森田会長がNHKラジオに出演しました。

  2024年12月13日(金)18:00からのNHKの夕方の番組「Nらじ みんなのエンタメ」のコーナーで当会の紹介をしました。

以下は、NHKのホームページに表示されている番組の紹介文です。

▼みんなのエンタメ『子ども用車いすを海外に届けたい』 /NPO法人 海外に子ども用車椅子を送る会 会長 森田祐和さん
 国内で使われなくなった子ども用の車いすを海外の子どもたちに送り届ける活動についてお伝えします。今年20年目を迎え、これまでに26か国に1万台を超える車いすを送り届けてきたといいます。活動を始めたきっかけは?どんな想いで活動をしているのか?


この番組のネット配信は終了しました。

 番組の中では、活動の基本である車椅子の収集、ボランティアの皆さんによる清掃・整備・梱包、そしてコンテナーでの輸送について森田会長が説明しました。また、活動には在日のベトナム人やエチオピア人なども来てくれることやその国の料理を作ってくれることなども紹介しています。国際交流の場であり、世代間交流の場となっていると説明しました。

 また、ソロモン諸島のサマンサさんの紹介もありました。自分の弟のために車椅子を提供してくれたことに深く感謝しているというメッセージを紹介しました。

 最後に、車椅子を送っている国の受け取り手から「もう自分たちで車椅子を用意できるので、送ってくれなくてもいいよ」と言われたい、それまでは続けると締めくくりました。

2024年12月14日      事務局

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   年末恒例の餅つき大会の例会を開催しました。

~ 日興アセットマネジメント株式会社&三井住友トラストグループ株式会社の
                 皆さんをお迎えして ~

  冬らしい寒さが身に染みる作業日でした。朝方は快晴でしたが、昼前に小雨が降りだして、作業の中断を余儀なくされました。しかし、参加者の皆さんの頑張りで予定通りの活動を行うことができました。
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  活動20周年の年に1万台贈呈を達成しました。

 2024年11月29日のモンゴル向け車椅子が東京港を出たことで、当会が海外に子ども用車椅子を送った総台数は1万台を超えました。そして、今年は当会が活動を開始して20年目の記念すべき年です。

 当会は2004年6月に活動を開始しました。第1号の贈呈は、同年10月にマレーシア向けの16台です。誰も経験したことの無いことを実現しようとするため、すべてが手探りの中で始まりました。特に海外への輸出に関する知識は皆無でしたが、活動の趣旨に賛同する人の輪が広がり、無事にマレーシアに送ることができました。

 以来、26か国に10,038台(2024年12月現在)を送ることができました。これは、当会の車椅子清掃・整備を支えてくれる多くのボランティア、車椅子を提供してくれる関東近県の特別支援学校のPTAの皆さんと先生方、全国から個々に車椅子を届けてくださる保護者の皆さん、そして高額な海外への輸出費用を支えてくれている会員の皆さん、企業・団体の皆さん、こうした支援の輪があって達成できた1万台です。

 活動のきっかけは、私自身が癌を患い医師から言われた「余命1年」です。「死ぬまでに世の中に役立つことをしたい」という思いから始めました。このように20年も継続し、1万台以上の車椅子を送ることができるとは思っていませんでした。

 私自身の癌も完治こそしませんが、活動を推進できる体力もあり「1台でも多くの車椅子を海外の子どもたちに届けたい」という思いで頑張っています。今後とも多くの皆様の支援を頂戴して活動を継続したいと思います。

2024年12月5日      森田 祐和

(参考)当会の起源は「爆走ことぶきや物語」からご覧ください。

〇1万台達成、20周年記念Tシャツ
 20周年、1万台贈呈達成を記念してTシャツを作製しました。今後の清掃・整備に参加してくれるボランティアの皆さんを中心に配布をしていきます。

左の写真、および下図はクリックすると大きくなります。


  〇年別の1万台贈呈の軌跡です        〇国別の1万台贈呈の軌跡です


  

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   モンゴル向け107台の車椅子等が東京港を出ました。

