緊急事態宣言解除後の最初のミニ例会を開催しました。*
2021年6月20日に緊急事態宣言が解除されました。それを受けて、細心の感染防止対策を取りながらミニ例会を開催しました。生憎と雨模様のためテントを倉庫から引っ張り出しての作業となりました。当日は、相模女子大チーム4名とスタッフ4名の文字通り少人数での開催となりました。続きを読む、、
2020年度事業活動報告書及び次年度計画書を掲載しました。*
2021年6月20日(日)に当会の総会が開催され、2020年度事業活動報告書及び次年度計画書が承認されました。 報告書はこちらから
緊急事態宣言の解除を受けて
新型コロナウイルス対策で出されていた緊急事態宣言は、沖縄を除く9都道府県では期限の6月20日で解除され、このうち東京都など7都道府県は、7月11日までの期間、蔓延防止等重点措置に移行されました。同措置は、主に飲食店の営業時間とアルコール類の提供に関する要請事項です。しかしながら、コロナウイルスの感染拡大の恐れは依然として続いています。そのため、従来の「3密をさける」行動基準は厳守する必要があると考えます。
コロナ感染拡大防止策を十分にとりながら、車椅子の清掃・整備活動を少人数での「ミニ例会」の形で7月から再開したいと思います。1回の例会の参加者人数を10名以下に抑える。作業開始前には検温を実施し、異常があれば作業に参加しない。アルコール消毒を行う。マスクやフェイス・シールド、マウス・シールドなどを装着する。作業者の間隔を2m以上あける。大きな声は出さない。以上の項目を厳守しながらのミニ例会の開催とします。
開催日は、原則として7月からの日曜日の10:00~15:00とします。参加希望者は事務局まで連絡をしてください。人数を制限するための日程調整などを事務局が行い、参加希望者に連絡を差し上げます。
2021年度の贈呈計画は、昨年度よりも少ない200台程度を見込んでいます。ミニ例会は作業者数が少ないので、開催回数を増やすことで少しでも多くの車椅子を整備して、受け取りが可能な国へ送り出していきたいと思います。皆様のご協力をよろしくお願いします。
2021年6月21日 森田 祐和
千葉県立松戸特別支援学校から36台の提供を受けました。*
2021年5月19日(水)は雨模様でしたが、千葉県立松戸特別支援学校に36台の車椅子を引き取りに伺いました。
当日はPTA会長の松土さんが我々の応対をしてくれました。車椅子の保管場所に案内されて進んでいくと、校舎内部はゆったりとして気持ちの良い空間でした。「肢体不自由児用の施設としては県内で最大規模だと思います」と松土さんが説明してくれました。
車椅子には提供してくれる学校名「松戸特別支援学校 2021年5月」と「車椅子管理番号」のシールをすべての車椅子に貼ります。作業を始めるとPTAの役員と多くの学校の先生方が手伝ってくださいました。おかげで短時間にシール貼りを終え、トラックに積み込むことができました。トラックへの積み込みでもPTA役員と先生方が大活躍でした。全員が雨で濡れながらの作業でしたが、手際よく積み込むことができて大助かりでした。
「たくさんの車椅子を提供してくださり有難うございます。タイの子供たちに届けます」とお礼と送り先の紹介をすると「タイの子供たちに役立ってほしいです。当校は2年に1回程度で収集して提供ができます。次回も提供できるようまた準備します」と約束してくれました。
松戸特別支援学校のPTA役員の方、先生方、本当に有難うございました。
2021年5月19日 事務局
(左)シール貼り作業の手伝いをしてくれるPTA役員と先生方です。
(右)シールを貼るための車椅子を順次引き出して、貼り終えた車椅子はトラックの
積み込み場所に運んでくれました。
「タイの子どもたちに届け!」と掛け声を出して記念撮影に応じてくれました。
雨の中にもかかわらず、学校の皆さんのお手伝いをいただき心温まる引き取りになりました。タイの子どもたちに届けます!
