大泉特別支援学校から34台の提供を受けました。
7月29日(金)35℃の猛暑の中、東京都立大泉特別支援学校から34台の車椅子等の提供を受けました。同校は「練馬区・西東京市の一部を通学区域とした、身体が不自由な児童・生徒が学ぶ特別支援学校です。小学部・中学部・高等部が設置されています。7月現在の児童・生徒数は、小学生42名、中学生22名、高校生25名です。」(同校ホームページより)
スタッフが11時に到着すると、PTA会長、副会長をはじめ役員と学校の先生方がすでに車椅子を学校のエントランスに並べてくれていました。車椅子14台、バギー10台、座位保持3台、歩行訓練器4台、立位訓練器3台の合計34台です。
挨拶もそこそこにすぐに「大泉特別支援学校 2022年7月」のシールをすべての車椅子に貼りました。この作業でも、PTAの役員と先生方が手伝ってくれました。一人が、持参したシールを台紙から剥がして手渡してくれます。もう一人は、車椅子のシールを貼るのに適していると思われる個所の埃を雑巾で取ってくれます。おかげでシール貼りはあっという間に終わりました。
そして、トラックへの積み込みをみんなで行いました。積み込みも短時間で終了し、皆さんと情報交換をしました。今回は34台の車椅子などが集まったが、毎年このような台数が集まるわけではないので、3年に1回程度収集に来てもらえるといいと会長から説明がありました。当会としてもこのように一定の台数がまとまると収集費用の面で助かるので、3年に一度というような配慮はありがたいです。
「この車椅子はどこに送られるのですか」と質問がありました。「現在の計画ではインドに送ります」と返答すると「インドに行くんだ」と皆さん、感慨深げでした。やはり子どもたちが大切に使っていた車椅子が、次はどこでどのように使われるかは気になるところだろうと推察します。今回引き取った車椅子を、約束通り2022年度内にはインドの福祉団体に届ける決意を新たにしました。
皆さん、暑い中でのお手伝い本当にありがとうございました。
2022年7月30日 事務局
〇車椅子積み込みの様子
(左)「大泉特別支援学校 2022年7月」のシールを貼ります。
(右)PTAの役員が台紙からシールをはがしてスタッフ(筆者)に渡してくれます。
(左)車椅子の後方のフレームに学校名シールを貼ります。はがれないようにシールの上から透明シールを重ねて貼ります。
(右)役員がかがんで、車椅子のシールを貼るところを事前に雑巾できれいにしてくれます。
このお二人の補助作業のおかげでスムーズにシール貼りを終えることができました。大助かりです。
(左)荷室はフルオープンです。立位訓練器は、大きいので一番初めに積み込みます。
(右)全員で一気にトラックまで車椅子を移動させます。
タイ RICD向け180台は下記の学校から届いた車椅子です。
7月19日に東京港を出たタイの第2のパートナーであるRICD(Rajanagarindra Institute of Child Development)に向けた180台の子ども用車椅子は、下記の特別支援学校や個人から提供されたものです。
むらさき愛育園 | 県立平塚養護学校 | 県立麻生養護学校 |
国立千葉東病院 | 緑成会整育園 通所センター | 都立小平特別支援学校 |
都立墨東特別支援学校 | 横浜市立上菅田特別支援学校 | 都立村山特別支援学校 |
県立相模原中央特別支援学校 | 千葉県立桜が丘特別支援学校 | 県立座間養護学校 |
都立八王子東特別支援学校 | さいたまひまわり特別支援学校 | 埼玉県立蓮田特別支援学校 |
県立鎌倉養護学校 | 都立鹿本学園 | さいたまさくら草特別支援学校 |
横浜市立北綱島特別支援学校 | 都立府中けやきの森学園 | 横浜市立若葉台特別支援学校 |
(順不同) | ||
皆さま、ご協力ありがとうございました。 |
2022年7月21日 事務局
タイ RICD向け180台を載せた船が出港しました。
当会にとってタイの第2のパートナーとなったRICD(Rajanagarindra Institute of Child Development)に向けた180台の子ども用車椅子を積み込んだ本船は、7月19日に東京港を出ました。8月1日ころにタイのバンコックに到着する見込みです。
今回のコンテナー発送に当たって、車椅子の発送準備完了から実際にトラックで東京港に出発するまでに非常に長い時間がかかりました。3月22日には、「4月中旬までに車椅子180台が揃うので、4月後半での船の手配」を依頼しました。しかし、180台すべての梱包が終わり、コンテナーへの積み込みを行う多摩包装工業㈱に集結した4月12日から7月まで、何の進展もありませんでした。原因は、関係者の誤解にあったようです。実際に船の手配が完了し、コンテナー積込みができたのは7月6日でした。足掛け5か月の作業となってしまい、当会の倉庫の保管料もかさむ非常に残念な事態となりました。また、その後の本船への積み込みから出港までも時間を要しました。車椅子を積み込んだコンテナーが東京港に到着したのは7月6日です。そのコンテナーが船に積み込まれて出港したのは7月19日とほぼ2週間を要しました。世界規模での海上輸送の混乱がまだ続いているためです。