  2024年11月29日、モンゴルの「Universal Progress 自立生活センター」(代表 アンドラフバヤル氏)に向けた車椅子や、補装具を積載したコンテナー船が東京港を出ました。中継地となる中国天津市の新港に陸揚げされ、そこから鉄道でモンゴルまで運ばれます。ウランバートルに着くのは2~3か月後の2025年1~2月末の見込みです。

  同国へは、これまで他の国内団体との共同での発送はありました。しかし、今回は当会単独でのプロジェクトです。このプロジェクトの始まりは、贈呈先の代表であるアンドラフバヤル氏との5月27日の神戸市での面談です。

  面談の目的は、当会が考える子ども用車椅子の子どもへの供与と、その管理方法についての意識合わせでした。大人用車椅子とは異なる管理が求められる子ども用車椅子の取扱いについて意見交換をしました。そして、本年内に90台の子ども用車椅子を送る約束をしました。

  同プロジェクトは2024年6月に始まりました。以来、6回の例会を経てモンゴル向け車椅子等107台の準備が整いました。今回は、当初予定の90台を超えて107台となりました。このため、コンテナーサイズを20フィートから40フィートに変更しています。また、その内容も車椅子に加えて、バギー、座位保持装置、歩行訓練器、立位訓練器、カーシート、ストレッチャー、バスチェアー、そして補装具も含まれています。当会としては初めて単独で送るので、様々なものを入れることにしました。 

  車椅子がモンゴルに到着後に、現地での贈呈式の開催をお願いしています。贈呈式の開催が実現すれば、当会の理事や、ボランティア、また支援団体の参加も想定されます。当会の関係者がモンゴルの地へ出かけて、当地の障がいを抱える子どもたちの生活実態に触れることで、より的確な器具の贈呈につながると思います。

  なお、本贈呈によりモンゴルへの台数は、158台となりました。さらに、当会が活動を開始して以来の総贈呈台数が1万台を超えました。これは、ひとえに当会を支援してくださる多くの皆様方のおかげです。心よりお礼申し上げます。

2024年12月3日      森田 祐和

〇本船の出航に先立って、11月20日に東京都羽村市の多摩包装工業株式会社にてコンテナーへの積み込み作業が行われました。当日はあいにくの雨でしたが、107台の車椅子等と補装具が積み込まれました。
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

梱包済みの車椅子に巻かれている青テープはモンゴル向けを示しています。


ここ最近の試みとして毛布による梱包を行っています。毛布を再利用してもらい、梱包材のごみを減らすための試みです。



(左)補装具を詰め込んだ段ボールもコンテナーに積み込みました。
(右)すべての荷物を積み込み完了し、落下防止の木枠を設置してコンテナーを閉めます。


(左)森田会長がコンテナーの封印をしました。
(右)東京港に向けてトラックが出発しました。

〇モンゴルへの発送品です

      車椅子:52台             バギー:13台


     座位保持装置:12台           歩行訓練器:15台


      立位訓練器:7台           カーシート:2台


     ストレッチャー:3台           バスチェアー:3台


       補装具:64足             ヘッドギア:8個

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   ひまわり特別支援学校から12台の車椅子などの提供です。

  12月とは言え強い日差しに汗ばむような日に、埼玉県さいたま市にあるひまわり特別支援学校から車椅子2台、バギー2台、座位保持1台、歩行訓練器7台を引き取りました。

  同校から車椅子を提供していただいているのは、先月の都立鹿本学園と同様に2019年からです。記録で確認できるのが2019年からですが、その前からもあったと思われます。

  玄関の入り口ホールには車椅子が並んでいました。トラックが到着すると、集まっていたPTA役員の皆さんと教頭先生が一斉に手伝ってくれて、積み込みはあっという間に完了しました。

  「カーシートなども引き取りの対象でしょうか」作業後のPTA役員の方からの質問です。「当会が海外に送る器具の中には、カーシートに加えてストレッチャーやバスチェアーなどもあります。そうした器具も海外では喜ばれます」と説明しました。