株式会社創カンパニーから車椅子が届きました。*
3回目の緊急事態宣言が5月末までと延長され、まん延防止等重点措置の期限も同様に5月末まで延長されました。1日当たりの感染者数は増大の傾向を続けています。
そんな中ですが、5月8日に株式会社創カンパニーで相談支援専門員として介護支援、児童支援を行っている稲垣さんと奥さんが足立区から福生市まで車椅子を届けてくれました。
稲垣さんが所属する株式会社創カンパニーでは、介護支援や児童支援で利用している車椅子がいろいろな事情で使われなくなります。そうした車椅子の中で子ども用を選んで当会に届けてくれています。
今後も特別支援学校などからの引き取り要請があり、皆さんのおかげで4月から収集できる車椅子の台数は5月末で100台程度になりそうです。お礼を申し上げます。
2021年5月10日 事務局
今回届けてくれたのは子ども用車椅子2台、バギー2台、その他5台の合計9台でした。
稲垣さんが車椅子を届けてくれる車に描かれている同社のロゴです。愛称の「ハートぽっぽ」が優しそうに大きく表示されています。
「NPOさぼてんの花」から車椅子が届きました
2021年5月1日に愛知県一宮市で「NPOさぼてんの花」を運営する山中 康代さん(代表理事)が6台の車椅子を拙宅まで届けてくださいました。山中さんが自ら車を運転してはるばる愛知県一宮市から福生まで来てくれたのです。その道のりは400㎞近くあり所要時間は速くて5時間はかかると思われます。そのように遠いところまで6台の車椅子を届けてくれたのです。
「NPOさぼてんの花」では重症心身障がい児への支援活動と放課後等のデイサービス事業も行う多機能型施設です。ご自身の体験から、地域になかった重度心身障がい児向けの事業所を立ち上げた経緯があり、志の高い方です。地域の中で、障がい児、保護者、スタッフが連携をして、共に学び、考え、創ることを標榜していて、その理念に感銘しました。その事業の中で様々な理由で使われなくなる車椅子が出てきます。それらを廃棄するのではなく活かす方法がないかと調べたところ当会を見つけたそうです。
遠方からわざわざ運んでくれた車椅子を、必ず海外の車椅子を必要とする子どもたちに届けることを約束して、帰路につく山中さんを見送りました。
2021年5月6日 森田 祐和
車椅子を届けてくれた山中さん(写真の左)と記念撮影です。
~~~ 「NPOさぼてんの花」について ~~~
日本財団が運営するCANPANプロジェクトは、NPOなどの公益活動を実施している団体に関する全国規模のデータベースです。
下記はその中での「NPOさぼてんの花」の紹介文です。
重症心身障がい児を持つ母親たちにより設立された団体であり、重症心身障がい児やその家族の「真のニーズ」を把握した、当事者ならではの想いや視点で、次の1~3に取り組んでいます。 1.重症心身障がい児が地域でいつまでも安心・快適に過ごせる場所を創る |
〇活動の詳しい内容は下記のURLから見ることができます。
・特定非営利活動法人 さぼてんの花 基本情報
・特定非営利活動法人 さぼてんの花 – ホーム | Facebook」
・特定非営利活動法人 さぼてんの花のブログ
久々にミニ例会を開催しました。*
2021年1月7日に発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言は3月21日で解除されました。それを受けて、2021年4月11日に久々のミニ例会を開催しました。続きを読む。
地球市民賞受賞の報道がありました。(西多摩新聞)*
2021年3月12日の西多摩新聞(毎週金曜日発行)に「国際交流基金 地球市民賞」受賞の報道がありました。
新聞記事では、地球市民賞が1985年に創設され、2020年度は98件の応募団体のなかから当会を含めて3団体が選定されたことを紹介しています。更に、森田会長が癌に侵されながらも奇跡的に回復し、車椅子を海外に送ることを始めたことと当会の活動内容について広く紹介しています。
森田会長は取材に「生かされた命。恩返しのつもりでこれからも社会貢献と国際交流の輪をひろげていきたい」と決意を述べました。
2021年3月31日 事務局
<下の新聞記事はクリックすると大きくなります>
(1面写真)いつも当会の活動を支援してくれる地元福生市の双子の田邉兄弟と森田会長
真ん中が兄の田邉秀久さん、左が弟の田邉尚久さんです。
(2面写真)清掃・整備の活動の様子です
地球市民賞受賞式の様子が公開されました。*
2021年2月24日に開催された「国際交流基金 地球市民賞」受賞式の様子が同基金のホームページに掲載されました。こちらからご覧ください。
2020年度の地球市民賞への応募団体は98件で、厳正な審査の結果受賞した3団体の受賞理由が紹介されました。その後、動画による各団体の活動の様子に続き、代表者からの受賞の喜びの声が紹介されています。
森田会長は、「多くの支援があって17年の長きにわたって海外の子どもたちに車椅子を届けることができてきた。これは、国内の活動では日本人のボランティアだけでなく日本に住む海外出身の多くの人たちが活動を支えてくれたおかげである。次世代の子どもたちが、人間らしく生きていけることと子どもたちの心が解放されることを願って今後も活動を継続します。」と受賞の御礼と決意を表明しました。
なお、関連記事を下記のURLから見ることができます。
フェイスブック_関連記事、Twitter_関連記事
2021年3月22日 事務局
地球市民賞受賞の報道がありました。(読売新聞)*
2021年3月2日の読売新聞に「国際交流基金 地球市民賞」受賞の報道がありました。
森田会長は取材に「コロナ禍で思うように活動が進められず悩んでいた中で、今回の受賞は大きな励みになりました」と述べています。
記事では、会長がこの活動を始める動機について書かれています。また、2011年にエチオピアで子どもが車椅子に乗って外に出て喜び、「ずっと外に出たかった、夢がかないました」と言われたときは「力になりたいという自分の気持ちが人に届いた瞬間で、生きていてよかった」と実感したことが取り上げられています。
更に、今回の地球市民賞受賞の大きな理由の一つとなった「清掃・整備の場」が国際交流の場として評価されている点を取り上げています。日本に住む外国人が「母国に車椅子を送るのなら手伝わせてほしい」と彼らの言葉を紹介しています。
改めて、これまで清掃・整備作業に加わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
2021年3月8日 事務局