パラグアイ向け90台が完成しました。
今回も、穏やかな天候に恵まれた例会となりました。参加者は、相模女子大チーム6名、多摩工科高校チーム3名、一般ボランティア3名、車椅子プロのTさんとMさん、スタッフ5名、総勢16人です。いつも参加のベトナムチームは旧正月のお祝いのため欠席でした。
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CMA CGM コンテナ―ヤードを見学しました。
2024年2月1日、横浜本牧にある海運会社CMA CGM社のコンテナーターミナルを訪問しました。当会が相模女子大学の学生の皆さんと同コンテナーターミナルを訪問するのは2回目です。
今回の参加者は、相模女子大学生8名、一般ボランティア2名、理事1名の11名でした。
同社のコンテナーターミナルは、本牧D4ターミナルと呼ばれる場所にあります。JR根岸線の関内駅に参加者が集合して、同社のマイクロバスでターミナルまで送ってもらいました。
見学会は下記の内容で、昼食を挟んで2時間半のイベントでした。
1.マイクロバスに乗ってターミナル構内の見学(構内が広いのでバスで移動です)
2.事務所内でコンテナー輸送の基礎と同社の事業内容の紹介
3.同社の若手社員2名と相模女子大の学生との懇談
構内見学は、通常は入ることができないところまで入り、寄港している船の紹介、巨大なクレーンの説明、ヤード内に高く積まれたコンテナーの種類や構内でのその移動の意味の説明を受けました。
コンテナー輸送の基礎に関しては、私たちが清掃・整備をした車椅子を事例にしてわかりやすく係の人が説明してくれました。コンテナーがトラックでヤードに運ばれ、通関手続きを経て船に積み込まれるまでの説明です。海運輸送の90%以上がコンテナー輸送であることや同社の世界の海運業界における位置づけなどが紹介されました。
昼食に続いて行われた同社若手社員2名と相模女子大学生との懇談会は、2つのグループに分かれて少人数で行われました。話題の中心は、就職活動に関する体験や感想などです。学生からの積極的な質問に同社社員のお二人が丁寧に答えてくれました。この懇談会は、今回の見学会の中でも特に学生の皆さんに好評でした。
見学会が終了すると、再びマイクロバスで関内駅まで送っていただきました。多くの同社の社員の皆さんから手厚いおもてなしを受けました。心よりお礼申し上げます。
有難うございました。
2024年2月3日 事務局
〇 見学会終了後に相模女子大学の学生から感想が届きました
普段見ることのできないところに入らせてもらったり、社員の方からお話を聞いたりと、とても貴重な経験をすることができました。特に、新卒2年目の方々からも懇談会といった形でお話しする機会を設けていただき、就活中の3年生にとっても、これからという2年生にとっても、とても良い機会となりました。
本日見学会に参加したことで、今まで知らなかった世界を知り、どのように車椅子が国外へ運ばれているのかを聞くことで、自分たちの可能性と視野が広がったと感じています。また、より一層車椅子プロジェクトに対する気持ちも高まりました。
CMA CGM社の皆さん、ありがとうございました。
〇 見学会の様子
(左)コンテナーヤードや、海運事業の説明がプロジェクターを使って行われました。
(右)入社2年目の社員の方を囲んで、2グループに分かれて相模女子大学学生が質問をします。少人数での質疑応答だったので学生にとって有意義な懇談会となりました。
穏やかな天候での例会を開催しました。
この時期の天候としては、非常に穏やかで過ごしやすい例会となりました。当日の参加者は、相模女子大チーム2名、ベトナムチーム8名、一般ボランティア2名、スタッフ4名、総勢16人でした。 続きを読む、、、
2024年最初の例会を開催しました。
2024年最初の例会を開催しました。朝方の気温は4℃で寒かったものの、太陽が昇り始めると10℃近くになり、風もなく、寒さが和らいだ中で活動ができました。
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明けまして おめでとうございます
2023年も多くの皆様の支援をいただき、約450台の車椅子を海外の子どもたちに届けることができました。
(2023年1月~12月末)
これは、車椅子を提供してくださる特別支援学校のみなさんや個別に車椅子を届けてくださるお父さんお母さん、ボランティア活動で車椅子の清掃・整備をしてくださるみなさん、そして寄付金の支援をしてくださる企業や団体、個人の方々のおかげです。昨年も当会を支えていただき、有難うございました。心よりお礼を申し上げます。
昨年来より始まった関連団体協同でのウクライナへのオール・ジャパンプロジェクトでは、当会としては100台を超える車椅子を送ることができました。また、全団体による5回のウクライナへの発送で、1,000台を超える車椅子を送ることができました。戦争という過酷な環境下でも、大人も子どもも少しでも移動できることの喜びを感じてくれることを祈ります。
私は、子どもの車椅子のことを365日考えています。生活から切り離すことはできないのです。非常に難しいことですが、障害のある子どもたちの心を理解しようと心がけています。子どもたちの気持ちを踏まえて、実際には目にすることがない遠い海外に住む子どもたちに車椅子を送ることを進めています。大切なことは、車椅子によって子どもたちの体を支援するだけでなく、心も豊かになってもらいたいということです。
車椅子を受け取った子どもは、そのあとも支援が必要です。これは子どもたちが成長をして車椅子の乗り換えの時期に顕在化する問題です。長期に渡って子どもを見つめる姿勢こそが最も大事なことにちがいありません。どのようにすれば継続した支援を当会としてできるのか模索中です。具体案を考えながら少しずつ歩を進めていきます。子どもたちの心を大切にしたいのです。
