暑い活動日でした。
前日の25日(土)に続いて26日(日)も全国的に気温が上がり、東京都心で2日続けて35℃を超えるなど、関東を中心に猛烈な暑さとなったとテレビ報道がありました。活動拠点の福生市でも、朝から真夏を思わせる強い日差しが降り注ぎ猛烈な暑さになりました。
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急な雷雨で早めに例会を終了しました。
6月12日(日)に6月1回目のミニ例会を開催しました。この日は、曇り空で作業が始まりました。常連の相模女子大チーム6名、ベトナムチーム5名、スタッフ5名の総勢17名での開催となりました。ここ最近のコロナ感染者の数字も減少傾向にあり、20名までなら感染の危険性も低いだろうと考えての開催です。続きを読む、、、
真夏日の暑い例会となりました。
5月29日(日)に5月最後のミニ例会を開催しました。この日は、全国的に気温が高く35℃超えの「猛暑日」となった地域もあったようです。当会の活動拠点がある東京都福生市も30℃超えの「真夏日」となりました。続きを読む、、、
相模女子大学チームとの例会を開催しました。
5月15日(日)にミニ例会を開催しました。参加者は、相模女子大学チーム10名とスタッフ4名、合計14名でした。
2022年度に入りましたが、具体的な贈呈先は確定していないので、整備や梱包はせず、清掃のみの作業を行うことにしました。続きを読む、、、
タイの第2パートナーRICDを表敬訪問しました。
多くの人が来てくれました。
4月24日(日)に例会を開催しました。今までは、コロナ禍のため「ミニ例会」として活動を細々ながら少人数で開催を継続してきましたが、当日は相模女子大学チーム8名、ベトナムチーム8名(+赤ちゃん一人)、一般ボランティアとスタッフの6名での合計22名と多くの人が集まっての例会となりました。続きを読む、、、
嬉しい車椅子が届きました(一部修正しました)
4月10日の新年度初めての清掃活動を開催しましたが、そこに、株式会社創カンパニーの稲垣さんご夫婦が車椅子、バギー、ウオーカー、立位訓練器と電動車椅子などを届けてくださいました。株式会社創カンパニーは東京都足立区で訪問介護、居宅介護支援、児童デイサービス、相談支援などの活動を行っています。稲垣さんは、そうした活動の中で使われなくなった車椅子を当会に届けてくれるのです。
右の写真が、届けられた車椅子です。
左からバギー(青、オレンジ)、右奥には黒の日除けが付いた車椅子があります。その右には電動車椅子(2台)、さらに奥には、立ち上がる訓練を補助する立位訓練器があり、手前に横置きされているパイプ状のものは歩行訓練を行うためのウオーカー(2台)です。
稲垣さん、いつも有難うございます。
黒の日除けフードが付いた車椅子は、非常に綺麗な状態でしたので、届けてくれた稲垣さんに使用状況について伺いました。この車椅子を使っていたのは、現在中学2年生の男子生徒とのことです。彼は、小学6年生の時に脳の血管障害で倒れました。重度の障害で寝たきりになり、気管切開と胃瘻(いろう)措置が取られます。気管切開したことで言葉も失いました。リハビリ入院も含めると、ほぼ2年間入院生活が続きました。リハビリの成果もあり、気管カニューレ(かにゅーれ:気管切開後に切開部から気管内に挿入する管)も抜け、座位保持装置があれば座っていることも出来るようになりました。ご両親は、彼の状態が安定してきたので病院から家に連れて帰る決心をします。今回、稲垣さんが届けてくれた重度の障害児用の車椅子は、退院に向けて製作したものです。
家での生活が始まります。そこから、激変が起きます。自分で食事を口から摂りはじめたのです。すると、胃瘻も不要となり、身体もしっかりとしてきました。元々、体を動かすことが好きだった彼は歩行訓練以外にも、ボッチャやハンドサッカー等のスポーツもするようにまでなります。そして、言葉も戻り、冗談を言って周囲を笑わせたりするほどに回復します。文字も書き、計算も出来るようになりました。
退院して半年も経つと、身体も成長し、車椅子が合わなくなりました。現在、身体に合わせた自走の出来る車椅子の製作を依頼しています。そして、それまでの車椅子を当会に届けてくれたのです。
過去にもきれいなままの車椅子が届くことはありました。そのほとんどの理由は、使って欲しい子どもの命が尽きてしまったため車椅子が使われなくなったからです。親は、子どもの姿と重なる車椅子を「海外の子どもに使って欲しい」と強く望み、私たちもその思いに応えたいと活動しています。
