2023年2月26日、北風が強く吹く寒い日の例会となりました。相模女子大チーム4名、ベトナムチーム6名、一般ボランティア2名、スタッフ5名の総勢17名でした。
一般ボランティアには、常連の斎藤さんに加えて新しい参加者がありました。当会のホームページを見て「参加してみよう」と事前連絡をくれたTさんです。お仕事が福祉関係ということで、車椅子に大変詳しい人が来てくれました。
この日もベトナム向け90台の完成を目指して作業を行いました。ベトナムチームによる清掃・整備作業が8台、相模女子大チームによる梱包作業が8台、一般ボランティアとスタッフで清掃・整備が5台でした。
今日の例会では、車椅子の持ち込みが2件ありました。個人での持ち込みは、当会のホームページを見て持参してくれるのです。残念なことに、お子さんが亡くなった場合もあります。お子さんの思い出がつまった車椅子はなかなか手放せないと聞きます。そのように大切な車椅子が海外で活用されることを願って届けてくださいます。その思いを確実に実現したいと思います。
コロナ禍が縮小傾向にあります。近いうちには、ミニ例会ではなく、40~50人程度の大規模例会の再開を検討します。そうなれば、90台の清掃・整備を3か月程度で完成できます。これにより安定した海外への発送が可能になります。届けてくれた車椅子を少しでも多く、少しでも早く海外の子どもたちに届けます。
2023年2月27日 事務局
清掃・整備・梱包を待つベトナム向け車椅子です。ボランティアが集まる前にスタッフが倉庫から出して準備します。
(左)今日も斎藤さんが一番に来てくれて清掃作業をしてくれました。日影の作業場所となり風が強く寒かったと思います。有難うございました。
(右)ベトナムチームには清掃・整備の作業をしてもらいました。
(左)当会のホームページを見て活動に興味を持ってくださったTさんです。お仕事が福祉関係とのことで車椅子の知識が大変豊富です。スタッフは専門家ではないので、たくさんの質問をすることができました。改めて車椅子の仕組みとその機能の重要性を再認識しました。Tさん、有難うございました。またの参加をお待ちしています。
(右)相模女子大チームは、梱包作業に専念してもらいました。赤いテープは「ベトナム向け」を示しています。
(左)Mさんが例会の開催に合わせて車椅子を持ってきてくださいました。近いうちにもう一台持ってきますと約束してくれました。有難うございました。
(右)世田谷区のNさん夫妻が車椅子を持ってきてくださいました。この車椅子を使っていた娘さんは八年前に亡くなりましたが、思い出が詰まった車椅子を手放すことができなかったそうです。当会のホームページを見て、海外の子どもたちの役に立つならと手放す決心をして持ってきてくださいました。有難うございました。