ネパールの少年に車椅子を届けました。

エベレストのお膝元、ネパールの首都カトマンズに車椅子を必要とする15歳の少年がいるのですぐにでも送りたいとの話を在日ネパールの方からお聞きしました。
偶然、我が家に到着した車椅子が、身長と腰かけた時のお尻のサイズに合うことが分かりました。
連絡をすると、すぐにその方が取りに来られました。
今回は帰国する知人に飛行機で手荷物として依頼したそうですが、15キロもある堅牢な車椅子なので、ふるさとに帰る自分の手荷物を減らさなければならなかったはずです。

それでも心待ちにしている少年のためにカトマンズの自宅まで届けてくださったことに敬意を表します。
一人の少年のために、多くのネパールの方が連携して温かい気持ちをもって少年の夢をかなえて差し上げた点が光ります。
力を合わせれば実現できることを示してくれました。

当会も二度、ネパールに送付しましたが、あまりに遠く、手続きが複雑、輸送費が高額ゆえにその後のリクエストにお応え出来ず歯がゆい思いですが、チャンスが巡ってきたならば必ず送り届けたいと考えております。
ネパールの人たちの「人から人への連携」をみてお手本にしたいと思いました。

気持ちが温かくなるご報告です。
受け取った車いすに座っている少年の写真が届きました。 森田祐和
nepal

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