ボランティアの声

 ボランティアの声

 NPO法人 海外に子ども用車椅子を送る会では、関東圏の特別支援学校や個人の人から引き取った車椅子を、毎月第2日曜日に清掃・整備作業を行う例会を開催しています。その例会には多くのボランティアの人が参加してくれています。

このページでは、ボランティアの皆さんの活動参加の感想を紹介しています。


 〇2024年3月26日 相模女子大学2023年度卒業生 ボランティアの声

 2024年3月8日に卒業式を終えた相模女子大生5人が下記のコメントを送ってくれました。これまでの活動、お疲れさまでした。また、当会活動へのご支援有難うございました。


岡 部 さん
 お世話になりました。短い時間ではありましたが、この活動に参加させていただき、ありがとうございました。私はこの活動で車椅子を使う子ども達がどのように生活しているかなどをよく考えることが出来ました。車椅子を綺麗にしていく中で世界中の多くの子ども達が車椅子を必要としているのだと知りました。車椅子を必要とする子ども達のための活動、人の役に立つ活動に参加でき、本当に嬉しかったです。この活動を生かして率先して人の役に立つことが出来るように心がけたいです。ここで過ごした時間は私にとって学びの時間であり、大切な時間でした。今まで、ありがとうございました。

亀 井 さん
 大学1年次の冬からこの活動に参加させていただきました。コロナ禍で活動が制限される時もありましたが、定例会や様々な活動を通して、この活動をより多くの方に知っていただきたいと思うようになりました。1人の力ではできないことを、多くの人と関わりながら自分自身も成長することができ、大学生活の中でとても大きな経験をさせていただきました。ありがとうございました。これからも1人でも多くの世界の子ども達に車椅子が届きますように心から願っております。

平 田 さん
 私は、この活動に3年間携わらせていただきました。ボランティアに参加したことで、車椅子の仕組みや操作など将来誰かの助けになる為の知識だけでなく世界の現状も知ることができました。実際に国に直接行って届けることはできませんでしたが、今年度タイに行った後輩たちの写真を見て改めて活動してよかったなぁと感じました。この活動を経てとても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

橘 田 さん
 私が車椅子プロジェクトに参加をしたきっかけはコロナ禍の何もできない時期をプラスに変えていこうと思ったことです。実際に定例会に参加をし、集められる車椅子の数の多さやその届けられる全ての車椅子に国の福祉の問題で外に出ることのできない子どもたちの手に渡ることを知ることができました。お話を聞き、実際にプロジェクトに携わることで車椅子の知識や1つの車椅子を喜んでもらえるように大切にタイヤ周りの掃除や座席のゴミ取りをしました。コロナ禍でもプロジェクトに携わることで友人との出会いや企画作りといった多くの経験をすることができました。車椅子プロジェクトに参加をしたことで多くのことを知り、学ぶことができました。今後も活動を通した経験や思いやりを活かしていきたいと思います。

島 村 さん
 この活動に参加し沢山の貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございます。この活動を通して車椅子を必要とする子供達が沢山いることを知り私たちの手で何かできることはないかと日々考えながら活動をしました。私たちの力が誰かのためになっていることを願います。こういった気持ちや考え方を持つことができたことにとても感謝しております。そしてこの活動が今の自分に繋がっていると思います。大学生活、ボランティア活動をしたことで有意義な時間となりました。引き続きどんな環境でも頑張りたいと思います。

幸 眞 さん
 短い間ではありましたが、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。大学生活では海外をまたいだボランティア活動をしたいと思いこのボランティアに参加しました。基本となる車椅子の使い方や整備の方法だけでなく、日本と海外の子ども用車椅子の現状を知り、必要とされているところで自分が直接関わったものが誰かの役に立てている喜びを学ぶことができました。また、この活動を通してもんじぇ祭りや日光の氷の切り出しなど様々な活動を行う中でたくさんの方と交流を持ち自己成長にもつながったと思います。私は実際に海外で使われている様子を見学しに行くことができず残念でしたが、今後も必要とされている方々へ1つでも多く届けられる事を願っております。

