船橋夏見特別支援学校から車椅子の提供を受けました。
千葉県立船橋夏見特別支援学校は、JR船橋駅からバスで10分ほど北にある肢体不自由教育を担う特別支援学校です。中学部、高等部から構成されています。およそ90名の生徒が在籍しています。(同校ホームページより)
12月15日(金)に車椅子6台、バギー2台、立位訓練器1台を引き取りました。学校の先生方とPTAの役員の皆さんが積込みを手伝ってくれました。
これで2023年度(2023年4月1日~12月15日)の収集実績は344台(車椅子とバギーの台数)となりました。座位保持やストレッチャーなどを含めると400台以上になります。また、提供をしてくださった学校数は21校(東京8、神奈川6、埼玉4,千葉3)です。また、個人での当会への持ち込みが23台、企業等からの支援は35台でした。
2023年度も、残り3か月程ですが、総じて順調な収集ができています。今年度の車椅子とバギーの収集目標である400台は達成できる見込みです。提供をしてくださった学校、個人、企業等の皆さんに感謝申し上げます。
2023年12月16日 事務局
CMA CGMジャパンの皆さんがきてくれました。
12月とは思えない暖かな活動日となりました。20℃近い陽気の下、気持ちよく作業ができました。当日は常連の相模女子大チーム5名と海運会社のCMA CGMジャパン株式会社から13名(2名の小学生を含む)が来てくれました。ボランティア4名、スタッフ5名、総勢26人でした。
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朝日小学生新聞に森田会長が紹介されました。
朝日小学生新聞に、森田会長が進めてきた当会の活動が詳しく、かつ子どもたちが理解しやすいように紹介されました。
「日本で使われなくなった子ども用の車いすを集めて、海外の子どもたちに届ける活動を20年ほど続けている森田祐和(64歳)。今年10月現在で26か国に9,515台を送りました。『車いすを使って自由に動く喜びを感じてほしい』といいます。」(同紙記事より)
上記の内容を、記事の中で詳しくわかりやすく解説しています。ユニークなのは「森田祐和さんを知るための質問」コーナーがあることです。(以下の6つの質問です)
・好きなものは?
・子どものころの思い出は?
・海外へ送る前の車いすの清掃などは、だれがしているの?
・車いすを送る活動を長く続けられる理由は?
・どんな社会になって欲しい?
・子どもたちに伝えたいことは?
これらの質問に答える森田会長自身の考えを是非ともご覧ください。
(右の記事イメージをクリックすると大きくなります)
2023年12月11日 事務局
今年一番の冷え込みの中の例会でした。
今までの暖かさから一転して真冬並みの寒さ、気温は7℃でした。そんな寒い中でしたが、ボランティアが集まってくれました。 相模女子大チーム5名、ベトナムチーム5名、多摩工業高校の先生方3名、ボランティア5名、スタッフ5名、総勢23人でした。
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エチオピア向け90台のコンテナーが東京港を出ました。
2023年11月12日(日)、エチオピア向け90台の車椅子を積載したコンテナー船が東京港を出ました。エチオピアは海に面していないため隣国のジブチ港で陸揚げが行われます。ジブチからアジスアベバまではトラック輸送です。ジブチには2023年12月21日の到着予定で、さらにジブチからアジスアベバまでは2週間から1か月程度の時間を要すると思われます。
今回のエチオピア・プロジェクトに対しては、東京昭島中央ロータリークラブの皆さんから支援を受けています。9月10日の活動日には15名のメンバーが参加して、車椅子の清掃・整備活動をしてくれました。また「ぜひ、エチオピア・プロジェクトに使って欲しい」と多額の寄付をいただいています。
加えて、送り先のエチオピアでは、2024年2月に贈呈式の開催を企画しています。式典が実現した場合は、ロータリークラブのメンバー数名が現地贈呈式に参加の予定です。「私たちが清掃・整備をした車椅子を実際に海外で使っている子どもに会いたい」とのことです。
