第12回 2008年6月19日 ベトナム赤十字社 車いす贈呈式の模様

2008年6月19日ベトナム赤十字社の主催よる車いす贈呈式がハノイから約50km離れたハイズオン県の赤十字支部で行われました。

贈呈式には、ハイヅオン県副知事、タン赤十字副総裁、在ベトナム大使館真鍋参事官をはじめ県幹部、赤十字幹部など関係者それに身障者の大人16名子どもが3名と保護者など約80名と、新聞社やテレビ多数マスコミが参加して行われました。

贈呈式には身障者(大人17名、子ども3名)20名が保護者と参加し、車いすが各自に手渡されました。
※寄贈した40台の子ども用車いすと132台の大人用車いすは2つの赤十字社の支部から身障者に贈呈されます。

赤十字社のタン副総裁から「ベトナムでは負傷や枯葉剤による戦争犠牲者が多く、大人用も必要である。赤十字にはスイスの本部や各国から時々車椅子が送られてくるが、全部大人用で同じもの、重くて中国製などはすぐに錆びて故障してしまう。日本製は中古でも耐久性もよい。」と感謝のお言葉をいただきました。

大使館の真鍋参事官からは「大使館としては道路や橋の建設に援助している6が、民間レベルでこのような国際協力が人と人をつなぐ大切な活動である」と評価をいただきました

ベトナム赤十字社からは「子ども用車いすはまったく不足している。特に枯葉剤によるサリドマイド児は今3代目でその被害は将来も何代も影響があるといわれ、原爆よりも被害は大きくなる。」と子ども用車いすの寄贈を切望されました。

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