マレーシアへ小児用バギーを34台送り出しました。
当会の受け手であるマレーシアドリームファクトリー(代表サイドプテラ氏)からの
強い要望で木箱に入れ送りました。当地ではバギーの需要が高いそうです。現地では
整備と分解、さらには布地張替え、フレーム再塗装まで行っており、徹底ぶりは脱帽です。
モンゴルへ陸送と空輸二本立て
8月にモンゴルに向けて40フィートコンテナで151台を送り出しました。
単独で当会から二度目となります。受け入れはユニバーサルプログレス自立生活センターです。今回は100台を首都から西に1000キロ離れた地域に配布予定とお聞きしました。
同月、ミアット航空の無償運搬支援を申請。快諾を受けましたので、早速に成田空港
まで10台を運搬しお渡ししました。今回は日本語教育を受けている日馬富士学園
の生徒さんがお手伝いしてくださいました。
テスト
2025年3月20日、東京在住のTさんが車椅子を1台拙宅に届けてくれました。車椅子の状態は非常に良いものです。Tさんの息子さんは、車椅子の完成後2か月で亡くなってしまったので、この車椅子を使用したのはほんのわずかな期間だったのです。
このように、車椅子を使っていた子どもさんが亡くなってしまい、車椅子を処分することができず、当会に託すことを選択する親御さんがいます。
当会に託す時期は様々です。亡くなってすぐに当会を見つけて届けに来られる親御さんや、亡くなったあと数年間自宅に保管していてその後に当会に託すことを選択した事例もあります。
お子さんが自分の手足と同様に使っていた車椅子は、親御さんにとってお子さんの分身であり、子どもの存在は消えたが車椅子はいつまでも使って欲しいという思いがあるのではないでしょうか。そのような気持ちから、車椅子を当会に託してくれるのだと推察します。
私たちは、使われなくなった車椅子を500台/年間程度引き取り、整備して海外の恵まれない子どもたちに送っています。その1台1台には様々な思いがあるはずです。可能であれば、それぞれの事情を伝えながら海外の子どもたちに届けることができればと思います。
今後も、1台でも多くの車椅子を海外に届けることで、親御さんやお子さんたちの思いを送る橋渡しとしての役目を自覚しながら活動を続けていく決意です。
2025年 3月22日 森田 祐和
7月の定例会
2024年度事業活動報告書及び次年度計画書を掲載しました。*
2025年6月29日(日)に当会の総会が開催され、2024年度事業活動報告書及び次年度計画書が承認されました。
報告書は、右のイメージをクリックすると見ることができます。
こちらからはすべての年度の報告書を見ることができます。
風薫る五月の例会を開催しました。
5月11日、爽やかな風に吹かれて例会を開催しました。参加者は、相模女子大チーム4名、ベトナムチーム20名、エチオピアチーム3名、多摩工科高校チーム12名、一般ボランティア2名、スタッフ4名の総勢45人でした。
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モンゴルで贈呈式が開催されました。
2024年11月29日、モンゴルの「Universal Progress Center自立生活センター」(代表 アンドラフバヤル氏)に向けた車椅子や、補装具を積載したコンテナー船が東京港を出ました。当初の見込みでは、ウランバートルに着くのは2~3か月後とのことでしたが、2025年1月30日に到着し、極寒の中で倉庫搬入が行われました。
車椅子は、107台のすべてが事前にモンゴル全国の希望者に届けられたそうです。モンゴルは国土が広く、遠いところではウランバートルから1,600kmの場所もあったそうです。当会が事前に送った車椅子の写真と座面のサイズ情報をもとに子どもを選定しますが、中にはサイズが合わないケースもあったようです。この作業を行った現地の関係者とJICA海外協力隊のO氏に感謝です。
気温も上がった4月18日(金)午後2時に贈呈式が開催されました。場所は、モンゴル障害者開発庁の8階の会議室です。モンゴル側の出席者は、ユニバーサル・プログレス・センター(今回の贈呈先)、モンゴル障がい児親の会、今回車椅子を受け取った当事者の子どもたちとその保護者、子どもたちが利用する施設の関係者、障がい者開発庁、国立障がい児リハビリセンターです。
日本からは、 東京昭島中央ロータリークラブ、 在モンゴル日本大使館、 JICAモンゴル事務所、モンゴル日本人会および当会から森田です。贈呈式の様子はモンゴル国営放送により取材が行われました。
今回の贈呈で、モンゴル側は大変に喜んでくれました。しかし、それ以上に次の受け取りに関する要望が非常に強くあり、次回に向けた態勢作りを進めていました。そうした熱い思いに継続して送りたいと決意した次第です。
2025年4月26日 森田 祐和
〇モンゴル訪問記を掲載しました。ご覧ください。
〇贈呈式の様子です。

(左)贈呈式で挨拶をする筆者
(右)贈呈先の代表であるバイヤール氏(車椅子に乗る右の人)と関係者との記念撮影
雨天順延で、定例の翌週に例会を開催しました。
当会の活動日は毎月第二日曜日ですが、4月13日は雨予報が出たため、翌週の4月20日に順延することにしました。
この日は、曇り空でしたが暑くもなく寒くもなく車椅子の整備に最適な気候でした。集まってくれたのは、相模女子大チーム3名、ベトナムチーム12人、多摩工科高校卒業生2人、エチオピアチーム1人、一般ボランティア3人、スタッフ4名の総勢25人でした。
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