 さん
 約3年間、貴重な経験をさせていただきました。多くの人と関わることのできるボランティアに参加したいという思いで始めた活動は、様々な人との関わりを経て、自分自身の成長に繋がったと感じています。そして、活動を通して、自分の頑張りが誰かのためになる喜びを感じることができました。また、今まで全く知識のなかった車椅子について詳しく学ぶことができたことも、大学生活での大きな経験となりました。今後も、車椅子を必要としている子ども達に多くの車椅子が届けられることを願っております。

佐 藤 さん
 私は、大学1年生の時からこの活動に携わらせていただきました。当初は車椅子のことや世界の現状など、知らないことばかりでしたが、車椅子の清掃や梱包作業する中で、寄付してくださる方の多さや世界で車椅子を必要としているのに手に入れられず、外に出られない子供達が多いといった現状を知ることができました。普段の大学生活では体験することのできない貴重な経験ができました。直接海外に車椅子を届けに行くことができず残念でしたが、私にとってとても有意義な時間でした。ありがとうございました。


写真は、左から島村さん、幸眞さん、岡部さん、平田さん、藤澤さんです

                                      

 〇2023年3月21日 相模女子大学2022年度卒業生 ボランティアの声

 相模女子大卒業生5人が下記のコメントを送ってくれました。これまでの活動、お疲れさまでした。また、当会活動へのご支援有難うございました。

東 野 さん
 大学1年生の時からこの活動に参加しました。最初の頃は何をしたら良いかわからず戸惑うこともありましたが、学年が上がるにつれ次第に責任感や積極性が生まれ3年生では副リーダーを務めました。
 活動に参加する中で人とのつながりや自ら行動を起こすことの大切さを学びました。困難なこともありましたが、この活動を通して車椅子についての知識を身につけるだけでなく人として大きく成長できたと感じております。最後までこのプロジェクトに参加することができ、大変嬉しく思います。本当にありがとうございました。

倉 持 さん
 入学してすぐに、大学で新しいことに挑戦したいと思い、この車椅子の活動に参加しました。その中で、定例会や多くのイベントへの参加や企業訪問を通して、車椅子を海外に届けるために関わる人の多さに圧倒されました。
 そこで感じたことは、自分にも小さなことからお手伝いできること、そしてこの活動をもっと広めたい、という思いでした。本来は捨てられてしまう車椅子を海外への贈り物にするには周知が必要だと強く思います。そのためにSNSやイベントを通して広報活動ができたことは貴重な経験となりました。4年間、小さなことですが少しでも海外の子どもたちのために活動ができてよかったです。本当にありがとうございました。

工 藤 さん
 4年間、お世話になりました。大学時代に海外の子どもたちのためにボランティア活動でき、誇りに思います。コロナ禍で、思うような活動はできませんでした。ですが、そんな中でも、できる範囲での活動を行い、世界が困惑している中、少しでも子どもたちの役に立てていたと思うと、とてもやりがいを感じていました。
 海外訪問に行けず、実際に子どもたちに会うことはできませんでしたが、私たちが携わった車椅子が子どもたちの助けになっていると願います。そして、学生時代に福祉という視点を身につけられ、とても感謝しています。社会人になっても、就職先で福祉に携わるため、この経験を活かします。貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。

村 田 さん
 大学2年次から、この活動に参加しました。コロナ禍で制限された中、海外に車椅子を直接届け、現地の人たちと関わる機会がなかったことは残念に思います。それでも定例会をはじめとする活動を通じて、まず世界を知ることができたことが、私にとっては大きな経験となりました。
 車椅子の清掃をしていた時、新品みたいになるまできれいに、と会の皆さんがおっしゃっていたのが印象的です。当たり前のことかもしれなくても、そう思って活動しているということは、活動の根本として、大事な心がけであり、大きな学びとなりました。相手を想って何かをするという大切さ、喜びを、今後の自身の活動に活かして行けたらと思います。ありがとうございました。