参加する人たちが、心を合わせて活動できるように最大限の配慮を心がけています。心で共鳴し、賛同と協力を得ながら、車椅子を送りたいと思います。すべて目には見えない心こそが活動の原点です。会の運営で大切にしている標語は「和を以て貴しとなす」ということがあげられます。会に携わる全員の力を結集して、動くことができない子どもたちに車椅子を送り届けるためには、皆さんのお力を借りなければ実現できません。
課題解決に取り組みながら、挑戦は続きます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年 元旦 森田 祐和
ウクライナ向け第5便が東京港を出ました。
ロンドン在住のジャーナリスト木村夫妻の声掛けで始まったウクライナに向けたオールジャパンプロジェクトの発送は5回を数えました。協力をした団体は合計で6団体となりました。当会は、第2便、第3便、第5便で子ども用車椅子の提供を行いました。その総数は101台です。また、オールジャパンプロジェクトとしての全発送台数は、1,095台です。
12月19日にコンテナーに積み込まれた第5便の280台(当会はそのうちの40台)の車椅子は、12月30日に東京港からポーランドに向けて出発しました。同国には2月15日ごろの到着予定です。ポーランドからは陸路でウクライナに運ばれます。
木村氏によると、これまでウクライナに寄贈した日本の車椅子は、すでにキーウの国立子ども病院の子どもたち、キーウ近郊のイバンキフ村にある介護施設の高齢者や障害者、西部テルノピル州の公立病院の負傷兵、子ども病院、児童養護施設の子どもたち、リシチャンスク市から避難されている方々のもとへと届けられ、すでに使用されているとのことです。
これで同国への贈呈は、2022年10月の12台(オールジャパンの前のプロジェクト)を加えて113台です。また、海外への総発送台数は、9,665台です。贈呈実績グラフはこちらからご覧ください。
第1~4便までの詳しい様子は、オールジャパンプロジェクトの発起人であるジャーナリスト木村氏のWEBサイトから見られます。
<< ウクライナ第5便の車椅子は下記の学校等から提供されたものです >>
板橋むらさき愛育園 千葉県立桜が丘特別支援学校 上菅田特別支援学校
都立多摩桜の丘学園 川崎地域療養センター 都立鹿本学園 千葉東病院
県立麻生養護学校 県立平塚養護学校 宮代特別支援学校
墨東特別支援学校 北綱島特別支援学校 県立船橋特別支援学校
都立村山特別支援学校 県立松戸特別支援学校 中川の郷療育センター
川崎地域療養センター NPO法人サボテンの花 個人による持ち込み その他
2023年12月31日 事務局
12月19日に三協運輸株式会社東京ターミナル部大井営業所でコンテナー積み込みが行われました。黄色のテープを巻いてある車椅子が当会が提供した子ども用車椅子と思われます。
船橋夏見特別支援学校から車椅子の提供を受けました。
千葉県立船橋夏見特別支援学校は、JR船橋駅からバスで10分ほど北にある肢体不自由教育を担う特別支援学校です。中学部、高等部から構成されています。およそ90名の生徒が在籍しています。(同校ホームページより)
12月15日(金)に車椅子6台、バギー2台、立位訓練器1台を引き取りました。学校の先生方とPTAの役員の皆さんが積込みを手伝ってくれました。
これで2023年度(2023年4月1日~12月15日)の収集実績は344台(車椅子とバギーの台数)となりました。座位保持やストレッチャーなどを含めると400台以上になります。また、提供をしてくださった学校数は21校(東京8、神奈川6、埼玉4,千葉3)です。また、個人での当会への持ち込みが23台、企業等からの支援は35台でした。
2023年度も、残り3か月程ですが、総じて順調な収集ができています。今年度の車椅子とバギーの収集目標である400台は達成できる見込みです。提供をしてくださった学校、個人、企業等の皆さんに感謝申し上げます。
2023年12月16日 事務局
CMA CGMジャパンの皆さんがきてくれました。
12月とは思えない暖かな活動日となりました。20℃近い陽気の下、気持ちよく作業ができました。当日は常連の相模女子大チーム5名と海運会社のCMA CGMジャパン株式会社から13名(2名の小学生を含む)が来てくれました。ボランティア4名、スタッフ5名、総勢26人でした。
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朝日小学生新聞に森田会長が紹介されました。
朝日小学生新聞に、森田会長が進めてきた当会の活動が詳しく、かつ子どもたちが理解しやすいように紹介されました。
「日本で使われなくなった子ども用の車いすを集めて、海外の子どもたちに届ける活動を20年ほど続けている森田祐和(64歳)。今年10月現在で26か国に9,515台を送りました。『車いすを使って自由に動く喜びを感じてほしい』といいます。」(同紙記事より)
上記の内容を、記事の中で詳しくわかりやすく解説しています。ユニークなのは「森田祐和さんを知るための質問」コーナーがあることです。(以下の6つの質問です)
・好きなものは?
・子どものころの思い出は?
・海外へ送る前の車いすの清掃などは、だれがしているの?
・車いすを送る活動を長く続けられる理由は?
・どんな社会になって欲しい?
・子どもたちに伝えたいことは?
これらの質問に答える森田会長自身の考えを是非ともご覧ください。
(右の記事イメージをクリックすると大きくなります)
2023年12月11日 事務局
今年一番の冷え込みの中の例会でした。
今までの暖かさから一転して真冬並みの寒さ、気温は7℃でした。そんな寒い中でしたが、ボランティアが集まってくれました。 相模女子大チーム5名、ベトナムチーム5名、多摩工業高校の先生方3名、ボランティア5名、スタッフ5名、総勢23人でした。
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