エチオピアでの贈呈式開催は2018年の7月以来です。アフリカの遠い国ですが、車椅子を送ることができた上に、贈呈式に参加することができればうれしい限りです。
今回の90台のエチオピアへの発送により、同国への贈呈台数は680となりました。贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。
2023年11月14日 事務局
〇東京港からの出航に先立って羽村市でコンテナーへの積み込みが行われました。
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大し連続してみることができます。
パレットに載せられた梱包済み車椅子をコンテナーにフォークリフトで積み込みます。
(左)パレットからは手作業で運び入れます。
(右)扉を開けた時の車椅子の落下を防ぐための木製の蓋が取り付けられました。フォークを高く上げての作業です。
(左)東京昭島中央ロータリークラブの皆さんが、パレットに車椅子を載せる手伝いをしてくれました。
(右)全車椅子が積み込まれました。コンテナーの75%程度の容量でした。いつも積み込み時は車椅子が溢れないか心配です。今回は余裕がありました。
寒い日の活動となりました。
2023年11月12日(日)は、寒い一日でした。これまでは寒さよりも暑さに様々な対処をしながら作業をしてきました。しかし、この日は寒さに耐えながらの活動となりました。
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福生ブルースフェスティバルが開催されました。
さわやかな秋空の下、毎年恒例のブルース演奏会が11月5日に開催されました。今回は、JR八高線 東福生駅そばのスーパー・マルフジさんの大駐車場が会場でした。
福生ブルースフェスティバルは、当会の活動支援を目的に石川酒造当主の石川弥八郎さんが、ミュージシャンに呼びかけをして2006年に発足しました。ブルース演奏では名だたるプロミュージシャンが参加してくれていて、今回で16回目の開催です。
この日の演奏会では30人以上のミュージシャンが、フェスティバル開催の趣旨に賛同をして、数曲ずつ演奏してくれました。200人以上のオーディエンスと一体化した非常に盛り上がりのある演奏会となりました。
演奏の合間に、石川弥八郎さん、実行委員長チッコ相馬さん、森田が、海外の障害がある子どもの実態と日本からの支援の重要性をお話ししました。車椅子があると、子どもは外に出ておいしい空気を吸い、障害があってもより健康的な生活を送ることができるのです。
フェスティバル実行委員会は、オリジナルTシャツの製作・販売で会場の雰囲気を大いに盛り上げていました。また、当会のために募金箱を来場の皆さんに回してくれました。見て、聞いて、飲んで、楽しめた一日でした。
関係者の皆様にこの場をお借りして御礼を申し上げます。また来年、お会いしましょう。
2023年11月6日 森田 祐和
石川酒造当主の石川弥八郎さん(左)と
ともに挨拶をしました。
左から石川酒造当主 石川弥八郎さん、
森田、実行委員長のチッコ相馬さんです。
みなさん、有難うございました。
MFSインベストメントの皆さんが来てくださいました。
10月29日(日)、MFSインベストメント・マネジメント株式会社の皆さんが車椅子の整備例会に来てくれました。さわやかな秋空の下、とてもスムースに進行できました。10月の活動としては3回目の開催です。同社からは、当会に対して長年にわたり金銭面とこうした活動面での支援をいただいています。 続きを読む、、、
今年もBIKE&CAMPのイベントが開催されました。
当会の清掃・整備・梱包作業にボランティアとして参加してくれている山下さんが主宰する「BIKE&CAMP KANTOU23」 が霞ケ浦湖畔で10月28、29日の2日間にわたって開催されました。
