秋晴れの気持ちの良い例会となりました。いつものベトナムチーム、相模女子大チーム、多摩工業高校チーム、エチオピアチーム、アジア協会チームと一般ボランティアの皆さんで60名ほどの参加がありました。
今月の特別ゲストは、エチオピアのチャム ウガラウリヤトウ駐日全権大使です。10時半ころに例会会場に来られました。一緒に昼食のエチオピアカレーを食べ、私たちの日ごろの活動を最後まで温かい目でご覧になり、最後に挨拶をして帰っていかれました。いかにも紳士然とした、言葉を交わさなくても優しそうな大使でした。
新しい参加者として、エクイニクスジャパン株式会社の社員の方々にお手伝いをいただきました。とても真摯に車椅子に向き合う姿が印象に残りました。当然ながら、従来から参加の相模女子大、多摩工業高校の生徒や在日ベトナムの皆さんも大切なそして心強い戦力です。また、天才画家ピカソのお孫さんも2回目の参加でした。
昼食は、当会会員のアベベ・ザウガさんたちがエチオピアカレーとコーヒーをふるまってくれました。また、プロジェクターを介して、エチオピアの贈呈式の様子を撮影した動画を流し、現地の様子を紹介しました。参加した皆さんにとても良い報告ができたと思います。エチオピアデーと言っても過言ではないほどエチオピア一色の一日でした。
今日もいつものように始まりました。持参したそれぞれの国旗を壁に貼ります。
作業開始から30分程度が経過すると大使が来られました。早速、森田会長やスタッフと挨拶を交わします。
作業中の手を止めて大使からのお礼の挨拶に耳を傾けます。
例会の常連メンバーのアベベさんが、大使の挨拶を日本語に訳してくれました。以下が大使のご挨拶の要旨です。
「今日は皆さんの活動を初めて見ることができました。エチオピア協会、アジア協会そしてそのほかの参加の皆さん、本当にありがとうございます。これまでエチオピアの子どもたちに520台の車椅子を送ってくれています。それらの車椅子のおかげで子どもたちは学校に通うことができます。また、外に出て散歩することができるなど自由な活動ができるようになっています。エチオピア以外の国にも多くの子ども用車いすを送ってくれるようお願いします。また、そのためにエチオピアとしても協力をしていきたいと思います。」
アジア協会の頑張りです。永年継続参加のベテランは頼りになります。
(左)プロはなんでも相談にのってくれて解決してくれます。
(右)相模女子大チームのメンバーはひじ掛けのクロス張替えに挑戦し、完成させました。
いよいよ昼食の時間です。今日はエチオピアデーですのでカレーが準備されました。
大使夫妻にも食べていただきました。「美味しい」のお言葉でした。カレーを作るのはもう一人のアベベさんです。
ベトナムチームはいつものように車座になってカレーライスを味わいます。
大勢で参加の相模女子大チームは外でカレーを味わうグループと食堂で味わうグループに分かれました。
多摩工業高校の生徒たちも食堂でカレーを食べます。今日はいつも参加の先生が別のボランティアに出かけたので生徒3人での昼食です。
食後のフルーツとして柿が用意されました。この柿は森田会長が前日に自宅庭にある木から収穫したものです。本当にたくさんの柿を持ってきてくれました。
それをボランティアメンバーとエチオピア大使館職員が一緒になって皮をむいてくれました。美味しい柿でした。
(左)食後も作業は続きます。黙々と整備が完了した車椅子に番号を付与して、写真撮影します。今回は車椅子の写真を撮る相模女子大チームのメンバーを写真に収めました。
(右)これは車椅子ではありません。シャワー用の椅子だそうです。こうしたものも現地で喜ばれます。