「NPOさぼてんの花」から車椅子が届きました

 2021年5月1日に愛知県一宮市で「NPOさぼてんの花」を運営する山中 康代さん(代表理事)が6台の車椅子を拙宅まで届けてくださいました。山中さんが自ら車を運転してはるばる愛知県一宮市から福生まで来てくれたのです。その道のりは400㎞近くあり所要時間は速くて5時間はかかると思われます。そのように遠いところまで6台の車椅子を届けてくれたのです。

 「NPOさぼてんの花」では重症心身障がい児への支援活動と放課後等のデイサービス事業も行う多機能型施設です。ご自身の体験から、地域になかった重度心身障がい児向けの事業所を立ち上げた経緯があり、志の高い方です。地域の中で、障がい児、保護者、スタッフが連携をして、共に学び、考え、創ることを標榜していて、その理念に感銘しました。その事業の中で様々な理由で使われなくなる車椅子が出てきます。それらを廃棄するのではなく活かす方法がないかと調べたところ当会を見つけたそうです。

 遠方からわざわざ運んでくれた車椅子を、必ず海外の車椅子を必要とする子どもたちに届けることを約束して、帰路につく山中さんを見送りました。

2021年5月6日 森田 祐和

 
車椅子を届けてくれた山中さん(写真の左)と記念撮影です。


~~~ 「NPOさぼてんの花」について ~~~
 日本財団が運営するCANPANプロジェクトは、NPOなどの公益活動を実施している団体に関する全国規模のデータベースです。
下記はその中での「NPOさぼてんの花」の紹介文です。

 重症心身障がい児を持つ母親たちにより設立された団体であり、重症心身障がい児やその家族の「真のニーズ」を把握した、当事者ならではの想いや視点で、次の1~3に取り組んでいます。

1.重症心身障がい児が地域でいつまでも安心・快適に過ごせる場所を創る
2.重症心身障がい児の個々が持つ力を見つけ・伸ばし・発揮して、誰もが
  主役となって活躍できるようにサポートする
3.家族やきょうだい・地域の方たち等、重症心身障がい児に関わるすべての人の、
  しあわせな地域生活を目指す

〇活動の詳しい内容は下記のURLから見ることができます。
・特定非営利活動法人 さぼてんの花 基本情報
・特定非営利活動法人 さぼてんの花 – ホーム | Facebook」
・特定非営利活動法人 さぼてんの花のブログ

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  久々にミニ例会を開催しました。*

  2021年1月7日に発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は3月21日で解除されました。それを受けて、2021年4月11日に久々のミニ例会を開催しました。続きを読む。

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  地球市民賞受賞の報道がありました。(西多摩新聞)*

 2021年3月12日の西多摩新聞(毎週金曜日発行)に「国際交流基金 地球市民賞」受賞の報道がありました。

 新聞記事では、地球市民賞が1985年に創設され、2020年度は98件の応募団体のなかから当会を含めて3団体が選定されたことを紹介しています。更に、森田会長が癌に侵されながらも奇跡的に回復し、車椅子を海外に送ることを始めたことと当会の活動内容について広く紹介しています。

 森田会長は取材に「生かされた命。恩返しのつもりでこれからも社会貢献と国際交流の輪をひろげていきたい」と決意を述べました。

2021年3月31日   事務局

<下の新聞記事はクリックすると大きくなります>

(1面写真)いつも当会の活動を支援してくれる地元福生市の双子の田邉兄弟と森田会長
          真ん中が兄の田邉秀久さん、左が弟の田邉尚久さんです。
(2面写真)清掃・整備の活動の様子です

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  地球市民賞受賞式の様子が公開されました。*

 2021年2月24日に開催された「国際交流基金 地球市民賞」受賞式の様子が同基金のホームページに掲載されました。こちらからご覧ください。

 2020年度の地球市民賞への応募団体は98件で、厳正な審査の結果受賞した3団体の受賞理由が紹介されました。その後、動画による各団体の活動の様子に続き、代表者からの受賞の喜びの声が紹介されています。
 森田会長は、「多くの支援があって17年の長きにわたって海外の子どもたちに車椅子を届けることができてきた。これは、国内の活動では日本人のボランティアだけでなく日本に住む海外出身の多くの人たちが活動を支えてくれたおかげである。次世代の子どもたちが、人間らしく生きていけることと子どもたちの心が解放されることを願って今後も活動を継続します。」と受賞の御礼と決意を表明しました。

なお、関連記事を下記のURLから見ることができます。
フェイスブック_関連記事Twitter_関連記事

2021年3月22日   事務局

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  地球市民賞受賞の報道がありました。(読売新聞)*

 2021年3月2日の読売新聞に「国際交流基金 地球市民賞」受賞の報道がありました。

 森田会長は取材に「コロナ禍で思うように活動が進められず悩んでいた中で、今回の受賞は大きな励みになりました」と述べています。
 記事では、会長がこの活動を始める動機について書かれています。また、2011年にエチオピアで子どもが車椅子に乗って外に出て喜び、「ずっと外に出たかった、夢がかないました」と言われたときは「力になりたいという自分の気持ちが人に届いた瞬間で、生きていてよかった」と実感したことが取り上げられています。
 更に、今回の地球市民賞受賞の大きな理由の一つとなった「清掃・整備の場」が国際交流の場として評価されている点を取り上げています。日本に住む外国人が「母国に車椅子を送るのなら手伝わせてほしい」と彼らの言葉を紹介しています。

