パキスタンへ37台を送りました。

 NPO法人さくら車いすプロジェクトを運営する「有限会社さいとう工房」の 斎藤 省 氏から、パキスタンの「マイルストン特別な人のための協会」に電動車椅子を送るが、一緒に子ども用車椅子を送りたいので提供してもらえないかと2022年9月に打診がありました。

 子ども用手動車椅子37台と子ども用電動車椅子を5台準備して、コンテナー積込み地の坂東市へ届けました。手動の車椅子は、清掃・整備を十分に行う時間が無かったのできれいな状態のものを選んで梱包までをミニ例会で完了させて送りました。電動車椅子は、斎藤氏に渡して、以降の整備等はお願いしました。パキスタンの受け入れパートナーが自分で清掃・整備できるとのことです。

 坂東市でのコンテナー積込みは10月15日に行われました。残念ながら当会からの参加者はありません。全てさくら車いすプロジェクトの関係者で行ってもらいました。電動車椅子130台(この内5台は当会から)、バッテリー200個、子ども用車椅子37台がコンテナーに積み込まれました。コンテナーはその日のうちに横浜港のコンテナー・ヤードに運び込まれ、10月27日(木)の16:20にパキスタンのカラチ港に向けて出発しました。カラチに到着するのは11月13日の予定です。
 
 パキスタンへの発送は2022年4月に続いて本年度2回目です。今回の37台を加えて117台をマイルストン特別な人のための協会へ送ったことになります。同協会は高い技術力と力強い組織力があるので今後も車椅子を送り続けたいパートナーです。

2022年10月30日      事務局

〇坂東市におけるコンテナー積込みの様子

(左)梱包されて緑色のテープが巻かれているのは、積込みを待つ子ども用車椅子です。
(右)子ども用車椅子が一番奥に積み込まれました。


(左)コンテナーの中に棚を作って積み込み効率を上げます。
(右)棚を利用して電動車椅子130台、バッテリー200個、手動子ども用車椅子37台が積み込まれました。


40フィートコンテナーへの積込み、お疲れさまでした。
左から5人目がさいとう工房社長でさくら車いすプロジェクトの責任者の斎藤さんです。

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