これらの車椅子などはネパールへ送る計画であることを報告して、来年も提供くださるようお願いしてきました。

2024年12月3日      事務局

〇積み込みの様子です
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

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   都立鹿本学園から12台の車椅子を提供いただきました。

  秋晴れの当日、東京都の東部に位置する都立鹿本学園から10台の車椅子と2台のバギーの提供を受けました。PTA役員の皆さんが車椅子のトラックへの積み込みを手伝ってくれました。

  同校からの車椅子の提供は2019年からです。それ以前からも受けているかもしれないのですが、記録がある中では今年で6年目です。当会の活動を支えているのは、このような特別支援学校からの継続した車椅子の提供です。

  これはPTAの役員の皆さんの支援があればこそ実現していることです。役員の方たちはほとんどが数年で交代します。それにもかかわらず役員間での引継ぎが確実に行われ、当会へ車椅子の提供をしてくれます。本当にありがたいことで、改めてお礼を申し上げます。

  今回の車椅子は、ネパールへの贈呈がその候補ですとお伝えしました。そして、来年も提供してくれるようお願いすると「もちろんです」と快諾をいただきました。

2024年11月27日      事務局

(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

PTAの役員の皆さんが事前に車椅子を外に出して待っていてくれました。


トラックが到着し、全員でトラックへの積み込みを行いました。有難うございました。


車椅子の積み込みが終了し、役員の皆さんがトラックを誘導し、見送ってくれました。


鹿本学園の建物です。広い敷地にある立派な建物です。校舎以外にも、グランドや体育館、プール、農園などがあります。

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   ソロモンの弟さんに車椅子が届きました。

  2024年8月28日にソロモン諸島出身の留学生サマンサさんに車椅子を渡しました。9月5日にはサマンサさんが車椅子を持って飛行機でソロモン諸島に一時帰国しました。

  彼女自身が帰国したのは、ソロモン諸島の首都ホニアラがあるガダルカナル島で、弟さんがお母さんと一緒に暮らしているのは、その島の隣のマライタ島です。車椅子はホニアラから隣の島へ簡単には届かなかったようです。

  2024年11月13日にサマンサさんから車椅子に乗る弟さんの写真が届きました。2か月以上の日数が経っていましたが、弟さんと家族の写真を見て、関係者一同が大喜びしました。

  通常はコンテナーで90台を海外パートナーに送っている当会ですが、このように個別の贈呈を実現できたことは望外の喜びです。これは、サマンサさんの弟さんとお母さんを思う気持ちから実現したものだと思います。当会から彼女がソロモン諸島に車椅子を運ぶための費用支援をしました。それは、コンテナーで90台を運ぶ時の1台当たりのコストより高いものでしたが、機会があればこのような支援も継続していきたいと思います。

2024年11月19日      森田 祐和

(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

(左)自宅前で車椅子に乗るサマンサさんの弟さん
(右)車椅子に乗るサマンサさんの弟さんとお母さん(右から2人目)とおばさん(左)と甥っ子さん(右)です。

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   フォーの香りに包まれた例会となりました。

  途中小雨もありましたが、ほぼ曇りの一日で、モンゴル向け最終の例会を開催できました。集まってくれたのは、ベトナムチーム11人、多摩工科高校チーム10人、エチオピアチーム4人、一般ボランティア3人、スタッフ6人、総勢34人でした。
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  17回目の福生ブルースフェスティバルが開催されました。

  今年で17回目を迎える恒例の福生ブルースフェスティバルが、秋晴れの11月3日に開催されました。会場は、昨年と同じJR八高線 東福生駅そばのスーパー・マルフジさんの大駐車場です。

  同フェスティバルは、当会の活動支援を目的に石川酒造当主の石川弥八郎さんが、ミュージシャンに呼びかけをして2006年に発足しました。今では、福生市の秋のイベントとしても定着しています。毎年、チャリティー・イベントとして、収益金の一部が当会に寄付されています。