小 倉 さん
 大学一年次からこの活動に携わることが出来て、とても大変光栄に思います。最初は海外に行ける!という簡単な動機で入りましたが、徐々に活動していく上で、一つでも多くの車椅子を届けようという気持ちになりました。
 日本での活動では、沢山の人と関わらせていただき、普段の生活ではできないような体験もできとても貴重な経験でした。海外訪問は叶いませんでしたが、この活動を経てとても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

以 上

                                      

 〇2022年3月18日 相模女子大学2021年度卒業生 ボランティアの声

   当会の活動に参加してくれていた相模女子大学4年生の皆さんが、卒業式での記念写真(クリックすると大きくなります)と下記のコメントを送ってくれました。

  これまでの活動、お疲れさまでした。また、当会活動へのご支援有難うございました。 


以下は、卒業生から届いた活動参加の感想です。

大 村 さん
 私は大学1年生の頃から参加してきました。この活動で1番印象に残っていることは、1年生の時に参加したラオス訪問です。この訪問を通して、私たちが送った車いすがどのような現状なのかを実際に自分の目で確かめられ、とても貴重な経験をさせていただけたと感じています。この活動を通して、車いすの知識を増やすことができたことはもちろん、自分と年齢も国籍も違う人たちと一緒に活動することで、学ぶこともたくさんあり、自分自身、成長することができました。コロナウイルスの影響であまり活動に参加できなかったことは悔やまれますが、私はこの活動に参加して良かったと思っています。活動を通してお世話になった皆様に心から感謝しています。今までありがとうございました。

川 上 さん
「大学生になったから、何か新しいことを始めよう!」そう思って参加したのが、車椅子プロジェクトです。海外と関わることができるという点に魅力を感じて加入したため、車椅子について無知だった私は、最初はただ与えられたことをやるだけの受身状態でした。しかし、勉強会や定例会を通して、発展途上国における車椅子事情や厳しい現状を学んでいく中で、私だからできることがあるのではないかと考え、いつしか真剣に活動と向き合っていました。この4年間は車椅子に関する知識だけではなく、社会人との関わり方、チームで動くことの難しさなど多くのことを学び、実りある4年間でした。会の一員として活動できたことを大変嬉しく思います。ありがとうございました。

川 田 さん
 4年間の活動を通して、普段の大学生活では味わうことのできない貴重な経験をさせていただきました。一人ひとりの想いとご縁でつながるこの会は、皆様とコミュニケーションができる定例会が毎月の楽しみでした。特に1年生の時に参加させていただいた海外訪問では、ラオスの現地へ訪問し、車いすを届けている子どもたちへ会いに行けたこと、活動の必要性を肌で感じることができた事は私の何よりの財産です。4年間の経験から得た、人とのつながりと誰かのために行動する喜びを大切にし、卒業後も日々励んで参りたいと思います。相模女子大学を信頼してくださるNPO法人の皆様、及び活動を通してお世話になった全ての皆様に心から感謝申し上げます。

佐 野 さん
 私は大学1年生から、このプロジェクトに参加させていただきました。初めは、海外の障害のある子どものことや子ども用車椅子について全く知らなかったのですが、定例会や勉強会などを通して学ぶことができ、特別支援教育についてさらに知りたいと思うようになりました。この活動を通して、違う学科同士の交流だけでなく、NPOの方や地域の方との繋がりを強く感じる経験をすることができました。昨年度は、コロナウィルスの影響で思うような活動ができず、もどかしさを感じることも多くありましたが、その中でもできることを模索して行ってきた1年だったと感じています。ここでの経験を、小学校教諭として働く中でも活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

