MFSインベストメント・マネジメントの皆さんと例会

  2022年10月15日(土)MFSインベストメント・マネジメント株式会社の皆さんと例会を開催しました。15人の社員の皆さんが10時前から拝島倉庫に集まってくれました。 続きを読む、、、

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  ウクライナへの車椅子を積載した船が東京港を出ました。

 ウクライナに送られる12台の子ども用車椅子は10月3日に他の支援物資と共に40フィート・コンテナーに積み込まれ、東京港のコンテナー・ヤードに運ばれました。そして、10月10日の早朝にポーランドのグディニャの港に向けて東京港を出ました。

 ドイツのハンブルクを経由してポーランドに2か月弱程度でつくようです。そこから更に陸路でウクライナのキーウに運ばれます。1日でも早くウクライナの子どもたちに届くことを祈ります。

 ウクライナへ送ることになった経緯などの詳しいことはこちらからご覧ください。

 当会の車椅子送付台数の基点は、船が日本の港を出た時点での台数としています。船が東京港を出ましたので、ウクライナへの贈呈実績を登録し、発送国は26か国とします。また、当会が海外の子どもたちに送った車椅子の総台数は、9,319台となりました。

贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。

2022年10月10日      事務局

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  3か月ぶりのミニ例会を開催しました。

 当会の相模女子大チームとベトナムチームに限定したミニ例会は、コロナ禍のために2022年7月10日を最後に3か月の長い間に渡って開催することができませんでした。10月9日になってようやくミニ例会を開催することができました。 続きを読む、、、

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 ウクライナへ子ども用車椅子12台を発送しました。


 写真の右から2番目の女性が、日本で暮らしているウクライナ人のトカル・レーシャさんです。子ども用車椅子をウクライナに送りたいと当会を訪れました。右端は、レーシャさんをサポートする公益法人More Jobs Better Livesの山辺さん、レーシャさんの左で座っているのは石川酒造当主の石川彌八郎さん、そして森田です。
 この場で写真に写る12台の車椅子を決定し、更に石川酒造から日本で暮らすウクライナ人へ食器を提供することが決まりました。

◆突然のメールがきました
 2022年9月8日、当会に「ウクライナに車椅子を送りたい」というメールが入りました。メールを送ってくれたのは「公益法人More Jobs Better Lives」の山辺さんです。山辺さんの知人が、ウクライナ人難民の受け入れを行っているウクライナ人女性トカル・レーシャさんとともに、ウクライナへの支援物資提供を検討していて、子ども用車椅子の寄贈もできないかとのことでした。

◆すぐに拝島倉庫に来てもらいました
 トカル・レーシャさんはかなり急ぎの様子で、2週間後くらいには5~10台程度の車椅子を送りたいとのことです。早速、詳しい話を聞くために拝島倉庫に来てもらいました。急遽準備した12台の子ども用車椅子をみてもらったところ、「素晴らしい。大人用車椅子は手に入るが、子ども用は見つからなかった。ぜひともウクライナに送りたい。」と言ってくれました。急な話で十分な清掃・整備ができているわけではありませんでしたが、比較的汚れの少ないものを選び、タイヤ、虫ゴム、ブレーキの確認をして贈呈することにしました。

◆贈呈を即断しました
 当会の基本的な考え方として、車椅子を受け入れる団体の実態を十分に把握して、子ども用車椅子が送り先で粗大ゴミにならないことや、修理ができること、子どもの体に車椅子が適合しているかの管理などが行えるかを確認しています。しかし、今回は戦争状態にあるウクライナへの贈呈であるため即断で贈呈を決めました。

◆送り先は、ウクライナ・フードバンク連盟です
 ウクライナ・フードバンク連盟は、ウクライナのキーウ(旧名キエフ)に拠点を置いていて、2000 年10月26日にウクライナ司法省によって登録(国家登録証明書 No. 0380)されているとのことです。
 「ウクライナ・フードバンク連盟の活動目的は、ウクライナの最も社会的に脆弱な市民、恵まれない子供たち、障害のある子供たちに支援を提供することです。 チェルノブイリ原子力発電所の事故の犠牲者と、ウクライナでの戦争の犠牲者を支援することです。」と同連盟のホームページにありました。

◆日本へのウクライナ難民は2,000人近くです
 法務省出入国在留管理庁のホームページによると、ウクライナからの難民は1,879人(2022年9月28日現在)とあります。その中で、東京、神奈川、埼玉千葉の首都圏には700人ほどのウクライナ人がいます。そうした人たちへの支援も急務となっているようです。レーシャさんによると、日本に着の身着のままで逃れてきているために生活に必要な日常品を何も持っていないので、そうした支援が必要とのことです。

◆石川酒造からの支援も決まりました
 そこに偶然倉庫に来ていた石川酒造の当主である石川さんから「使わなくなった食器がたくさんあるが、使いますか」と申し出がありました。「是非とも提供してください。日本に来た人に渡します。助かります。」 その場でウクライナ支援が決まりました。ウクライナへの支援物資は欧州各国から豊富にあるそうです。レーシャさんにとっては日本のウクライナ人を支援することも大切なことです。思わぬ展開に皆が喜び合いました。今後、レーシャさんと仲間が石川酒造に来て必要な食器を引き取っていくようです。こうした支援の輪が広がるのはうれしいことです。

