年始のご挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年はモンゴル、パキスタン、マレーシアに送り出しました。その中で
現地において清掃、整備を担当してくださる団体が増えてきました。私たちが
収集をする車いすの量が増す中、受け入れ先でも作業の一部を分担していただける
ことはとても助かることです。
春にはタイのチェンマイ、スリランカに向けてコンテナが日本から出発します。
その数262台。多くの子どもたちが待っています。手を広げて青空の下を自由に動ける
日が実現するお手伝いをしていきます。次世代の子どものために少しでも力になれたら
これ以上の喜びはありません。自分の意志で自由に動けること、それが実現でき
ることを願い全力を尽くします。
2026年 元旦 会長 森田祐和
餅つきを開催しました
毎年恒例となった餅つきを12月14日に開催しました。小雨が降りしきる中
参加は減ったものの50人近くが集まりました。餅米を蒸かしてから臼に移し
杵でついていく手間のかかる作業でしたが、参加者の和気あいあいと協力しあって
盛り上げていただきました。昭島フードバンク、多摩工科高校OBの方々たちも
積極的にご協力いただき御礼を申し上げます。午後は晴れ渡り、笑顔が絶えない
楽しそうな皆様を拝見し、気持ちよく締めくくりができました。
会長 森田祐和
マレーシアへ小児用バギーを34台送り出しました。
当会の受け手であるマレーシアドリームファクトリー(代表サイドプテラ氏)からの
強い要望で木箱に入れ送りました。当地ではバギーの需要が高いそうです。現地では
整備と分解、さらには布地張替え、フレーム再塗装まで行っており、徹底ぶりは脱帽です。
モンゴルへ陸送と空輸二本立て
8月にモンゴルに向けて40フィートコンテナで151台を送り出しました。
単独で当会から二度目となります。受け入れはユニバーサルプログレス自立生活センターです。今回は100台を首都から西に1000キロ離れた地域に配布予定とお聞きしました。
同月、ミアット航空の無償運搬支援を申請。快諾を受けましたので、早速に成田空港
まで10台を運搬しお渡ししました。今回は日本語教育を受けている日馬富士学園
の生徒さんがお手伝いしてくださいました。
テスト
2025年3月20日、東京在住のTさんが車椅子を1台拙宅に届けてくれました。車椅子の状態は非常に良いものです。Tさんの息子さんは、車椅子の完成後2か月で亡くなってしまったので、この車椅子を使用したのはほんのわずかな期間だったのです。
このように、車椅子を使っていた子どもさんが亡くなってしまい、車椅子を処分することができず、当会に託すことを選択する親御さんがいます。
当会に託す時期は様々です。亡くなってすぐに当会を見つけて届けに来られる親御さんや、亡くなったあと数年間自宅に保管していてその後に当会に託すことを選択した事例もあります。
お子さんが自分の手足と同様に使っていた車椅子は、親御さんにとってお子さんの分身であり、子どもの存在は消えたが車椅子はいつまでも使って欲しいという思いがあるのではないでしょうか。そのような気持ちから、車椅子を当会に託してくれるのだと推察します。
私たちは、使われなくなった車椅子を500台/年間程度引き取り、整備して海外の恵まれない子どもたちに送っています。その1台1台には様々な思いがあるはずです。可能であれば、それぞれの事情を伝えながら海外の子どもたちに届けることができればと思います。
今後も、1台でも多くの車椅子を海外に届けることで、親御さんやお子さんたちの思いを送る橋渡しとしての役目を自覚しながら活動を続けていく決意です。
2025年 3月22日 森田 祐和
7月の定例会
2024年度事業活動報告書及び次年度計画書を掲載しました。*
2025年6月29日(日)に当会の総会が開催され、2024年度事業活動報告書及び次年度計画書が承認されました。
報告書は、右のイメージをクリックすると見ることができます。
こちらからはすべての年度の報告書を見ることができます。
風薫る五月の例会を開催しました。
5月11日、爽やかな風に吹かれて例会を開催しました。参加者は、相模女子大チーム4名、ベトナムチーム20名、エチオピアチーム3名、多摩工科高校チーム12名、一般ボランティア2名、スタッフ4名の総勢45人でした。
続きを読む、、、