しかしながら、今回の件は、正反対の出来事です。使用者が元気になることで車椅子が使われなくなり、当会に届けられました。悲しい出来事が背景にあるのではなく、子どもが元気になることで届けられた車椅子を受け取るのはこの上なくうれしいことです。今回の車椅子を、1日でも早く海外で車椅子を待っている子どもたちに届けたいと思います。
2022年 4月16日 森田 祐和
今年度 最初のミニ例会を開催しました。
東京都に適用されていた蔓延延防止等重点措置が3月21日で解除されました。それを受けて、4月10日に今年度最初の例会を開催しました。小泉先生と現役の学生4人に加えて、3月に卒業して新社会人となったOGの二人が来てくれました。続きを読む、、、
パキスタン向け80台を載せた船が出港しました。
NPO法人「さくら車いすプロジェクト」(東京都墨田区:斎藤 省 氏)と共同でパキスタンに送ることになった電動車いす90台と子ども用車椅子80台を積み込んだ本船は、4月5日に横浜港を出ました。パキスタン・カラチ港経由で陸路ラホール市まで約2ヶ月をかけて送り先であるパキスタンの「マイルストン特別な人のための協会」(MILESTONE Society for the special persons)に届く予定です。
これで、パキスタンへの贈呈台数は101台です。また、当会が海外に送った車椅子の全台数は、9,102台となりました。贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。また、車椅子のコンテナー積込みの様子はこちらからご覧ください。
2022年4月7日 事務局
パキスタンへ80台を送ります。
コロナ禍で大きな制約を受けているために十分な活動を行うことができない状況ですが、車椅子を必要としている海外の子どもたちに届けたいという思いから、様々な人たちと連携することで車椅子の贈呈の実現を図っています。
当会は、多くの支援学校などから子ども用手動車椅子引き取りますが、時々、電動車椅子が入ってきます。当会は電動車椅子のメンテナンスなどができないので海外に送ることはしていません。これまで、NPO法人「さくら車いすプロジェクト」(東京都墨田区:斎藤 省 氏)に渡して活用して貰ってきました。
同プロジェクトは、2011年に設立され、アジア各国の障害者リーダーに中古電動車椅子を送る活動を継続的に行ってきています。特にパキスタンと関連が深くこれまでも多くの電動車椅子を送っています。今回は、同プロジェクトの90台の電動車椅子の送付と一緒に、当会からは80台の手動子ども用車椅子を送ることにしました。
子ども用車椅子の送り先は、パキスタン・ラホールの「マイルストン特別な人のための協会」(MILESTONE Society for the special persons)です。彼らは、「障害者(Disabled Persons)」の呼称を「特別な人(Special Persons)」に改める運動を展開していて、組織の名称にも「特別な人」を用いています。
マイルストン協会は、「特別な人」への車椅子提供による支援はもとより、現地での車椅子の補修、整備を障害者自らが行い、更に車椅子の生産をすることも行っています。今回の子ども用車椅子は、未整備でお届けし現地での整備、再生をマイルストン協会に実施してもらいます。技術力があるので安心して任せることができます。
同協会は車椅子を贈る活動以外に、各種障害者スポーツ大会へ選手を参加させ優秀な成績を収めることや、学校への入学や雇用の場での障害者枠を確保する法律を施行させるなどの社会改革運動にも取り組んでいます。このように優れた団体であることから、さくら車いすプロジェクトの代表である斎藤氏の力を借りて、当会としても子ども用車椅子を同協会に送ることを決定しました。
さくら車いすプロジェクトがパキスタンへの船の手配をしてくれました。その船に車椅子を載せるため、4月2日に茨城県坂東市でパキスタン向け車椅子のコンテナー積込み作業を行いました。コンテナー内部に木製棚を設置し、一台120kg近い電動車椅子90台を下段に、子ども用手動車椅子80台を上段に積み込みました。
4月第一週に横浜から出るコンテナーはパキスタン・カラチ港経由で陸路ラホール市まで約2ヶ月をかけてマイルストン協会に届く予定です。
2022年4月4日 事務局
(左)40フィート・コンテナーにトラックを横付けして、車椅子を積込みます。
(右)上下2段に積み分けます。上段には、当会からの子ども用車椅子80台を、下段には電動車椅子90台を積み込みました。