◆ウクライナへは11月末~12月初に到着する見込みです
 車椅子は10月3日に他の支援物資と共に40フィート・コンテナーに積み込まれ、東京港のコンテナー・ヤードに運ばれました。10月8日にポーランドのグザンチク(グダニスク)の港に向けて東京港を出ます。ポーランドには2か月程度かかり、そこから更に陸路でウクライナのキーウに運ばれます。一日でも早い到着を祈ります。また、当会を支援してくださる多くの皆様のおかげで当会がこうした人道支援にかかわることができて大変うれしく思います。

2022年10月4日  森田 祐和


〇コンテナー積込みの様子

パレットに載せられた車椅子をフォークリフトでコンテナーに積み込みます。この後、車椅子以外に多くの物資が積み込まれました。


40フィート・コンテナーには車椅子以外に多くの物資が積み込まれ、東京港のコンテナー・ヤードに向けて出発しました。

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  活動レポート27号を発行しました。*

  活動レポート27号(2022年9月)を発行しました。本来であれば4回/年の発行ですが、コロナ禍にあって当会の活動が制約されているため、年に2回のレポート発行予定です。

 今年度も海外の子どもたちに車椅子を届けたいと考え、様々な人々と連携しながら車椅子を送り出す活動に取り組んでいます。

 今回の27号では、NPO法人「さくら車いすプロジェクト」と共同でパキスタンに未整備での80台送付、当会単独でのタイのRICDへの未整備での180台送付、更に5福祉団体協同でのモンゴルへの25台送付について紹介記事を掲載しています。右のイメージをクリックすると活動レポート27号を見ることができます。

また、こちらからは27号を含めて過去のすべてのレポートを見ることができます。

2022年9月24日      事務局

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  ミニ・ミニ例会を開催しました。

 2022年9月11日(日)にミニ・ミニ例会を開催しました。当初は、相模女子大チーム、ベトナムチーム、スタッフメンバーで12~15名程度のミニ例会の予定でした。

 しかしながら、9月9日(金)に発表された東京都における新型コロナ新規感染者数は9,420人でした。事前に取り決めた開催の判断基準は、東京都の新規感染者数が5,000人を下回ることを条件としていました。減少傾向ではありましたが、依然として1万人近い数字でしたので、それぞれのチームにミニ例会中止の連絡をしました。

 一方、当会の贈呈計画では2022年度中にインドへ90台、ベトナムへ90台を送る予定です。8月末時点で、インド向けの車椅子の清掃・整備・梱包が完了しているのは21台でした。8月はミニ例会開催無し、さらに9月11日もミニ例会の開催が無いと、2か国へ送ることが極めて難しくなります。そこで急遽、集まることができるスタッフ5名でのミニ・ミニ例会開催を決めました。全員が60才以上の高齢者です。ワクチン接種を3回行っているので、万が一感染したとしても重症化リスクは低いと考えての決断でした。

 結果は11台の梱包作業完了です。これでインド向けの32台が完成しました。残りの60台は、今後のミニ例会での完成を目指します。万が一、足りない場合は外部委託も考えます。何とかして、12月か来年の1月にはインドに向けて発送したいと思います。

2022年9月12日      事務局


〇ミニミニ例会の様子

5人でのミニミニ例会は少し寂しげです。

インドのパートナーは、病院なので様々な車椅子や器具を受け入れてくれます。また、活用が十分期待できる団体です。下記のような車椅子以外の機材も送ります。

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  ミャンマーから子どもたちの写真が届きました。

 2020年10月に180台の車椅子をミャンマーに発送しました。送り先はミャンマー政府保健省傘下の4つの病院です。
・国立リハビリテーション病院 90台
・ヤンゴン子ども病院 30台
・ヤンキン子ども病院 30台
・マンダレー子ども病院 30台

 コロナ禍の影響もあり、ミャンマーのパートナーが車椅子を港から引き取ることができたのは、発送からおよそ3か月後の2020年12月22日でした。国立リハビリテーション病院のプロジェクト責任者であるドクターから他の3つの病院のプロジェクト責任者の紹介があり、以降はそちらから車椅子に関する報告が当会に送られるとのことでした。

 しかし、2021年2月1日にミャンマーで起きたクーデター以降は病院責任者とは連絡がとれなくなり、10か月後の2021年12月になってドクターから車椅子プロジェクトの報告は、同センターのセラピストから行われることになったとの連絡が入りました。

 2021年12月に新しい責任者から初めて子どもたちが車椅子に乗る2人の子どもたちの写真が届きました。2022年2月には更に2人の子ども、そして2022年8月には4人の子どもの写真が送られてきました。

