インドネシアへ160台送った贈呈式を5月2日ジャワ島中部の都市スラカルタで行い、その後で前回2013年に届けた子ども達の家庭を訪問し、生活の様子や車椅子の活用状況を視察してきました。(贈呈式の詳しい様子は贈呈実績をご覧下さい)
母親は子どもの移動や介護の負担が減ったと感謝の言葉をもらいました。
人生15年目で初めて車椅子に乗ったイアン君(15歳)。家の外へ自分で出られて
大喜びしてくれました。
車椅子のない子ども達は床やベッドに一日中横になっているのです。車椅子で背骨や
筋肉を矯正し、リハビリで治療するのが効果的で母親にその指導しました。農家の
現金収入は月200ドル以下で少なく、治療に行く金もないと母親は嘆いていました。
アミナちゃん(9歳)の父親は彼女のために工夫して木材で簡単な車椅子や椅子、姿勢矯正器具を作っていたのに感動しました。日本からの車椅子に感謝して我々と家族と是非写真を撮りたいと記念撮影をしました。
2016年6月21日 片野