活動レポート31号を発行しました。*
活動レポート31号(2024年10月)を発行しました。本号では、パラグアイ、パキスタン、フィリピンへの車椅子の発送を報告しています。
パラグアイのパートナーからは、車椅子到着から1か月程度で車椅子到着後の様子が写真と動画で届きました。たくさんの写真とメッセージが添えられていて、現地の様子をうかがい知ることができます。
パキスタンについては、パートナー自らが清掃・整備をすることができますので未整備の車椅子を42台を送りました。これは「さくら車いすプロジェクト」との共同発送です。
フィリピンへは、83台を送りました。フィリピンのパートナーは、同国内で様々な団体と連携しています。病院や、福祉団体です。そうした団体などに、車椅子や歩行訓練器、立位訓練器、座位保持装置など病院で使われる各種の機器も送りました。
上のイメージをクリックすると活動レポート31号を見ることができます。また、こちらからは31号を含めて過去のすべてのレポートを見ることができます。
2024年10月21日 事務局
秋晴れのさわやかな天気の中での作業例会でした。
猛暑の中での作業が続いていましたが、この日はようやく秋らしくさわやかな作業日和となりました。それでも日差しはかなり強く、テントとタープは用意しました。
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ウクライナ向け臨時の作業例会を開催しました。
2024年8月30日に、当会ホームページの「お問い合わせ」から、メールが届きました。「JICAから貴会を紹介されました。ウクライナに車椅子を送ってもらうことはできますか」というものでした。 相談メールを送ってきてくれたのは、ウクライナで活動する慈善団体「Misto Dobra」のアンバサダーをしている、東京在住のツジ・ヴァレリアさんです。
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まだまだ40℃超えの危険な暑さの中での作業でした。
午前9時前の気温は29℃でしたが、すぐに30℃を超えました。朝方は8月ほどではありませんでしたが、徐々に日差しが強くなり、お昼頃には気温が40℃を超えました。
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ベトナム人ボランティアのお母さんに車椅子を手渡しました。
2024年8月18日に、定例の車椅子の清掃・整備の活動を行いました。相模女子大学チーム、多摩工科高校チーム、エチオピアチーム等、多くの人が来てくれました。在日ベトナム人チームは、7人が参加してくれました。
その中の一人の女性が話しかけてきたのです。「自分たちは家族で神奈川県七沢に住んでいます。自分の子どもは下肢に障害があり、車椅子を必要としています。現在、日本の役所に申請する手続きを進めていますが、車椅子が手に入るのは早くても1年後と言われています。倉庫にある車椅子の中から、息子に合うと思われる車椅子を提供してもらえないでしょうか」
会長と相談をしました。将来的には日本の支援が受けられるとはいえ、1年以上かかるのであれば、その車椅子が届くまで在日外国人に車椅子を提供することは、会の活動主旨に反しないとの結論に至りました。
早速、子どもの体の大きさを聞き取り、候補になりそうな車椅子を探しました。幸いにも、未使用で新品状態のきれいな車椅子が見つかりました。活動終了後に、お母さんは車椅子を押して帰っていきました。大変な喜びようです。「これで子どもが自由に動き回れる。本当に有難うございます」とのことでした。
今回の車椅子の提供はこれまでにないケースでしたが、「今回のような場合も、海外の子どもに車椅子を提供しよう」と会としての総意となりました。「いただいた車椅子は海外の子どもたちに届けます」という約束で当会に車椅子を提供してくれている日本のお母さんたちも納得してくれると思います。
海外の子どもたちに、1台でも多く、使われなくなった車椅子を届けたいと思います。
2024年8月30日 事務局
お母さんから、車椅子に乗って笑顔を見せてくれる子どもの写真が届きました。
本当にうれしそうです。例会活動が結んでくれた縁です。
(写真はクリックすると大きくなります)
ソロモン諸島からの留学生に車椅子を提供しました。
2024年6月2日にソロモン諸島(英: Solomon Islands、南太平洋のメラネシアに位置する立憲君主制国家。イギリス連邦の一員にして英連邦王国の一国。首都はガダルカナル島にあるホニアラ。)から京都大学に留学している女性(Sさん)から、「障害のある弟のために車椅子を提供してもらえないか」と当会のホームページに問い合わせがありました。