 およそ1年間で8台の車椅子の供与が行われたことになります。おそらくいろいろな事情があり、子どもたちに車椅子の届くのが遅れているのだと思います。それでも少しずつですが子どもたちに届いているのは嬉しく思います。今後も子どもたちへの供与が進むことを祈ります。

2022年9月1日      森田 祐和


~~~ ミャンマー国立リハビリセンターが供与した車椅子に乗る子どもたち ~~~
      (子どもたちの名前は3つの頭文字で表記しています)

           ==2021年12月21日報告==

      K Z H くん (15歳)           K K L くん(12歳)
(写真右)KKLくんは、ミャンマーの伝統的な「タナカ」という化粧をしています。子どもも大人も一般的に塗るそうです。柑橘系の木の一種で、専用の硯で擦って出てきた粉を水に溶いたものを顔に塗っています。

           ==2022年2月13日報告==

        C M N ちゃん(7歳)          M K T くん(12歳)

           ==2022年8月29日報告==

        T T Aくん(5歳)           K A K くん(5歳6ヶ月)


        Z A M くん(4歳)          T H S くん (7歳6ヶ月)

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  タイRICDに180台の車椅子が届きました。

 当会にとってタイの第2のパートナーとなったRICD(Rajanagarindra Institute of Child Development)に向けた180台の子ども用車椅子を積み込んだ本船は、2022年7月19日に東京港を出ました。その船で運ばれたコンテナーが8月17日にRICDに到着したと連絡が入りました。

 RICDの車椅子プロジェクトの責任者であるJoey Tell氏によると、17日に車椅子の荷下ろしと点検を終え、18日から修理に入る予定とのことです。車椅子を受け取る子どもたちはすでに決定しているそうです。こうした活動を聞いたり、送られてきた写真を見るとRICDの組織力を感じます。
 今後は、車椅子に乗っている子どもたちの写真を待ちたいと思います。

2022年8月18日      事務局



~~~ RICDでの車椅子受け取りの様子 ~~~



港から到着したコンテナーから車椅子を降ろし、倉庫に運び込みます。


梱包材から車椅子を取り出します。


全ての車椅子が倉庫内に並べられました。大量の梱包材はごみとして処分します。


早速、車椅子と管理番号(当会がすべての車椅子に管理番号シールを貼っています)の確認作業をしていると思われます。また、RICDは車椅子の管理シートを作成していますので、その作成作業かもしれません。


個々の車椅子の動作や状態の確認をしているようです。今回、送った180台の車椅子は未清掃・未整備です。そのためRICDでは到着の翌日である8月18日からすぐに車椅子の清掃・整備作業に取り掛かかるとのことです。

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  パラグアイに車椅子が届きました。(更新しました)

(更新しました)写真を追加しました。

 パラグアイ向け90台を積載した本船は、2022年3月8日(火)に東京港を出ました(出港の様子はこちらから)。5月18日頃には船がパラグアイのアスンシオン港に到着する見込みでした。(プロジェクトの詳細はこちらから)

 しかしながら、海上輸送の混乱や、パラグアイ国内での無税許可取得に長く時間がかかり、8月11日に漸く受け取り手であるアスンシオン・ビラモラ・ライオンズクラブに届いたと連絡が入りました。足掛け6か月の長旅です。今回のパラグアイプロジェクトは、2020年11月に1台目の車椅子の清掃・整備を開始しました。それから1年9か月の長期プロジェクトとなりました。

 本プロジェクトに無償で海上輸送を提供してくれたOcean Network Express Pte. Ltd.(ONE社)から「海上輸送支援だけでなく、子どもたちに必要な贈り物を提供したい。」との申し出があり、車椅子と一緒に手袋や文房具を送っていました。

 これから現地の同ライオンズクラブが主体となって車椅子とギフト品を子どもたちに配布する予定とのことです。今後は、車椅子に乗って喜ぶ子どもたちや、ギフト品を手にして喜ぶ子どもたちの写真を待ちたいと思います。

2022年8月12日      事務局



〇現地での車椅子移送の様子

 
(左)コンテナーの扉がようやく開けられて、当会が送った車椅子90台が確認できます。
(右)コンテナーからトラックに車椅子を移し替え、ライオンズクラブの施設へ移送します。


コンテナーからトラックに車椅子を移し替えです。


当会から送った90台の車椅子が受け取り手のライオンズクラブの施設内にズラッと並べられました。



〇今回、ONE社から提供された子どもたちへのギフト品


   手袋、帽子    各30個         平クッション   48個


   丸形クッション   18個        子供スケッチブック 30冊

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  モンゴルへの送付台数が51台となりました。

 モンゴルへ5団体協同で送る車椅子140台を載せた本船が、8月4日(木)の午前0時すぎに神戸港を中国の天津に向けて出発しました(詳しくは、トップページの「トピックス」からご覧いただくか、またはこちらをご覧ください)。

 当会の車椅子送付台数の基点は、船が港を出た時点での台数としています。船が神戸港から出ましたので、最新のモンゴルへの発送台数は51台となりました。また、当会が海外の子どもたちに送った車椅子の総台数は、9,307台となりました。

贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。

2022年8月5日      事務局

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