モンゴルで贈呈式が開催されました。

  2024年11月29日、モンゴルの「Universal Progress Center自立生活センター」(代表 アンドラフバヤル氏)に向けた車椅子や、補装具を積載したコンテナー船が東京港を出ました。当初の見込みでは、ウランバートルに着くのは2~3か月後とのことでしたが、2025年1月30日に到着し、極寒の中で倉庫搬入が行われました。

 車椅子は、107台のすべてが事前にモンゴル全国の希望者に届けられたそうです。モンゴルは国土が広く、遠いところではウランバートルから1,600kmの場所もあったそうです。当会が事前に送った車椅子の写真と座面のサイズ情報をもとに子どもを選定しますが、中にはサイズが合わないケースもあったようです。この作業を行った現地の関係者とJICA海外協力隊のO氏に感謝です。

 気温も上がった4月18日(金)午後2時に贈呈式が開催されました。場所は、モンゴル障害者開発庁の8階の会議室です。モンゴル側の出席者は、ユニバーサル・プログレス・センター(今回の贈呈先)、モンゴル障がい児親の会、今回車椅子を受け取った当事者の子どもたちとその保護者、子どもたちが利用する施設の関係者、障がい者開発庁、国立障がい児リハビリセンターです。
 
 日本からは、 東京昭島中央ロータリークラブ、 在モンゴル日本大使館、 JICAモンゴル事務所、モンゴル日本人会および当会から森田です。贈呈式の様子はモンゴル国営放送により取材が行われました。

 今回の贈呈で、モンゴル側は大変に喜んでくれました。しかし、それ以上に次の受け取りに関する要望が非常に強くあり、次回に向けた態勢作りを進めていました。そうした熱い思いに継続して送りたいと決意した次第です。

2025年4月26日      森田 祐和

〇モンゴル訪問記を掲載しました。ご覧ください。

〇贈呈式の様子です。

(左)贈呈式で挨拶をする筆者
(右)贈呈先の代表であるバイヤール氏(車椅子に乗る右の人)と関係者との記念撮影

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