い雲に覆われ雨となりました。


開催期間はほとんどが雨でした。閉会予定の14:00前には車への撤収準備が始まりました。

参加者、出展社、実行委員会、その他関係の皆様、お疲れさまでした。

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 車椅子がモンゴルに到着しました。(贈呈実績*)

 有限会社さいとう工房NPO法人good! が協同でモンゴルに車椅子を送ってくれるとのことで10月24日に26台の車椅子を引き渡しました。その車椅子がモンゴルに届いたとの連絡を頂戴しました。到着地はモンゴル北部のオルホン県エルデネット市というところです。今後は、モンゴルの工業高等専門学校で整備をし、同市内の子ども達に届けるとのことです。工業高等専門学校における技術指導をするためにさいとう工房の斎藤さんが訪問をする予定です。
 これで当会が車椅子を送った国の数は24カ国となり、その総台数は8,066台です。贈呈実績グラフはこちらから。

2019年10月24日 事務局 

 

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 カンボジア向け90台の車椅子が東京港を出ました。(贈呈実績*)

 11月26日にカンボジア向け90台の車椅子を積みこんだ本船が東京港を出ました。12月13日ころにカンボジア・シアヌークビル港に到着見込みです。なお、今回のカンボジア向け車椅子は、10月に収集した中原特別支援学校、八王子東特別支援学校、その他の学校および個人からの車椅子が含まれています。
 これでカンボジアへの贈呈総台数は670台となりました。また、当会が送った車椅子の総台数は8,000台を超えました。ご支援をいただいている皆様に感謝申し上げます。
 贈呈実績グラフはこちらから。

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