タンザニア
第20回 2010年1月29日 タンザニア保健省社会福祉局 子ども達への車いす贈呈式
第10回 2007年10月8日 車椅子贈呈式の模様「タンザニア連合共和国」
10月8日ダルエスサラーム市内の保健福祉省医薬品保管倉庫敷地にテントが張られてムワキュウサ保健大臣と伊藤日本大使を主賓に迎えて、保健福祉省幹部、全国身障者協会会長、養護施設代表者、そして身障者の子ども達も約20名が出席合わせて100人以上が出席して小児医療施設8ヵ所への贈呈式が行われました。さらに多くのテレビ、新聞社などマスコミ関係も取材に来ていました。
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ムアキュウサ保健大臣のスピーチ(式後報道関係者に配布された原稿コピー要訳)
「タンザニア共和国を代表して私は日本からの来訪を心から歓迎し、タンザニアの滞在が楽しく思い出に残るように心から希望いたします。
タンザニア政府は多くの分野で日本政府とは長期に亘る協力関係にあります。
かかる協力関係が非政府団体にまで広まりつつあることは両国の人々との関係がより密接のなっているという明らかな証明であります。
私は森田会長や片野理事それに貴会の会員の方々が行っている活動に心から感動を受けました。
また身障障害の子ども達の団体への支援として適切な受益者に贈呈していただくことについても感動したところです。
タンザニア政府は真剣に福祉の改善を図るために、身障者が自立出来る方策の検討を始めました。
この方針にしたがって政府は全国の身体障害者の人数や実態の調査を現在行っています。
身体障害の子どもを支援の対象とすることを主眼としており、このことは早期に子どものときに手を打てば、大人になって障害の度合いが軽減されることから大変重要です。子ども達に代わって厚くお礼を申し上げます。
私の保健省は障害児の早期治療の対応策を確立する計画がまとまりつつあるときにこの支援が届きました。
この早期対応策の計画を成功させるにはこのような医療機器が不可欠であり、是非ボランテイアの有能なグループである「海外に子ども用車椅子を送る会」が進んで重要な役割に参加してほしいと心から希望いたします。
この機会にムタンゴ大使をはじめ東京の大使館の有能なスタッフがこのNPOと保健省とのよき橋渡しになっていたきその努力に感謝いたします。また医療管理部門や福祉局の職員には、これらの車椅子がスムースに通関し笑顔の子ども達に車椅子を手渡せるように努力を惜しまず準備をしてくれたことにお礼を申し上げます。
以上簡単ですがご挨拶を申し上げて、喜んで車椅子を受け取りたいと思います。
本当にありがとうございました。