2024年8月28日にソロモン諸島出身の留学生サマンサさんに車椅子を渡しました。9月5日にはサマンサさんが車椅子を持って飛行機でソロモン諸島に一時帰国しました。
彼女自身が帰国したのは、ソロモン諸島の首都ホニアラがあるガダルカナル島で、弟さんがお母さんと一緒に暮らしているのは、その島の隣のマライタ島です。車椅子はホニアラから隣の島へ簡単には届かなかったようです。
2024年11月13日にサマンサさんから車椅子に乗る弟さんの写真が届きました。2か月以上の日数が経っていましたが、弟さんと家族の写真を見て、関係者一同が大喜びしました。
通常はコンテナーで90台を海外パートナーに送っている当会ですが、このように個別の贈呈を実現できたことは望外の喜びです。これは、サマンサさんの弟さんとお母さんを思う気持ちから実現したものだと思います。当会から彼女がソロモン諸島に車椅子を運ぶための費用支援をしました。それは、コンテナーで90台を運ぶ時の1台当たりのコストより高いものでしたが、機会があればこのような支援も継続していきたいと思います。
2024年11月19日 森田 祐和
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大してみることができます。
(左)自宅前で車椅子に乗るサマンサさんの弟さん
(右)車椅子に乗るサマンサさんの弟さんとお母さん(右から2人目)とおばさん(左)と甥っ子さん(右)です。