  第17回となる今回も、実行委員長のCHIKKO SOMA(ds.)さん、KOTEZ(vo., hca.)さん達の呼びかけに応え、東京はもとより、名古屋、福島、大阪、など各地からの名だたるプロミュージシャンが30人以上参加しました。各ミュージシャンが、熱く、濃いサウンドをくり広げました。200人以上のオーディエンスと一体化した非常に盛り上がりのある演奏会となりました。

  演奏の合間に森田会長が、海外の障害がある子どもたちの実態と日本からの支援の重要性を話しました。そして「皆さんのご支援のおかげで、海外の子どもたちへの車椅子贈呈台数一万台が達成できそうです。ありがとうございます」とお礼を述べました。

  ミュージシャンの皆さん、募金に協力してくれた市民の皆さん、関係の皆さん、ご支援有難うございました。

2024年11月5日      事務局

(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

(左)7~8時間にわたり熱い演奏が繰り広げられました。
(右)「皆さんのご支援のおかげで車椅子の贈呈台数1万台が達成できそうです」
    募金箱を持って会場を回ってくれた子どもたち、石川弥八郎さんと森田会長。

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   関東最後の「BIKE&CAMP KANTOU24」が開催されました。

  当会の清掃・整備・梱包作業にボランティアとして参加している山下さんが主宰する「BIKE&CAMP KANTOU24」が、今年も霞ケ浦湖畔で10月26、27日の2日間にわたって開催されました。

  様々な自転車の展示や試乗会があり、キャンプ用品の展示・販売が行われました。143組170人の宿泊者(テント泊など)と一般来場者を含めて1,000人規模のイベントとなりました。(右の案内パンフレットをクリックするとイベントのページへリンクします)

  当会は山下さんの「イベントに参加して、車椅子の会の紹介をしませんか」というありがたいお誘いに乗って4年連続で参加しました。

  日中は、様々な自転車の試乗会や、キャンプ用品の販売などが行われました。土曜日の夕方からは、焚火を囲んでのトークショーです。実行委員の旅行体験を紹介し、参加者が関連の質疑や自分の体験を紹介して盛り上がりました。BIKE&CAMPという共通の趣味がなせる業と感心しました。

  トークショーの後で、森田会長が当会の紹介を兼ねた挨拶をしました。「肢体不自由の子どもたちが少しでも元気になるよう、車椅子を海外に送る活動を継続したい」とその思いを述べました。参加者の皆さんが真剣に耳を傾けてくれました。

  また、毎年盛り上がりを見せる恒例のチャリティ・オークションが開催され、参加者が次々に紹介される品物に大きな声で入札をしていきました。オークションの売り上げは、当会へ寄付されます。皆さん、有難うございます。

2024年10月29日      事務局

(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。

(左)会場の入り口にある本部テントです。ここで来場者の受付をします。
(右)本部テントの一部を借りて、当会紹介パネルや車椅子(オレンジ色)を展示させてもらいました。


(左)今年も山下さんの挨拶でイベントが始まりました。
(右)駆けつけた森田会長と山下さん、当会の理事で記念撮影をしました。


(左)本部テント前の焚火で「焼きマシュマロ」を楽しんでもらいながら募金の呼びかけをしました。
(右)山下さんの案内で森田会長が会場のお店の見学をしました。


(左)焚火を囲んでのトークショーが行われました。話題は自転車で海外の国境を超えるときの苦労話が中心でした。
(右)会場で当会の紹介をする森田会長です。「肢体不自由の子どもたちが、外に出て新鮮な空気を吸い、太陽光を浴びることができるようにこれからも車椅子を海外に届けたいです。」


(左)当会の20周年記念&一万台贈呈記念Tシャツを森田会長が山下さんにプレゼントすると、すぐに着てくれました。さすがにプロのモデルの着こなしです。
(右)会場のほぼ全景です。まだまだ、左側にテント、キッチンカーなどがあります。にぎやかな二日間でした。

 霞ケ浦のこの場所での開催は、今年が最後だそうです。名残惜しくもありますが、今回も素晴らしいイベントとなりました。

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