○ ネパール・プロジェクトに日本国際協力システムからの支援が決定しました。
本年7月に ネパールのNGO団体CBRSポカラと協力し、ネパールの子ども達に90台の車椅子を送るプロジェクトを進めています。このプロジェクトに対して、NPO法人への支援事業に積極的な有力団体 一般財団法人日本協力システム(JICS) からの支援が決定しました。
JICS NGO支援事業は1999年よりはじまり、現在では年間10団体程度に対する 支援が行われています。当会は初めてJICS NGO支援事業に応募し、このネパールプロジェクトに対する支援決定連絡を受け取ることができました。支援金は輸送費関連の費用として使用する予定です。
ネパールに車椅子を届けるのは2012年以来5年ぶりです。
2017年2月13日 事務局
○ 嬉しいことがありました。
昨年の12月から当会にとって嬉しいことがいくつかありました。
(その1)
2016年12月の例会活動に、1組のご夫婦が参加してくれました。「よく来るのですか?」と聞くと、「いいえ、初めてです。昔、子どもの頃に羽村に住んでいて、ここでこのような活動をしているのだとホームページを見て、参加したくなり来ました。現在の住まいは横浜です。」
このように偶然、ホームページを見て、参加してくださることに感謝です。
(その2)
ジャパンギビングの寄付募集を開始しました。すぐに、マレーシア在住の女性が当会の活動の主旨を理解してくださり寄付がありました。遠い異国の地から応援してくれています。
(その3)
当会のホームページを見て、入会をしてくれた人が2人ありました。お一人は個人会員としての入会です。当会の活動の主旨を理解してくださり、入会を決意してくれました。1月の例会にも参加し、車椅子の整備をお手伝いしてくれました。もう一人は、法人会員としての入会です。会社の経営者で、毎年の寄付も検討いただいています。
仲間が増えるのは嬉しいことです。
(その4)
1月の例会で1人の新しい参加者がありました。「森田会長がラジオで当会の活動の紹介をするのを聞いて参加したくなり、来ました。」とのことでした。
皆様がいろいろなきっかけで当会を知り、その主旨に賛同してそれぞれの形で支援をしてくれています。
2017年1月21日 事務局
○ 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
昨年は、7カ国に868台(発送実績)の車椅子を届けることができました。これは、当会を支援してくださるすべての方のおかげです。心より御礼を申し上げます。
昨年末にベトナムの贈呈式の報告書を掲載しました。多くの皆様にご一読をお願いします。現地の模様が詳細にわかる内容となっています。
ベトナムは他国と事情が異なり、戦時の薬剤散布の影響がどこまでも、いつまでも付きまとい、それが子どもたちの体にまで入り込んでいることに心が痛みます。それゆえに、大変多くの人たちに沈黙の爆弾を抱えさせて苦しめていると危惧されます。
* * *
私たちの活動は、海外の多くの子どもたちから必要とされています。母子の幸せのために、人間らしく生きられることを願って、その数はわずかであっても車椅子をお届けしたいと感じます。
生まれてきた国や環境、時代は誰のせいでもない。自分ではどうしようもできない人たち、子どもたちのためにできるだけの誠意をもって接していく、手を差し伸べることは人間らしい生き方だと思います。
本年も地道に車椅子を届けたいと思います。また、少し楽しみながら活動できればと願っています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2017年1月 森田祐和