土 屋 さん
 私は大学1年生の頃からこの活動に携わらせて頂きました。この活動で一番印象に残っているのは毎月の定例会です。初めはとにかく一台ずつ丁寧に作業をしなければと必死にやってましたが、学年が上がるにつれ、車椅子を待つ子ども達を笑顔にしたいと強く思い懸命に参加し続け、達成感と共に自分がやらなければいけないという使命感を持って活動しました。このボランティア活動を多くの方々に知って頂ける事で、1人でも多くの子ども達に車椅子が届けられるよう更なる発展を願っております。この活動に参加して多くの事を学び体験した事が私の糧になりました。これからも参加できる機会があればぜひ参加したいと思います。ありがとうございました。

藤 間 さん
 この活動を通して、幅広い年代の皆さんと共に肢体不自由の子どもたちの幸せを願い、活動できたことは学生生活の中でとても貴重な経験となりました。コロナ禍により、思うような活動ができない時期もありましたが、定例会や様々なイベントに参加させて頂いた中で、これからの仕事や生活に繋がること、活かされることを沢山学びました。この海外に子ども用車椅子を届けようプロジェクトに携わらせて頂き、私はとても幸せ者です。活動を通してお世話になりました皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

富 永 さん
 大学1年生の頃からボランティアに参加させて頂き出会いの素晴らしさを感じる事ができました。高校生の方々からNPO法人の方々まで沢山の方とお話しをしたり関わる事で誰かの役に立つ素晴らしさや人と触れ合う楽しさを感じました。さらには、月1回行われていた定例会に参加したり実際に車椅子を使っている学校に訪問したり沢山の学びの場を設けて頂きました。1つ1つの車椅子に沢山の想いが詰まっているという事に気付き、車椅子でもっと救われる子達が増えてほしいです。
  最後になりましたが、このような場を作って頂いた方々には本当に感謝をしています。本当にありがとうございました。

以 上

                                      

 〇2020年3月27日 相模女子大学2019年度卒業生 ボランティアの声

 相模女子大卒業生5人が下記のコメントを送ってくれました。これまでの活動、お疲れさまでした。また、当会活動へのご支援有難うございました。

 相模女子大学卒業式での記念写真
 左から、杉原さん、島貫さん、篠原さん、
 吉原さん、杉山さんです。
(写真はクリックすると大きくなります)

島 貫 さん
 4年間何かを続けることは部活以外では初めての経験でした。最初は上手く出来なかったことや苦い経験、嬉しかったことなどが大学生活の中で1番色濃く残っている活動が車椅子の活動です。企業に訪問したことや外部の方たちとコンタクトを取る機会を得られてとても充実した活動が出来ました。この海外に子ども用車椅子を届けようプロジェクトに携わらせて頂いて私はとても幸運です。また、皆さんにお会いする時は社会人になり良い報告を添えて活動に参加できるよう、精進いたします。本当に4年間ありがとうございました。

篠 原 さん
 私は大学1年生の時から活動に参加してきました。活動に参加したことで子ども用車椅子の現状を知ることができました。参加している皆様と共に同じ目的を持って活動させていただいた時間は、普段の大学生活を送る中では経験のできないものとなりました。活動中に皆様と交わす何気ない会話からも学ぶことが多くあり、自分自身の視野も広がったように感じています。未熟な点が多く、ご迷惑をおかけすることもありましたが、皆様のおかげで成長をすることができたと思います。活動を通してお世話になった皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

杉 原 さん
 私は2年間このプロジェクトに関わらせて頂きました。初めは、子ども用車いすのことは知らなかったのですが、定例会で関わることで深く知ることができました。普通の学生生活では経験出来ない事や学べない事をここで体験することが出来ました。日本で清掃、整備、梱包された車いすを海外の子供達が使われる所も見る事が出来てとても勉強になりました。卒業した後もできる限り定例会に参加していきたいと思います。本当にありがとうございました。

杉 山 さん
 私は、1年生の頃から活動に参加させていただきました。この活動に参加していなければ知らなかったことが多く、参加できたことにとても感謝しています。普通の大学生活では経験できないようなことばかりで、とても貴重な経験ができたと思っています。4年間この活動に携わることができ、たくさんの方と関われたことをとても感謝しています。ありがとうございました。また、卒業後も参加できる時には積極的に参加していきたいと思っています。

