CMA CGM コンテナ―ヤードを見学しました。

 2024年2月1日、横浜本牧にある海運会社CMA CGM社のコンテナーターミナルを訪問しました。当会が相模女子大学の学生の皆さんと同コンテナーターミナルを訪問するのは2回目です。

 今回の参加者は、相模女子大学生8名、一般ボランティア2名、理事1名の11名でした。

 同社のコンテナーターミナルは、本牧D4ターミナルと呼ばれる場所にあります。JR根岸線の関内駅に参加者が集合して、同社のマイクロバスでターミナルまで送ってもらいました。

見学会は下記の内容で、昼食を挟んで2時間半のイベントでした。
1.マイクロバスに乗ってターミナル構内の見学(構内が広いのでバスで移動です)
2.事務所内でコンテナー輸送の基礎と同社の事業内容の紹介
3.同社の若手社員2名と相模女子大の学生との懇談

 構内見学は、通常は入ることができないところまで入り、寄港している船の紹介、巨大なクレーンの説明、ヤード内に高く積まれたコンテナーの種類や構内でのその移動の意味の説明を受けました。

 コンテナー輸送の基礎に関しては、私たちが清掃・整備をした車椅子を事例にしてわかりやすく係の人が説明してくれました。コンテナーがトラックでヤードに運ばれ、通関手続きを経て船に積み込まれるまでの説明です。海運輸送の90%以上がコンテナー輸送であることや同社の世界の海運業界における位置づけなどが紹介されました。

 昼食に続いて行われた同社若手社員2名と相模女子大学生との懇談会は、2つのグループに分かれて少人数で行われました。話題の中心は、就職活動に関する体験や感想などです。学生からの積極的な質問に同社社員のお二人が丁寧に答えてくれました。この懇談会は、今回の見学会の中でも特に学生の皆さんに好評でした。

 見学会が終了すると、再びマイクロバスで関内駅まで送っていただきました。多くの同社の社員の皆さんから手厚いおもてなしを受けました。心よりお礼申し上げます。
 有難うございました。

2024年2月3日      事務局



〇 見学会終了後に相模女子大学の学生から感想が届きました
 普段見ることのできないところに入らせてもらったり、社員の方からお話を聞いたりと、とても貴重な経験をすることができました。特に、新卒2年目の方々からも懇談会といった形でお話しする機会を設けていただき、就活中の3年生にとっても、これからという2年生にとっても、とても良い機会となりました。

 本日見学会に参加したことで、今まで知らなかった世界を知り、どのように車椅子が国外へ運ばれているのかを聞くことで、自分たちの可能性と視野が広がったと感じています。また、より一層車椅子プロジェクトに対する気持ちも高まりました。

CMA CGM社の皆さん、ありがとうございました。


〇 見学会の様子

(左)コンテナーヤードや、海運事業の説明がプロジェクターを使って行われました。
(右)入社2年目の社員の方を囲んで、2グループに分かれて相模女子大学学生が質問をします。少人数での質疑応答だったので学生にとって有意義な懇談会となりました。

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