前日の嵐のような悪天候から一転して快晴の例会となりました。先月のマレーシア向けに続いて車椅子の清掃作業です。先月は100台の清掃を完了しているので、今月は70台の清掃が目標です。合計170台を40フィートコンテナで送ります。
今月の作業工程も清掃⇒シール貼付・シート寸法採り⇒写真撮影⇒梱包、です。通常の作業で行われるブレーキの調整やタイヤ交換は行いません。一方、現地での修理作業ができるように交換用タイヤやその他の必要なパーツを同梱して送ります。また、車椅子だけではなく、自動車用のチャイルドシート30個も送ります。その他に、倉庫に眠っていた補装具を段ボールに詰めて12箱分を送ります。7月初めに発送予定です。
今日の参加者は、相模女子大チーム16名、ベトナムチーム17名、エチオピアチーム6名、多摩工業高校チーム5名、その他一般ボランティアを合わせて約60名ほどでした。
(左)今日もボランティアが集まる前にマレーシア向け車椅子を作業場に並べます。
(右)参加者を前に作業前のミーティングです。清掃だけとはいえ70台の清掃作業は効率よく行う必要があります。作業の役割と流れを確認します。
(左)今日も梱包に大量のクッション材を準備しました。
(右)車用に使用するチャイルドシートです。これも今回一緒に送ります。約30個です。
今日は大変珍しい装置がありました。段差などを車椅子が乗り越えるための手動の昇降機です。これもマレーシアに送ります。
(左)多摩工業高校の先生と生徒の皆さん。右端の高野さんは多摩工業高校は退職しましたが、継続して会の活動に参加してくれています。
(右)相模女子大の1年生の皆さんです。今年も多くの参加者があったようです。
(左)エチオピアチームです。3人のエチオピア出身者と3人の日本人支援者です。
(右)今回初参加のゼナさんです。芝浦工大の大学院で建築を学んでいるそうです。一生懸命清掃に取り組んでくれました。
今日はゲストの皆さんがたくさん来てくださいました。
中央アジアのキルギス共和個を支援しているキャル基金の松田さんです。今回が初参加ですが、精力的に最後まで清掃作業に取り組んでくれました。
友人がコロンビアでボランティア活動をしていて、自分もなにかできることはないかとインターネットを探したところ、当会のホームページを見て参加してくれた白石さんです。
(左)今回の例会に合わせてベトナムから活動の様子を見学に来た建設会社副社長のティンさんと通訳のガンさん。当会の活動に興味を持ち、ぜひともベトナムに車椅子を送る活動に参加したいと見学に来られました。
(右)自らも清掃作業を体験し、真剣にベトナムの子どもたちに車椅子を送ることを検討していました。
当会のWEBサイトを見て参加してくれた横田基地に勤務するオースティンさん(中央の男性)。日曜日に何かすることがないかとインターネットを見ていたら当会が見つかり、興味がわき参加してくれたそうです。今回は一人の参加ですが、来月は友人を10人くらい連れてくると約束してくれました。
(左)フィリピンのミンダナオ島の先住民族の支援活動をする相田さん。車椅子を送ることがあり、インターネットで当会を知ったそうです。車椅子の勉強をしたくて参加してくれました。
(右)ベトナムチームメンバーに教えてもらいながら清掃体験する相田さんです。
(右)当会と縁がある小平ジャズ協会の副会長である西出さん。活動に興味があり、初参加とのことです。今回は寄付金もいただきました。
(右)東京ラオス会の池内さん。ラオスの子ども病院から車椅子を1台送って欲しいと要請があり、当会に打診がありました。技術担当の西野さんが選定し、池内さんに手渡しました。
作業の途中で車椅子と座位保持器を三鷹に住む浅野さんご夫婦が届けてくださいました。
お子さんが当会会員の永峰さんのお子さんであるかのんちゃんと同じ学校とのことで話が盛り上がりました。早速、マレーシアに送りますと小田理事が受け取りました。
工具は整理・整頓が大変です。どこになにがあるかわからない、どこかへいってしまった、など日常茶飯事です。そこでベテランボランティアの中尾さんは自ら工具箱を考案し、持参してくれました。これで、サイズ別の道具がすぐにわかるようになり、作業がはかどると期待が高まります。
お昼の食事には茹でたトウモロコシが配られました。甘くてとても美味しいトウモロコシでした。
(左)ベトナムからきたティン副社長と通訳のガンさんも茹でたてのトウモロコシを美味しいと食べてくれました。
(右)トウモロコシをほおばりながら相模女子大チームの活動について話し合うメンバーと小田理事です。