「基本的に車椅子を提供することは可能ですが、日本からソロモン諸島までは、あなたご自身で運んでもらえますか。」と回答しました。そこから、弟さんの腰幅等、いくつかの寸法を送ってもらい、例会の度に彼に適合すると思われる車椅子を探し始めました。
車椅子の候補が2台見つかったので、8月23日に京都から当会の拝島にある倉庫にSさんに来てもらいました。1台目の車椅子は、「弟にぴったり」という意見でした。しかし、「弟さんは、成長している」と指摘すると、「確かにそうだ。1台目の車椅子では、すぐにきつくなるかもしれない」となり、少しサイズ的に余裕がありそうな2台目に落ち着きました。
その車椅子をSさんに手渡しました。9月4日の飛行機でソロモンに持ち帰ることになりました。「これで母の負担が激減すると思う。会の皆さんに感謝します。」と大変喜んでくれました。一日も早く弟さんに車椅子が届くことを祈ります。
2024年8月28日 森田 祐和
今回の帰国は一時帰国で、弟さんに車椅子を渡してしばらくしたら学業のために京都に戻るとのことでした。
ソロモン諸島まで持ち帰るのは大変だと思いますが、無事に帰国できることを祈ります。
(写真はクリックすると大きくなります)
今日も38℃超えの猛暑でした。
8月度の定例の活動を5日前の8月18日に開催しました。8月の第2日曜日も7月と同様に3連休の真ん中でしたので第3日曜の8月18日に変更しての開催でした。
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若葉台特別支援学校から24台の車椅子などを引き取りました。
当日は、気温が36℃超えの猛暑日でした。そんな暑さの中にもかかわらず、若葉台特別支援学校のPTAの役員と学校の先生方が集まって車椅子を引き渡してくれました。
この日の引き取り台数は、下記の24台です。
・車椅子 10台
・バギー 2台
・歩行訓練器 6台
・立位訓練器 5台
・バスチェアー 1台
同校は、2018年以来連続して車椅子の提供をしてくれています。引き取りに際していつも思うのは、PTAの役員の皆さんと先生方の連携のすばらしさです。この連携があることで、毎年途切れることなく当会の車椅子を提供してくれているのだと思います。改めてお礼を申し上げます。
今回の車椅子は、モンゴルやタイへの贈呈がその候補ですとお伝えしました。そして、また来年も提供してくれるようお願いしました。
2024年7月31日 事務局
PTA役員と先生方が私たちを待ち受けてくれていました。そこにトラックが到着しました。
学校関係の皆さんが、構内にあった車いすなどを順次トラック前に運んでくれました。そしてトラックへの積み込みも一緒に行い、24台の積み込みは短時間で終わりました。
猛暑を警戒しながら、作業を行いました。
毎月の例会は第2日曜日ですが、今月は13(土)、14(日)、15日(月)の三連休の真ん中に当たるので、第3日曜の21日に変更しての開催としました。東京は37℃の猛暑になるとの予報通り、快晴となり例会会場の気温は38℃、湿度は44%となりました。
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パラグアイから「車椅子が届いた」と報告がありました。
2024年3月26日、パラグアイ向け90台の車椅子を積載したコンテナー船が東京港を出ました(その様子はこちらから)。目的地のパラグアイ・アスンシオンには5月22日ころに到着する予定でしたが、実際には一か月遅れの6月27日に到着しました。車椅子は、早速アスンシオン・ビラモラ・ライオンズクラブの手によってパラグアイの子どもたちに届けられ、その様子を報告する写真などが届きました。
パラグアイには2022年3月に続いて、今回も90台の車椅子を送ることができました。それは、Ocean Network Express Pte. Ltd.(ONE社)が、海上輸送を無償提供してくださり、資金面では昭島中央ロータリークラブの皆さんから支援を頂戴したことが大きく寄与しています。また、歴代のパラグアイ駐日大使もサポートしてくれています。地球の裏側の子どもたちに車椅子が届けられるのはこうした支援のおかげなのです。
これで同国への贈呈は、692台になりました。今後も、多くの支援を受けながらパラグアイへの贈呈を継続していきたいと思います。
2024年7月19日 事務局
同じく車椅子に乗る子どもとその家族、アスンシオン・ビラモラ・ライオンズクラブのスタッフです。当会やONE、東京昭島中央ロータリークラブのロゴが大きく掲げられています。また、当会からの車椅子であることを示すシールも写真に収められています。