「BIKE&CAMPは日本で唯一の自転車とキャンプをテーマにした『旅イベント』です。自転車イベントではありません。キャンプイベントでもありません。旅人が集まる旅イベントです。まだ日本では少数派の自転車キャンパー、そして自転車にこだわらず旅を愛する人たちのフェス&イベントです。米西海岸にあるような自由でCHILLなフェスの雰囲気を味わってください。」(同イベントの開催案内ホームページから。当会を「GUEST &EVENT」でも紹介してくれています。)
当会が、このイベントに参加するのは、昨年に続いて3回目です。山下さんから「イベントに参加して、車椅子の会の紹介をしませんか」と誘われたのがきっかけです。紹介の場を提供してくれるだけでなく、イベントの目玉の一つである「チャリティ・オークション」の売り上げを当会に寄付をしてくれています。今年も十分な寄付をいただきました。お礼を申し上げます。
当会からは理事1名、ボランティア1名の2名が参加しました。自転車もテントも持っていないのでホテル宿泊ですが、会場に子ども用車椅子1台、紹介パネル、パンフレット、募金箱を持参し、本部テントの特等席にスペースを貰って全部並べました。
会場には出展している自転車メーカー等が提供する試乗体験があります。体験をする人たちは、ヘルメットの準備がない場合もあります。その人たちに主催団体が所有するヘルメットのレンタルをします。その受付、貸出管理をイベントのお手伝いとして当会メンバーが担当しました。
夜のイベントであるトークショー、出展者からの無償提供品のチャリティ・オークションは今回も大変な盛り上がりでした。宿泊参加者にとっては最大の楽しみのようです。それに先立って、10分程度の時間でしたが、当会の活動の紹介をしました。後でスタッフの人に聞きますと「会の活動を多くの人に知ってもらうことができたと思います」とのことでした。
2日間とも時折小雨が降るあいにくの天候でしたが、多くの参加者、出展者、スタッフが本当に楽しそうに過ごしていました。それを見るだけの当会のメンバーでしたが、自転車とキャンプの活動をうらやましく思いました。会の紹介に耳を貸してもらい、オークションの寄付をいただき、感謝の気持ちでいっぱいのイベントでした。
2023年10月31日 事務局
〇イベントの楽しい雰囲気をご覧ください。
(左)案内パネルとともに参加者を迎える山下さんです。
(右)本部テントに車いす、会の横断幕、パネル、募金箱を置いて、ヘルメットのレンタルを担当しました。
(左)たくさんの出展者と宿泊参加所のテント群です。とにかく広い敷地です。
(右)キャンプに不可欠の薪の販売シーンです。持てるだけ持って、一回1,000円の販売なので皆さん必死です。
(左)トークショーのテーマは「輪行」でした。輪行(りんこう)とは、自転車を分解して専用の袋に収納し公共交通機関を使って運搬・移動することです。
(右)チャリティ・オークションです。どちらの写真も暗くてわかりにくいですが、大いに盛り上がりました。
(左)10分ほど時間を貰い、当会の紹介をしました。山下さんが当会の名称板をもってくれています。
(右)マスコミの取材も山下さんが受けていました。ラジオ番組の取材だそうです。
以上
マレーシア向けコンテナーが東京港を出ました。
当会が2004年に初めて子ども用車椅子を送り出したマレーシアでは、受け入れ団体であるALEPSの元会長であったサイド・プテラ氏が受け入れ窓口となり、車椅子の配布をしています。
そのサイド氏から緊急で連絡があり、障害を持つ子どもが最初に乗るバギーを配布したが、成長した子どもの体に合う二台目の車椅子がないので送ってほしいとの強い要望を受けました。それを待ち望む子どもが10人近くなってしまったためです。
マレーシアも車が普及してきていていますが、小型車が多いため折りたためるものが望まれているとの声でした。早速倉庫から車椅子を探し出し、梱包をしました。サイド氏は子ども用の車椅子製造から整備までできることから未整備で送り出しました。
コンテナーへの積み込みは10月18日に行い、10月21日に東京港を離れ、マレーシアポートケラン港には11月5日着予定です。これにより当会からマレーシアに送り出した総台数は1,658台となりました。この数字は送り出した国の中では第一位です。
贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。
2023年10月26日 事務局