吉 原 さん
 4年間たくさんのことを学ばせていただき、学生生活の中で一番成長することが出来たと思います。所属してすぐは、ただ関わるような形でしたが、こちらの活動では外部の方との連携、海外の担当の方とのやりとりのサポートをしていただきながら、行わせていただき社会人になる前で必要なことを勉強させていただきました。私はこの活動の経験から、将来の仕事につなげたいと考える部分が多く、こちらの活動に出会い、また皆様と出会えたことが学生生活の中の宝物です。新社会人では、4年間の経験を思い出しながら日々励んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。皆様のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。

以 上

                                      

 〇2019年3月17日 相模女子大学2018年度卒業生 ボランティアの声

卒業生20190317
2019年3月17日の例会での撮影。この日は8人の卒業生のうち5人のメンバーが出席。

 相模女子大卒業生8人が下記のコメントを送ってくれました。これまでの活動、お疲れさまでした。また、当会活動へのご支援有難うございました。

代表:下 垣さん(写真左端)
 私はこの活動に参加してもうすぐ丸四年が経ちます。はじめは右も左もわからない状態でしたが、続けていく中で様々な人と関わり、普通の大学生活を営むだけでは経験できないことを沢山させていただきました。そして相模女子のメンバーを“会員”として頼りにしていただけることにとてもやり甲斐に感じておりました。「海外に子ども用車椅子を送る会」の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

副代表:小 西さん(写真右端)
 私は大学1年生から活動に参加してきましたが、気が付けばこの活動なしでは学生生活を語れない位にかけがえのないものになっていました。多くの人が誰かにやらされているのではなく自分の意志で会に参加しており、同じ目的意識を持つ人たちと一つのことを成し遂げるのはとてもやりがいがあり、充実していました。4年間この活動に参加し、一人の人間として大きな成長をすることができました。関わった全ての方にお礼を申し上げます、本当にありがとうございます。そして卒業して終わりではなく、これからもできる範囲で定例会に参加できればと思います。

横 山さん(写真左から2人目)
 今までありがとうございました。
この活動に参加しなければ知ることができなかったことをたくさん知ることができ、たくさんの貴重な経験をすることができました。社会人になっても、どんなことにも感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。

奥 泉さん(写真中)
 私は、この活動に3年間携わらせていただきました。単なるボランティア活動ではなく、社会勉強や人との関わり方など沢山のことを学ばせていただきました。その結果、自分自身も大いに成長することができました。今後生活する中で自分の軸となる素晴らしいものを得ることができ感謝しております。本当にありがとうございました!

小此木さん(写真右から2人目)
 私は、約3年間車椅子ボランティアに参加させていただきました。この3年間は長いようで短く、短期間の中で多くの経験と挑戦をさせていただきました。おかげ様で自己成長と自分を知る機会、そして、車椅子の現状を自分の目で足で耳で体験でき、非常に濃いものになりました。また定例会では、会員の皆さまや多国籍の方々など多くの人と関わることができ毎月の定例会が楽しみになっていました。楽しく活動が出来たのも、関わった方々一人一人のおかげだと思います。ありがとうございました。感謝の気持ちを忘れずに、社会でも活躍できるよう頑張っていきます。これからも、無理のない範囲で参加できればと思います。

若 山さん
 定例会で、車椅子の清掃・整備・梱包作業という、貴重な経験に携わらせていただけたことに感謝いたします。周りの方々と楽しく交流させていただけたこと、そして車椅子を必要としている多くの子供たちのために活動できたことに喜びを感じます。お世話になった皆様、どうもありがとうございました。

江 川さん
 2年半車イスボランティア活動に参加して他学生には味わうことのできない、学びや経験がここでは出来ました。実際に現地に行って子供達に車イスを届けるのはとてもやりがいと達成感がありました。ミャンマーへ行った際、現地の親御さんが車イスの必要性をお話ししてくださり、1年間通してのボランティア活動をやって良かったと思える瞬間で、ハッピーな気持ちになれた事を覚えています。この2年半私にとって車イスボランティアは素晴らしい経験ができました。

