2017年8月20日 ネパール向け90台の整備を完了しました。

 幸いにも酷暑とはならず降り続いた雨も止んだ曇り空のもと、約70名というこれまでで最大人数の参加者を得て、整備作業が始まりました。ネパール向けの車椅子整備作業を行い、29台の整備を完了しました。これで当初の目標の90台を達成です。また、フィリピン向けの43台の梱包作業が完了。フィリピン向けは通常の整備をせずに送ります。フィリピンの受け入れ団体は、自ら整備する力を有しているので、未整備のまま送ることができるのです。

 午前十時過ぎにはすでに多くのボランティアが会場に集まり、作業が開始されていました。
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今回の活動には、多様な参加者がありました。東京昭島中央ロータリークラブから12名、ネパール出身の日本在住者が10名、相模女子大チーム15、福生高校チーム、多摩工業高校チーム、一般ボランティア等の総勢70名近くの陣容となりました。
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(写真下左)彼は、当会のホームページを見て都内から来てくれました。こうした活動に興味を持っていて、自らが活動する自転車関連のイベントとの連携を考えたいと言っていました。積極的に自分ができることを探して行動していました。
(写真下右)黙々と作業をする初参加のボランティア。
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(写真下左)ネパールチームの子どももしっかり整備のお手伝いです。
(写真下右)東京昭島中央ロータリークラブチームはテキパキと整備を進めます。
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(写真下右)コンテナ輸送でダメージを受けないように梱包材でしっかり包みます。
(写真下左)作業が終わって梱包された車椅子は倉庫に格納され、コンテナ詰め、船積みを待ちます。
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車椅子の整備対象は本体やタイヤだけではなく時にはアームレスト(肘掛)の交換も行います。
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このアームサポート(肘掛け)は痛みがひどく、交換を要します。まず、車椅子から外します。

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古くなった内部のスポンジ状のクッションを新しいものに取り換え、それを新しい生地でカバーします。これで新品のアームサポートが完成です。

今日も蒸し暑い環境の中での作業に冷たいスイカと飲み物が用意されました。甘くて冷たいスイカを作業の途中で食べることで整備作業に更に力が入りました。
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(写真下左)本日の成果を報告するスタッフの話に聞き入るボランティア。
(写真下右)作業後のミーティングで、今回のネパール向け整備に感謝しつつ、再度の贈呈の希望を語るネパールチーム代表の女性。
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作業後、恒例の全員での記念撮影。
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