2004年10月~2009年1月、「会報」を発行していました。*
2004年10月~2009年1月までの間、1~2回/年のペースで当会の活動の様子を、支援をいただく皆様に会報としてお知らせをしていました。それらを「ミニ通信」と同じように「会報・ミニ通信」として掲載しました。過去の当会の活動の様子をご覧ください。
詳しくはこちらから。
明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします
昨年は、6カ国に702台(2017年1月~12月の発送実績)の車椅子を届けることができました。これは、当会を支援してくださるすべての方のおかげです。心より御礼を申し上げます。
昨年末にネパールプロジェクトの報告書を掲載しました。多くの皆様にご一読をお願いします。現地の模様が詳細にわかる内容となっています。
ネパールへの車椅子の送付は長旅でした。2017年8月に日本から発送し、届いたのが11月でした。よく届いたという感じがします。届いただけでこんなに安堵するのも珍しいことです。時間のない世界を泳いだ結果ですが、長い目で見て辛抱強く継続したいと思います。
難易度が高く、コストもエベレスト級です。すごい国です。生まれた国は選択できない。もちろん、時代も性別も選択したわけではない。今あるもので幸せを感じなればならない子どもたちに車椅子を届けます。
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私たちの活動は、海外の多くの子どもたちから必要とされています。母子の幸せのために、人間らしく生きられることを願って、その数はわずかであっても車椅子をお届けしたいと感じます。
生まれてきた国や環境、時代は誰のせいでもありません。自分ではどうしようもできない人たち、子どもたちのためにできるだけの誠意をもって接していく、手を差し伸べることは人間らしい生き方だと思います。
本年も地道に車椅子を届けたいと思います。また、少し楽しみながら活動できればと願っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年1月 森田祐和
今年最後の「餅つき大会」例会を開催しました。*
今年一番の寒さかと思うような厳しい例会日でしたが、50名程度の参加者を得て「餅つき大会」例会を開催しました。詳細はこちらから。
永峰玲子さんがブースを出して当会の紹介をしてくれました
冬晴れの新横浜のラポール・シアターで、 NPO法人心魂プロジェクト 主催の「クリスマスフェスティバル2017」が開催され、その会場で心魂プロジェクトのメンバーであり当会のコーディネーターでもある永峰玲子さんがブースを設置して、当会の活動紹介とミャンマーへの子ども用車椅子贈呈の支援をフェスティバル参加者に訴えました。
なお、フェスティバルは劇団四季や元宝塚のスターなどプロの俳優や歌手が、12:30から16:00近くまで素晴らしい音楽と踊りを披露し、満員の会場は大変なもりあがりでした。
(写真左、中央)フェスティバルのパンフレット
(写真右)新横浜ラポール入口に設置したフェスティバルの案内板
(写真左)ブースの設置を完了し、フェスティバル入場者の訪問を待ちます
(写真右)永峰さんの娘かのんちゃんも一緒にスタンバイします
(写真左)かのんちゃんと一緒に当会の活動内容を紹介する永峰さん。当会の紹介に加えて、ミャンマーに贈る子ども用車椅子と一緒に利用者に贈るメッセージの作成依頼もしています。
(写真右)お母さんに当会の詳しい説明をする永峰さんと、ミャンマーの子どもたちのために絵を交えたメッセージを書いてくれる子どもたち
(写真左)完成したメッセージボードと一緒に写る永峰さん
(写真右)桜の花びらの中にミャンマーの子どもたちへのメッセージがあります
(写真左)ラポールは創立25周年を迎え、中には体育館やプールなど障害者用の様々な施設を備えています(正式名称: 障害者スポーツ文化センター横浜ラポール)
(写真右)フェスティバルの会場であるラポール・シアターが入る横浜ラポールの外観
ミャンマー向け95台を船積みしました。(贈呈実績を更新*)
ミャンマー向け本船は28日に東京港を出港しました。ヤンゴン到着は12月21日です。贈呈実績グラフを更新しました。グラフはこちらから。
ベトナムチーム着物体験会が開催されました。
11月23日 車椅子活動に協力をしてくれているベトナムチームの皆さんへ、森田会長からのお礼の気持ちを込めて着物体験会が開催されました。専門家がヘアーメイクから正式な着付けまで完全に仕上げてくれます。衣装と着付けなど必要なことは飯田先生とスタッフの皆さん、そして森田会長のおかげで実現できました。
また、ベトナムチームはお返しの意味も含めてアオザイを持参してくれました。こちらは飯田先生とスタッフの皆さんが着る体験をし、日本-ベトナムの意義ある国際交流が実現しました。これも我々の車椅子活動があればこそと言えます。
以下は、参加者の感想と当日の写真です。(文章は原文のまま)
1.ハー・ティ・トゥイー(Ha Thi Thuy)
先日着物を着せていただいて本当に嬉しかったです。そして友達も会えて凄く楽しかったです。これから仕事も勉強ももっと頑張りたいと思います。車椅子修理グループの方たち、着物体験を行った人たちにも感謝を申し上げます 。
2.グェン・ド・フォン・タオ(Nguyen Do Phuong Thao)
「動労感謝の日」をきっかけに、「子ども用車椅子」ボランティア活動に参加者に向けて着物体験を行ったことで本当に感謝して申し上げました。実は初めて着物を着て、日本の文化を味わうという気持ちは素晴らしかったです。着るのはとっても大変な作業ですが、先生たちを手伝ってくれてどうもありがとうございました。そして、AODAIを着た先生たちを見て、日本人が嬉しそうな顔をしてくれたことは幸せになりました。みんなとも楽しい一日を過ごすことが出来て、良かったです。これから、みんなも頑張って、ボランティア活動が成功するように祈っています。
3.グェン・チィ・トゥイ・チャン(Nguyen Thi Thuy Trang)
日本に来る前、テレビで日本の番組を見て日本の着物がものすごい綺麗で日本の伝統的な着物を一度試着したいなと思っていました。着物を着はじめたころは、ガンガン歩くこともできず立ち上がることもできない息苦しさを感じました。意外と着物の着方はとても難しくて時間も結構かかりましたが、先生方が工夫していてやって頂き誠にありがとうございました。着物を着てみたら日本の文化を身近に感じることができました。
また、日本に来てからなかなか着用する機会がなかったので今回着物を体験できて良かったと思います。日本でのいい思い出になりました。活動を通じて、貴重な体験から沢山の学びを得てくれました。楽しかったです。次次の車椅子の活動もみんな方と一緒に参加し続け、頑張っていきたいと思っております。
2017年11月23日 事務局
福生ブルースフェスティバルが開催されました。
11月3日に東福生駅近くのスーパー駐車場で、恒例の「福生ブルースフェスティバル」が開催されました。天気快晴、気温上昇、熱気上昇、盛り上がりました。
私とエチオピア出身のアベベ氏がスピーチをして当会の活動内容を紹介し、多くのミュージシャン、それに参加してくださった皆様にフェスティバル開催と参加の御礼をお伝えしました。
演奏する音楽関係者はプロですから、アマチュアとは俄然違います。そうした素晴らしくまた熱い演奏に加えて、募金箱を持っていただいたりTシャツやグッズ販売をして、当会活動支援のために力を尽くしていただきました。心より感謝申し上げる次第です。このように当会を支援してくださる皆様の期待にこたえなければと力が入ります。
この場を借りて関係者の皆様に御礼を申し上げます。
2017年11月4日 森田祐和
追伸 アベベさんがミュージシャンと間違えられておかしかったです。盛り上がりすぎて自宅で寝込みました。写真は石川酒造社長との記念撮影です。