〇2017年2月7日 海外に子ども用車椅子を送る会活動に参加して(その2)

 相模女子大学4年 神谷彩香
 大学に入学し初めてこの活動の話を聞いた時、「楽しそう」と直感的に感じ、今まで活動に参加してきました。月に1度の整備ですが、参加すれば車椅子の整備における達成感と1日の充実感を感じることができました。
 最初の頃は自分でできるのか心配でしたが、汚れがたくさんあった車椅子が、掃除を終えて綺麗になっているところを見ると、とても嬉しくなりました。そしてこの整備には、日本以外の国出身の人、自分より年上の人、高校生など、様々な人と交流することができたため、自分の知らない世界や価値観を知りました。
 学生のうちに様々な人と出会い交流することはとても貴重な体験で、それを経験できた私はとても幸せだと思います。そして、何より参加できたことにとても感謝しています。この経験を生かし、社会人になっても多くの人と関わっていきたいと思います。

 相模女子大学4年 山井瑞穂
「誰かの役に立ちたい、海外に興味がある」という些細なきっかけから約4年間、この活動を続けてきました。参加当初、車椅子に関する知識は全くありませんでしたが、月に一度の整備活動に参加するうちに、車椅子に関する知識や、発展途上国での子ども用車椅子の必要性について、知識を得ることができました。
 マレーシアで行われた贈呈式では、実際に私たちが整備した車椅子を現地の子どもたちが笑顔で使用している姿を見ることができました。その姿を思い出すと、今でも嬉しさや達成感と同時に「この活動に参加して本当に良かった」と感じることができます。
 この活動では、普通に学生生活を送るだけでは体験できない貴重な経験をすることができました。今後も、自分のできる範囲で役に立つことができたらいいなと思います。

 車椅子整備をする2人(左が神谷さん、右が山井さん)
相模女子神谷・山井さん

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