北からの寒気が入り師走並みの寒さとなりましたが、60名を超える参加者で熱気にあふれた活動日となり、予定通りにミャンマー向け車椅子の作業が完了しました。この日のハイライトは、多彩な参加者グループと寒さを吹き飛ばすのにタイミングの良い「豚汁」ランチ。
ミャンマープロジェクトのみでなく年間を通じて支援を頂いている「日興アセットマネジメント株式会社」の社員の方々の参加があり、初めての方が殆どで、まず車椅子の種類の多さに驚いていました。相模女子大チームのメンバーの説明を受けながら一緒に作業を進めていました。
会にとってとても嬉しいことは、二人のお母さん方が車椅子を使用しているお嬢さんと一緒に訪問してくれたことです。加えて、今日の「豚汁」作りをリードしてくれた岡田さんを含めて3名のお母さんが作業の手伝いと他の参加者との交流を楽しんでくれました。お母さん方のお子さんへの優しさと強さがいつも我々の背中を押してくれています。
大人数で参加のベトナムチームの人達はいつもと同様に効率よく、かつにぎやかに作業を進めてくれ、すでに活動の中核としての存在感を示していました。明るさがいつも周りに元気な空気を作ってくれています。参加者の多くは11月23日の森田会長主催の「和服を着る会」に出席の予定で楽しみの笑顔を見せていました。
高野先生と一緒に参加の多摩工業高校の生徒の皆さんは「何をどうやるか」を心得ているので息の合った丁寧な作業です。
相模女子大チームの皆さんは2月の車椅子贈呈式に出席予定でこのプロジェクトのすべてに積極的に関わっていく、という姿勢をチーム内で確認して参加をしており、初めて参加の日興アセットマネジメントの社員の皆さんに説明をしながら一緒に作業をしていました。また、各作業の連絡を取り作業全体の流れにも気を配っていました。
この日のハイライトはランチの「豚汁」、そして主役は豚汁料理チーム。いつもは整備で厳しい西野会員もスパナを包丁に持ち替え、プロカメラマンの松井さんと埼玉から駆けつけてくれた岡田さん、それに西野さんのお孫さんで60人分以上の豚汁づくりに精出していました。味は好評。当然お代わり続出で、お腹も心も温まる豚汁ランチでした。
整備梱包が完了した車椅子は翌日のコンテナー詰めに備えてトラックの荷台に積まれ、この日の作業が完了しました。
多くの参加者全員の協力の下で効率よく作業が進み予定時間より早く完了することが出来ました。また、多くの皆さんの交流の機会となったことも嬉しく思っています。あらためて参加者皆さんに感謝を申し上げます。