11月12日に駐日パラグアイ特命全権大使ラウル・フリーレンティンアントラ閣下を大使館に訪ねました。昭島中央ロータリークラブの皆さんがパラグアイの子どもたちに文房具を届けたいとのことで、クラブの皆さんをパラグアイ大使館に案内し、文房具を大使に届けました。同クラブは様々な活動を行っていて、当会も毎年資金援助と車椅子の清掃・整備活動の支援を頂戴しています。そうした大切な支援パートナーのお手伝いをできたことをうれしく思います。
その後、大使から2020年2月に発送したパラグアイ向け90台の車椅子についてお詫びの言葉がありました。車椅子を載せた本船が2月24日に東京港を出港し、パラグアイの首都にあるアスンシオン港に5月4日に到着しました。しかしながら、パラグアイでも新型コロナウイルスのためにコンテナー取り扱い作業が制限されていました。このため、港に到着してから約4か月後の8月25日にようやく現地でコンテナーの取り扱いが行われ、車椅子が無事にパラグアイ障害者人権保護庁(SENADIS)に渡されました。「皆さんの努力でパラグアイの港に車椅子が届いたにも関わらず、4か月近くも遅れてしまい申し訳なかった」と大使からお言葉がありました。大使は当会の活動を高く評価し感謝をしてくれています。そのことが大変うれしかったです。
森田からは「1日でもはやくパラグアイの車椅子を必要とする子どもたちに90台すべての車椅子が届くことを願っています。また、次回も今回と同様に車椅子を送りたいと思います」と申し上げました。
2020年11月12日 森田 裕和
(左)文房具を前に大使(右から3人目)と昭島中央ロータリークラブの皆さん、筆者
(右)手土産の京都のミニ着物を大使に渡す筆者