金 刺さん
 私にとって車椅子の活動は、友情を育み、自分の成長に繋がる場であったと思います。本当にありがとうございました。

以 上

                                      

 〇2018年3月21日 4年間のボランティア活動を振り返って

 相模女子大学 4年 今井 夕月
 はじめに、4年間この活動に参加することができ、活動に参加している皆さんと様々な経験ができたことにとても喜びを感じています。

 私が『海外に子ども用車椅子を送る会』に初めて参加したのは2014年夏ごろで当時私は大学1年生でした。初めて参加した日の事は今でも忘れられません。それまでの日常生活では車椅子を使用した事がなく、触れる機会もほとんどありませんでした。それなので、活動に参加してはじめて、同じ車椅子という名前で呼んでいるモノでも子どもの体型や、使う時の用途に合わせて様々な形や大きさがあるという事を見て知ることができました。定例会の最後に理事の小田さんから『どうだったかい?素直な感想を聞かせてください。』と微笑みかけてもらい『楽しかったです。また参加したいです。』と答えました。単に掃除や整備梱包作業をすることだけではなく、その最中に普段学校にいるだけでは関わらないような方々とお話をしたり、他学科の学生や先輩、先生とコミュニケーションをとることで新しい人とのつながりができたことがとても嬉しかったです。

 4年間継続して活動に参加してきましたが、最初の2年間は本当にただ先輩の後をついていたような状態でした。3年目になり先輩たちからの引継ぎを受け、相模女子大学学生チームの中で先頭に立って活動していく中でたくさんの壁に当たってきました。しかし、そのいくつもの壁を自分たちの力で1つずつ乗り越え、カンボジアへの贈呈式にも参加させていただきました。4年目は後輩の指導と共に会員の立場として定例会に参加してきました。これまでと異なる角度でボランティアに参加できたことで社会人としてこれから役に立つノウハウを身につけることができたと思います。

 振り返ると思い出がたくさんありますが、一緒に参加している相模女子大学の学生と共に私自身も、このボランティアに参加してきてたくさん成長させていただくことができました。毎回定例会に参加されているベトナム・エチオピアの皆様の笑顔からは元気をもらい、福生高校の生徒のみなさんからは若さを吸収し、年配の方々からは知識をもらうことができました。そしてなにより、未熟な私たち学生をいつも我が子のように見守ってくださりそして時にはきつく叱ってくださった理事の方々のご指導に心から感謝しております。素敵な4年間をありがとうございました。これから社会に出てもこの活動で得たことを忘れず日々精進していきたいと思います。そして「海外に子ども用車椅子を送る会」の皆様の今後のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

 相模女子大学 4年 北村 優香
 私は4年間このボランティア活動を続けています。4年間ボランティアを続けていることを誰かに話すと「なんでそんなに続くの?」とよく驚かれます。なんとなく楽しそうだと始めましたが、片道2時間半かかり朝は6時起き。朝起きるのが苦手な私にとって、当初はずっと続けるつもりではありませんでした。ですが、気付いたらもう4年たっていました。それだけ、興味深く面白い活動だったのです。

 例会に参加する人は年代も様々で、小学生から定年後の方々、企業の方、エチオピアやベトナムといった日本以外の方たちもいます。私は主に整備を担当し、ブレーキを直したり、キャスターを交換するのですが、たまにベトナムの方と一緒にやったりします。その時はお互いにジェスチャーだったり、誰かに通訳してもらったり毎回てんやわんやですが車椅子が完璧に仕上がった時は嬉しいですね。参加している人は優しくて面白い方ばかりなので、いつも和気あいあいとした雰囲気で作業しています。またお昼ご飯も、毎月違うお弁当なのでそれも楽しみです。

