活動レポート32号を発行しました。

  活動レポート32号(2025年3月)を発行しました。本号は、モンゴルとウクライナの報告です。

 モンゴルの報告では、日本での車椅子の積み込み作業と現地でのコンテナーからの荷下ろし作業の様子が記載されています。
107台の車椅子が到着したのはマイナス30℃のウランバートルで、極寒の中での作業は大変だったようです。

 ウクライナについては、発送が急遽決まったために臨時の例会を開催して15台の車椅子を準備したことと、2人の在日ウクライナ人との連携で送り出すことができたことを報告しています。

 上のイメージをクリックすると活動レポート32号を見ることができます。また、こちらからは32号を含めてすべてのレポートを見ることができます。

2025年3月27日      事務局

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 真新しい車椅子が届きました。

  2025年3月20日、東京在住のTさんが車椅子を1台拙宅に届けてくれました。車椅子の状態は非常に良いものです。Tさんの息子さんは、車椅子の完成後2か月で亡くなってしまったので、この車椅子を使用したのはほんのわずかな期間だったのです。

 このように、車椅子を使っていた子どもさんが亡くなってしまい、車椅子を処分することができず、当会に託すことを選択する親御さんがいます。

 当会に託す時期は様々です。亡くなってすぐに当会を見つけて届けに来られる親御さんや、亡くなったあと数年間自宅に保管していてその後に当会に託すことを選択した事例もあります。

 お子さんが自分の手足と同様に使っていた車椅子は、親御さんにとってお子さんの分身であり、子どもの存在は消えたが車椅子はいつまでも使って欲しいという思いがあるのではないでしょうか。そのような気持ちから、車椅子を当会に託してくれるのだと推察します。

 私たちは、使われなくなった車椅子を500台/年間程度引き取り、整備して海外の恵まれない子どもたちに送っています。その1台1台には様々な思いがあるはずです。可能であれば、それぞれの事情を伝えながら海外の子どもたちに届けることができればと思います。

 今後も、1台でも多くの車椅子を海外に届けることで、親御さんやお子さんたちの思いを送る橋渡しとしての役目を自覚しながら活動を続けていく決意です。

2025年 3月22日 森田 祐和

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   CMA CGMの皆さんと一緒に例会を開催しました。

 前日は霙交じりの雨でしたが、当日は快晴となり午後には気温が急上昇して、作業には暑いくらいの天候でした。当日集まってくれたのは、常連の相模女子大チーム2、ベトナムチーム10、エチオピアチーム5、ネパールチーム6、一般4、スタッフ5に加えて、海運会社のCMA CGM JAPAN K.K.の14人(子ども含む)の皆さんの参加があり、総勢46人の例会となりました。     続きを読む、、、

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   都立多摩工科高校2024年度卒業生の声を掲載しました。

 2025年3月に卒業する東京都立多摩工科高等学校の生徒9人が卒業メッセージを送ってくれました。同校の生徒さんたちは、部活動であるJRC部(Junior Red Cross:青少年赤十字部)” に所属していて、当会の活動に参加するとともに他のボランティア活動にも参加しています。        メッセージはこちらから。

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   パキスタンへ82台を発送しました。

  2025年1月末、パキスタン向けの車椅子を積載した船が横浜港を出ました。カラチには3月上旬に到着の見込みです。カラチ港から目的地のラホール市まで1,300キロの陸送の末、届けられます。 

  今回のパキスタンへの発送は、電動車椅子をパキスタンに送り続けている「NPO法人さくら車いすプロジェクト」(代表篠田浩之氏)から、子ども用車椅子提供の要請をうけて実現しました。同プロジェクトの電動車椅子、大人用車椅子に加えて、当会からは82台の子ども用車椅子とリハビリ用具を送りました。

  さくら車いすプロジェクトは、我々の共通パートナーである「マイルストン特別な人の協会」に対して各種車椅子の製造、修理に関する技術指導をしています。同協会は、技能者の育成と自立支援をパキスタン国内で推進していて、大きな成果を上げています。

