ロンドン在住のジャーナリスト木村夫妻の声掛けで始まったウクライナに向けたオールジャパンプロジェクトの発送は5回を数えました。協力をした団体は合計で6団体となりました。当会は、第2便、第3便、第5便で子ども用車椅子の提供を行いました。その総数は101台です。また、オールジャパンプロジェクトとしての全発送台数は、1,095台です。
12月19日にコンテナーに積み込まれた第5便の280台(当会はそのうちの40台)の車椅子は、12月30日に東京港からポーランドに向けて出発しました。同国には2月15日ごろの到着予定です。ポーランドからは陸路でウクライナに運ばれます。
木村氏によると、これまでウクライナに寄贈した日本の車椅子は、すでにキーウの国立子ども病院の子どもたち、キーウ近郊のイバンキフ村にある介護施設の高齢者や障害者、西部テルノピル州の公立病院の負傷兵、子ども病院、児童養護施設の子どもたち、リシチャンスク市から避難されている方々のもとへと届けられ、すでに使用されているとのことです。
これで同国への贈呈は、2022年10月の12台(オールジャパンの前のプロジェクト)を加えて113台です。また、海外への総発送台数は、9,665台です。贈呈実績グラフはこちらからご覧ください。
第1~4便までの詳しい様子は、オールジャパンプロジェクトの発起人であるジャーナリスト木村氏のWEBサイトから見られます。
<< ウクライナ第5便の車椅子は下記の学校等から提供されたものです >>
板橋むらさき愛育園 千葉県立桜が丘特別支援学校 上菅田特別支援学校
都立多摩桜の丘学園 川崎地域療養センター 都立鹿本学園 千葉東病院
県立麻生養護学校 県立平塚養護学校 宮代特別支援学校
墨東特別支援学校 北綱島特別支援学校 県立船橋特別支援学校
都立村山特別支援学校 県立松戸特別支援学校 中川の郷療育センター
川崎地域療養センター NPO法人サボテンの花 個人による持ち込み その他
2023年12月31日 事務局
12月19日に三協運輸株式会社東京ターミナル部大井営業所でコンテナー積み込みが行われました。黄色のテープを巻いてある車椅子が当会が提供した子ども用車椅子と思われます。