今回のパートナーであるRICDは唯一海上輸送の費用負担をしてくれる団体です。加えて、車椅子の清掃・整備を完璧にこなす技術力・組織力を持っています。また、子どもたちへの支援も完璧に対応してくれるので、当会にとってありがたい存在です。海上輸送での多少の日程の遅れは受け入れたいと思います。
180台の車椅子が、RICDに無事に到着し清掃・整備が行われ、少しでも早くタイの子どもたちに届くことを祈ります。
これでタイへの贈呈台数は960台となりました。また、当会が海外に送った車椅子の全台数は、9,282台となりました。贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。
2022年7月20日 事務局
<コンテナー積込みの様子>
車椅子のコンテナー船での東京港からの出発に先立って、7月6日に車椅子の保管を依頼していた多摩包装工業株式会社でコンテナー詰めを行いました。40フィートコンテナーでの輸送です。
(左)コンテナーが倉庫前に横付けされました。これからコンテナーに積み込みます。
(右)多摩包装工業㈱で保管してもらっていた梱包済の車椅子です。
早速、フォークリフトを使ってコンテナーに積み込みます。スペースの効率をうまく考えて積み込まないと、180台の車椅子が入りきらない危険性もあります。
このように、できるだけサイズの大きい車椅子から奥に順番に入れていきます。
7割方の車椅子を積み込んだところで、コンテナーの木製の「格子蓋」を取り付けます。より多くの車椅子を格納するためと、コンテナーを開けたときの荷崩れを防止するためです。格子蓋の上から車椅子を積み込みます。
(左)180台の車椅子が無事にコンテナーに積み込まれました。スペース的には余裕があり、一安心です。
(右)コンテナーを開けたときの荷崩れ防止としてもう一段の格子蓋を追加しました。丁寧な積み込みをしてくれました。
(左)コンテナーの中身が盗難にあわないように森田会長が右手に持つブルーの「シール」で封印をしました。
(右)180台の車椅子は東京港に向けて出発しました。
以上
今日も暑い中でのミニ例会を開催しました。
一時の酷暑ほどではありませんでしたが、7月10日も30℃超えの暑い日の例会となりました。早朝は曇り空でしたが、徐々に晴れてきて強い日差しで暑さが強く感じられる夏空となりました。一方で、コロナ感染は徐々に広がりを見せ「第7波に入った」と言われるまでになっています。 続きを読む、、、
臨時のミニ例会を開催しました。
ブルームバーグの人から、「当会に興味があり活動参加を検討している」との連絡がありました。早速、体験例会を設定して、車椅子の清掃作業を6名の社員に体験してもらいました。 続きを読む、、、
2021年度事業活動報告書及び次年度計画書を掲載しました。*
2022年6月27日(月)に当会の総会が開催され、2021年度事業活動報告書及び次年度計画書が承認されました。 報告書は、右の報告書イメージをクリックすると見ることができます。
また、こちらからはすべての年度の報告書を見ることができます。
暑い活動日でした。
前日の25日(土)に続いて26日(日)も全国的に気温が上がり、東京都心で2日続けて35℃を超えるなど、関東を中心に猛烈な暑さとなったとテレビ報道がありました。活動拠点の福生市でも、朝から真夏を思わせる強い日差しが降り注ぎ猛烈な暑さになりました。
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急な雷雨で早めに例会を終了しました。
6月12日(日)に6月1回目のミニ例会を開催しました。この日は、曇り空で作業が始まりました。常連の相模女子大チーム6名、ベトナムチーム5名、スタッフ5名の総勢17名での開催となりました。ここ最近のコロナ感染者の数字も減少傾向にあり、20名までなら感染の危険性も低いだろうと考えての開催です。続きを読む、、、
真夏日の暑い例会となりました。
5月29日(日)に5月最後のミニ例会を開催しました。この日は、全国的に気温が高く35℃超えの「猛暑日」となった地域もあったようです。当会の活動拠点がある東京都福生市も30℃超えの「真夏日」となりました。続きを読む、、、
相模女子大学チームとの例会を開催しました。
5月15日(日)にミニ例会を開催しました。参加者は、相模女子大学チーム10名とスタッフ4名、合計14名でした。
2022年度に入りましたが、具体的な贈呈先は確定していないので、整備や梱包はせず、清掃のみの作業を行うことにしました。続きを読む、、、