朝から快晴で日差しも強く、暑さを避けるためにテントを設営しタープを張りました。日陰での作業を心がけ、水分を十分に取るよう呼びかけながら作業を行いました。
活動の参加者は、相模女子大2名、ベトナム5名、横田基地6名、多摩工科高校10名、個人で参加のKさん家族4名、一般ボランティア3名、スタッフ5名、総勢35名でした。
米空軍横田基地チームは、4月2日の基地メンバーだけの体験例会から3回連続しての参加です。作業の精度の高さと確実さがあり、力強いチームです。
常連の多摩工科高校チームは、しっかりした作業で力を発揮している梱包作業を担当、引率の先生方の指導で今回も精度の高い作業が行われました。
その結果、コロナ禍以降の記録としては最大の20台を清掃、整備から梱包まで行うことができました。この成果は、すべての参加者の力の結集です。これでフィリピン向けの63台の準備が整いました。フィリピンには出荷を7月と見込んでいますが、少し前倒しの可能性も見えてきました。
皆さん、お疲れ様でした。
2024年4月29日 事務局
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。
早速、日よけのタープを3枚張りました。また、テントも2張を立てました。
(左)多摩工科高校は先生2人と生徒が8人、頼りになるチームです。今回も先生方の指導で精度の高い梱包作業でした。
(右)相模女子大チームの2人は、写真撮影をしながら清掃作業も同時進行で担当しました。
今回の新しい試みとして、作業台を導入してみました。この方法では、地面に座って行うより楽な姿勢で作業をすることができます。
足立区在住のKさんが3人のお子さんを連れて参加です。自宅から電車で2時間をかけてきてくれました。お父さんの指導の下、それぞれの息子さんがしっかりとした作業をしていました。頼もしい限りです。
Kさんのお子さんがフットレストのねじを外してきれいにしてくれました。自分たちが清掃、整備した車椅子に乗って「いい乗り心地だよ」と言って満足そうでした。この車椅子を受け取るフィリピンの子もそう思ってくれることを願います。
これまでの3回の活動にすべてに参加しているダリルさん(写真左の帽子をかぶる男性)と今回初めて参加の横田基地チームのリーダー的存在のフランクリンさんが息子さんと参加です。
(左)多摩工科高校チームは歩行訓練器を分解して掃除してくれました。
(右)その作業の結果、このようにピカピカになりました。
今回の新しい取り組みの2つめとして梱包材を「プチプチ」から使用済みの毛布に替えてみました。プチプチは大量のゴミとなる懸念があるので、毛布で梱包して、その毛布は捨てずに現地で洗濯をして再利用してもらう作戦です。大型の車椅子は毛布梱包ができませんが、小型のものは毛布1枚で梱包できます。今後の活用を目指していきます。
いつもおいしいものを提供してくれるそらさんが、今回も弟さんと友人を誘って炊き込みご飯を作ってくれました。豚汁もです。参加者の皆さんが「美味しい」と喜んでいました。筆者も自分が食べるのに夢中で参加者の食事風景の撮影を忘れてしまいました。