 車椅子の贈呈式に参加するため、マレーシア・カンボジア・ミャンマーに「海外に子ども用車椅子を送る会」の方と相模女子大チームで訪問したこともあります。どの国にも自分が整備した車椅子を使っている子がいて、笑顔で元気な姿を見ると嬉しさと達成感がありました。たくさん外に出て日の光を浴びてもらいたいです。
 無事大学を卒業し、就職が決まりましたが、これからも参加できる機会があればぜひ参加したいと思います。ありがとうございました。「海外に子ども用車椅子を送る会」の皆様に心から感謝申し上げます。

 車椅子整備をする2人(左が今井さん、右が北村さん)
相模女子今井・北村さん

 〇2017年2月7日 海外に子ども用車椅子を送る会活動に参加して(その2)

 相模女子大学4年 神谷彩香
 大学に入学し初めてこの活動の話を聞いた時、「楽しそう」と直感的に感じ、今まで活動に参加してきました。月に1度の整備ですが、参加すれば車椅子の整備における達成感と1日の充実感を感じることができました。
 最初の頃は自分でできるのか心配でしたが、汚れがたくさんあった車椅子が、掃除を終えて綺麗になっているところを見ると、とても嬉しくなりました。そしてこの整備には、日本以外の国出身の人、自分より年上の人、高校生など、様々な人と交流することができたため、自分の知らない世界や価値観を知りました。
 学生のうちに様々な人と出会い交流することはとても貴重な体験で、それを経験できた私はとても幸せだと思います。そして、何より参加できたことにとても感謝しています。この経験を生かし、社会人になっても多くの人と関わっていきたいと思います。

 相模女子大学4年 山井瑞穂
「誰かの役に立ちたい、海外に興味がある」という些細なきっかけから約4年間、この活動を続けてきました。参加当初、車椅子に関する知識は全くありませんでしたが、月に一度の整備活動に参加するうちに、車椅子に関する知識や、発展途上国での子ども用車椅子の必要性について、知識を得ることができました。
 マレーシアで行われた贈呈式では、実際に私たちが整備した車椅子を現地の子どもたちが笑顔で使用している姿を見ることができました。その姿を思い出すと、今でも嬉しさや達成感と同時に「この活動に参加して本当に良かった」と感じることができます。
 この活動では、普通に学生生活を送るだけでは体験できない貴重な経験をすることができました。今後も、自分のできる範囲で役に立つことができたらいいなと思います。

 車椅子整備をする2人(左が神谷さん、右が山井さん)
相模女子神谷・山井さん

 2017年1月25日 海外に子ども用車椅子を送る会活動に参加して(その1)

海外に子ども用車椅子を送る会活動に参加して
           
高校時代の友人に同窓会で声を掛けられたことが切っ掛けで活動に参加することになりました。以前、その友人から日本の子供たちが使わなくなったランドセルを集めて海外へ送る活動について聞いたことがありました。
日本人は優しいよ、送られてくるランドセルにはノートや鉛筆などがびっしり詰め込まれている。空のランドセルはほとんどないよ。

何かほのぼのする気持ちになったことを想い出し海外の子ども達に送る車椅子の整備活動に参加することにしました。

活動では海外へ送るための心配りした清掃、修理、手入れが行われます。

自転車の修理は経験していましたので車椅子の修理はできるだろうとの軽い気持ちで始めました。活動で一番驚いたのは同じ車椅子が2台とない。1台1台が全て障害に応じたオーダーメイドで作られていることでした。
そのため、修理は1台1台修理方法を考えながら行うことが求められます。
また、虫ゴムは海外でも部品が入手し易い様にクラシックな虫ゴムで統一します。

活動には相模女子大生、工業高校生、一般人の他、留学生、ベトナム人、エチオピア人等、海外の方々も参加しているので様々な人たちと明るい雰囲気で一緒に作業をしています。

ボランティアメンバーでは修理方法が分からない際は車椅子製造会社の経営者も参加されているので教えてくれます。経験のない人でもすぐに作業できる態勢となっています。
このボランティア活動に興味がある方の参加が多くなることを願っています。

