パラグアイ向け90台のコンテナーが東京港を出ました。

 2024年3月26日(火)の早朝、パラグアイ向け90台の車椅子を積載したコンテナー船が東京港を出ました。韓国のプサンを経由して、目的地のパラグアイ・アスンシオンには5月22日ころに到着する予定です。

 車椅子の受け取り手は、前回と同じパラグアイのアスンシオン市に拠点を置くアスンシオン・ビラモラ・ライオンズクラブです。同クラブは、小児科、眼科など様々な医療機関や移動クリニックを運営しているグループで、今回の車椅子も大切に子どもたちに提供してくれると確信しています。

 パラグアイ向けの当会でのプロジェクトは、2023年10月22日に始まり、2024年2月11日までの4か月を要しました。この間に8回の定例整備会を行い、ほぼ20台/月の整備台数を実現できました。多くのボランティアの皆さんに感謝申し上げます。

 また、前回のパラグアイ向けプロジェクト同様、海上輸送はOcean Network Express Pte. Ltd.(ONE社)が無償提供してくださいました。地球の反対側の遠い国へ車椅子を送るための海上輸送の支援をしてくださることは、当会にとってありがたいことです。

 今回のパラグアイ向けの車椅子は、下記の支援学校から提供いただいたものです。下記以外にも、一般企業や個人の皆さんからの提供もあります。改めてお礼を申し上げます。
 千葉桜が丘特別支援学校   北綱島特別支援学校  県立船橋特別支援学校    
 鹿浜特別支援学校      むらさき愛育園    埼玉市立ひまわり特別支援 
 墨東特別支援学校      船橋夏見特別支援学校 都立多摩桜の丘学園
 川島ひばりが丘特別支援学校 緑成会整育園     宮代特別支援学校 他、等

 今回の90台のパラグアイへの発送により、同国への贈呈台数は692台となりました。
贈呈実績グラフは、こちらからご覧ください。

2024年3月26日      事務局



〇出航に先立って、3月18日に羽村市でコンテナーへの積み込みが行われました。
(写真の見方)掲載されている写真をクリックすると、拡大し連続してみることができます。

(左)車椅子は、すでにパレットに載せられてコンテナー到着を待っていました。
(右)定刻の午前9:00ぴったりにコンテナーが到着しました。


早速、フォークリフトを使ってコンテナーに積み込みます。今回は、大型の車椅子が多くコンテナーが満杯になる恐れがあったため、1台1台を慎重に積み上げながら入れていきます。


最後は、荷崩れ防止用の木柵を取り付けてその上から車椅子を入れ込みます。


どうにか積み込むことができました。扉を閉めて「シール」と言われる封印をします。


(左)集まった相模女子大のメンバーと森田会長、スタッフがパラグアイの国旗を背景に
記念撮影しました。
(右)トラックはコンテナーを牽引して東京港のコンテナ―・ヤードに向かいました。

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