  当会がさくら車いすプロジェクトに提供した車椅子は、すべて未整備です。現地において技術訓練として整備され、機能検査後に配布される予定です。

  今後は、仕上げられた車椅子がパキスタンの子どもたちに供与されたという現地からのお知らせを心待ちにしたいと思います。

2025年2月21日      森田 祐和

(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

  1月末の出航に先立って、坂東市で行われた車椅子のコンテナー積み込みの様子です。同国への発送は、343台になりました。

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   MFSインベストメント・マネジメントの皆さんを迎えました。

  気温の低い一日でしたが、日差しが強くあまり寒さを感じることなく作業をすることができました。参加者は、MFSインベストメント・マネジメント株式会社の13人の皆さんです。
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   60名を超える参加者で例会を開催しました。

   ここ5年間では最大の60名を超える参加者を迎えて例会を開催しました。集まってくれたのは、相模女子大学チーム10人、エチオピアチーム6人、ベトナムチーム19人、多摩工科高校12人、ネパールチーム6人、一般ボランティア3人、スタッフ5人の合計61人です。
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 マイナス30℃の極寒のウランバートルに車椅子が到着しました

  2024年11月29日、モンゴルの「Universal Progress 自立生活センター」(代表 Munkhjargal Narankhuu氏)に向けた車椅子や、補装具を積載したコンテナー船が東京港を出ました

  車椅子は、発送当初の見込みより少し早く1月末にウランバートルに到着しました。通関などのお手伝いをしてくれたのは、JICA海外協力隊員のOさんです。当会が、単独でモンゴルへ車椅子を送るのは今回が初めてです。同氏のお力添えがあることで通関を果たすことができました。お礼申し上げます。

  今後は、子どもたち、施設、病院等への配分を決めて、5つの地方に送る予定で、2月中に完了を目指すとのことです。4月18日の贈呈式には当会のメンバーと昭島中央ロータリークラブの有志の皆さんが出席する予定です。同ロータリークラブは、今回のモンゴルプロジェクトに関して金銭面や車椅子の清掃活動でも支援していただいています。

  暖かい春の到来とともに子どもたちに車椅子を渡せる日が来ることを楽しみにしています。

2025年 2月8日 事務局

〇現地到着の様子です。
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

          コンテナーが倉庫に到着しました。


外も倉庫内もマイナス30℃の中、車椅子をコンテナーから降ろして倉庫に格納しました。


 作業を終えたプロジェクトの現地での関係の皆さんです。寒い中、お疲れ様でした。
(お世話になっているOさんはこの写真を撮影しているために写っていません)

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   日高特別支援学校から21台の車椅子等の提供です。

   松飾りが取れて間もない1月15日に、埼玉県日高市にある日高特別支援学校に行って、21台の車椅子等を引き取りました。 幸いにも好天に恵まれ、短時間でトラックに積み込むことができ、拝島にある当会の倉庫に運び込みました。

  学校に到着すると、先生とPTAの役員の皆さんが車椅子を校庭に並べて待っていてくれました。車椅子は体育館奥の倉庫に保管されていたようで、状態も良好でした。

  車椅子12台、バギー2台、座位保持2台、ウォーカー4、カーシート1のトータル21台でした。その中で、珍しい車椅子が2台ありました。スポーツ用の車椅子です。このスポーツ用車椅子を生かすことができる海外パートナーを探し出して届けたいと思います。

 日高特別支援学校の皆さん、ありがとうございました。

2025年1月17日      事務局

〇学校の様子です
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

付近の幹線道路には、学校の案内板が設置されていてわかりやすい場所でした。広い敷地内に児童・生徒の送迎に使われるバスが並んでいました。


(左)到着すると先生とPTAの役員さんが、車椅子を運び出して待っていてくれました。
(右)すべての車椅子やバギーなどを短時間でトラックに積み込むことができました。

 スポーツ用と思われる車椅子2台を引き取りました。活用できる海外パートナーを探します。
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   今年最初の例会は参加者が50人規模でした。

   今年第1回目の例会を開催しました。朝方は寒かったですが、次第に雲間から日差しが差し込んで作業にもってこいの暖かな一日となりました。
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