                 2017年1月25日   中尾 浩

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整備作業をする中尾さん

相模女子大学「海外に子ども用車椅子を届けようプロジェクト」メンバーの声

すでに作業活動の中核を担ってくれている相模女子大学チームの2016年度のチームリーダー
高橋夏希さんと北村優香さんの声です。

相模女子大学3年  高橋夏希

私は大学に入学して何か新しいことに挑戦してみたいと思い大学1年生のとき、この活動に参加しました。初めは国内外の子ども用車椅子の現状を全く知らず、驚くことばかりでした。ですが、こんな私でも小さなことですが出来ることがあると知り、約2年間活動に参加しています。

初めて参加したとき、車椅子の清掃は、手の届きにくいところまで丁寧に拭き、できるだけ新品のように綺麗にするよう教わりました。この車椅子を受け取る子どもたちのことを考えて、国や世代、性別もバラバラの人たちが心をこめて清掃に励んでいる姿にとても感動したのを覚えています。また、私は途中から車椅子の清掃でなく、整備の方によく参加するようになりました。車椅子の知識も、工具などの知識も全くない私でしたが、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。自分の整備した車椅子が受け取った子どもたちの安全に深くかかわると思うと、責任重大ですがやりがいも大きいです。そして、整備をしていく中で普段の学生生活では関わることのない方々とお話しすることは、自分の成長にも繋がっていると思います。

子ども用車椅子には一つ一つに個性があり、使っていたご家族のことを考えながら整備することがよくあります。車椅子を必要としている海外の子どもたちと、寄付していただいたご家族の間で、少しでも自分が力になれることをとても嬉しく思います。実際にマレーシアへ訪問した際に笑顔のご家族と笑顔で車椅子に乗るお子さんを見て、数か月前に整備した車椅子が子どもたちに届いていることを改めて実感し、感動しました。

今後も、できることから力になりたいと思っています。

相模女子大学3年  北村優香

私はこの海外へ子供用車いすを送るボランティアに参加して本当に良かったと思います。

私がこのボランティアに参加したのは、友達に誘われて始めたのがきっかけでした。でも、月に一度の定例会に何度も参加するうちに、必要とする子ども達とその家族の話やその国の現状を知り、気付くとこの活動に夢中になっていました。

マレーシアで行われた車いすの贈呈式にも参加しました。自分達が整備した車いすが、現地で必要する子供たちに渡された光景を見たとき、その笑顔を見て「頑張ってよかった」と心の底から思いました。今でも思い出すと胸が熱くなります。

普通に学校生活を送っているだけではできないことをたくさん体験しました。今後も続けていきたいです。

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写真左から高橋夏希さん、北村優香さん

会社員ボランティアの坂本紗弥香さんの声

私はベトナムに興味があり、ベトナムと日本の間で何か出来ることはないかと考えていたところ、この活動を紹介していただきました。

車椅子の清掃は細かい作業で、埃や汚れに苦戦することもあります。しかしながら、目の前にある車椅子に海外の子供たちが座ること、子供たちの笑顔に繋がることを想像すると大きなやりがいを感じ、楽しく取り組めます。

活動には様々な方が参加されていますが、いつも和気あいあいとした雰囲気です。私はボランティア経験も車椅子に触れたこともほとんどなく、最初は不安でしたが、和やかな雰囲気のおかげですぐに不安はなくなりました。

驚いたことは毎回多くのベトナム人の方が参加されていることです。他国である日本にいながら、このような活動に参加されることは素晴らしいことだと思います。ベトナムに興味のある私にとって、ベトナム人の方々と交流できる機会でもあり、それも一つの楽しみになっています。

車椅子を寄付される日本の方々、車椅子を受け取られる海外の方々、その間で活動される方々のそれぞれの気持ちがあって、この一つの活動が創り上げられていると感じます。そんな活動を少しでもお手伝いさせていただけることを嬉しく思います。

今後も、出来る限り参加させていただきます。

坂本紗弥香

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