 改めて、これまで清掃・整備作業に加わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。

2021年3月8日   事務局

<下の新聞記事はクリックすると大きくなります>

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  地球市民賞受賞の報道がありました。(西の風新聞)*

 2021年3月4日の西の風新聞(weekly mews)に当会の「国際交流基金 地球市民賞」受賞の報道がありました。

 森田会長は取材に「17年間続けてきて受賞は励みになる。皆さんの協力のおかげ」とこれまでの支援者への感謝の気持ちを述べました。また、当会会員でタイに何度も車椅子を届けている木村さんもインタビューに答えて「子ども用車椅子がなく、大人用を使う子どもは車輪に手をはさみやすい。子ども用を届け『これでケガをさせなくてすむ』と保護者に喜ばれたのがうれしかった」と話しました。

2021年3月5日   事務局



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  地球市民賞の賞状と目録が届きました。*

 国際交流基金の2020年度地球市民賞の受賞式は、オンラインで2月24日に執り行われました。その際に(オンラインで)贈られた賞状と副賞200万円の目録が拙宅に届きました。改めて受賞を実感した次第です。
 当会の活動資金はすべてが会費、寄付金及び助成金つまり多くの人の善意により構成されています。今回の副賞は、当会にとって最大規模の支援となりました。コロナ禍がいまだ終息しない状況ですが、貴重な副賞の使い道は1台でも多くの車椅子を海外の子どもたちに届けられるように有効な活用をしたいと思います。
 

2021年3月4日   森田 祐和




      <賞 状>                <目 録>

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  地球市民賞を受賞した当会の活動紹介動画が掲載されました。*

 国際交流基金の2020年度地球市民賞の受賞式は、オンラインで2月24日に執り行われました。授賞式では当会の活動が動画により紹介されました。その動画が、国際交流基金のホームページに掲載されています。5分程度の動画ですが、当会の活動の様子がわかりやすくまとめられています。こちらからご覧ください。

2021年3月1日   事務局


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  地球市民賞受賞決定の報道がありました。(毎日新聞)*

 当会の「国際交流基金 地球市民賞」受賞決定が、2021年2月23日の毎日新聞朝刊に掲載されました。

 「国際交流基金地球市民賞は1985年に創設されました。全国各地で国際文化交流活動を通じて、日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイディアを交換し、ともに考える団体を応援する賞です」(国際交流基金ホームページより)
 2020年度の地球市民賞も、その応募者が100件近くあり選考委員により厳正な選定作業が行われ、当会は受賞3団体の一つに選ばれました。

 2月4日に国際交流基金事務局から受賞団体決定の通知および公開があると、森田会長に毎日新聞から取材申し込みがありました。その取材に応えて、「今回、このような受賞ができたのは、今日まで長い期間に渡って当会を支援してくださった多くの皆様のおかげです。心からお礼を申し上げます。今回の受賞を励みに今後も1台でも多くの子ども用車椅子を海外の子どもたちに届けたいです」と自身の思いを熱く語りました。

 すでに授賞式はオンラインで2月24日に執り行われています。同基金のホームページでその様子が掲載される予定です。公開されましたら皆様にお知らせします。

2021年2月27日   事務局



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 「2020年度 国際交流基金地球市民賞」を受賞しました

  世界の全地域において総合的に国際文化交流活動を実施する日本で唯一の専門機関である独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)が運営する「2020年度 国際交流基金地球市民賞」を受賞しました。

 国際交流基金地球市民賞は、国際文化交流を通じて日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、相互の知恵やアイディア・情報を交換し、ともに考える団体に対して国際交流基金より授与される賞のことです。

 同賞には毎年100件近くの応募件数があり、厳正な審査が行われます。そうした審査の結果として2020年度の3つ受賞団体に選ばれたことは大変誇らしく思います。2004年以来、さまざまな形で支援をしてくださる多くの皆様の総力を結集することで、途絶えることなく活動を行ってきたことが評価されたのだと思います。
 また、車椅子の清掃・整備に関わるボランティアは年々人数が増加し、高校生、大学生、一般サラリーマン、定年退職者に加え、日本に長年暮らしている海外出身の人たちの献身的な参加もあり、車椅子の整備活動は世代や国籍の違いを超えた集まりとなっています。このように国際交流の場となっていることも特に評価されました。

 今回の受賞で頂く副賞は、これまでにない大きな金額です。コロナ禍ではありますが、今後の活動の中で有意義に使い一台でも多くの子ども用車椅子を海外に届けたいと思います。

この受賞は、すべて支援、協力してくださった皆さんのおかげです。
御礼を申し上げます。

2021年2月4日 森田 祐和

授賞に関する詳しい情報はこちらから

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