12月23日(木)に倉庫内の整理とバギーを未整備のまま梱包する作業を行いました。お手伝いに来てくださったのは日ごろ車椅子の引き取り等でお世話になっている株式会社TM・プロジェクトの皆さんです。
コロナ禍で清掃・整備の台数がなかなか上がってきません。一方で、特別支援学校や個人の皆様から車椅子引き取りの依頼が続いています。そのため、倉庫が満杯状態となっています。いくつかの海外パートナーに「未整備で車椅子を受け取ることはできませんか」と問い合わせをしていました。
既に何度か未整備で送っているマレーシアのサイド氏から「バギータイプなら人気もあり、比較的整備もやりやすいので送って欲しい」と連絡がありました。マレーシアについては2021年8月に90台の車椅子を送ったばかりですが、バギータイプは現地の利用者に「軽くて扱いやすい」と特に人気があるので追加で送って欲しいとのことです。
そのような状況で、株式会社TM・プロジェクトから「日頃、海外に子ども用車椅子を送る会からは車椅子運搬の仕事をいただいています。そのお礼の意味を込めて、お手伝いできることがあれば言ってください。」と申し出がありました。そこで、倉庫内にどれだけのバギータイプがあるかの確認作業とその車椅子の梱包の手伝いをお願いしました。また、作業にはいつも手伝ってくれる田邊さんも加わってくれました。
当日は、十時半頃から株式会社TM・プロジェクトの皆さん、田邊さんと一緒にバギータイプの車椅子を倉庫外へ運び出し、その後は車椅子の番号シールと当会のロゴシールを張り付け、梱包を行いました。短時間にもかかわらず22台のバギーの梱包を完了することができました。
当会が所有しているすべてのバギータイプと比較的小型の車椅子を加えて90台の車椅子をマレーシアに2月初旬には発送したいと思います。株式会社TM・プロジェクトの皆さん、田邊さん、有難うございました。
2021年12月23日 事務局
バギータイプに車椅子番号と当会のロゴシールを貼って梱包をしました。株式会社TM・プロジェクトの皆さんの作業スピードは非常に速くプロの技を実感しました。